強心薬

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強心薬

1.強心薬の働き
・強心薬は、疲労などによる軽度の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整え、動悸や息切れなどの症状の改善を目的とする医薬品
・一般用医薬品では、強心作用を示す生薬成分が用いられる
2.強心薬の成分
1)強心成分
・強心成分には、心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める
成分名
・センソ、ゴオウ(牛黄)、ジャコウ(麝香)、ロクジョウ(鹿茸)
2)強心成分以外の配合成分
・強心薬には、鎮静、強壮などを目的とする生薬成分も配合されている
成分名
・リュウノウ(竜脳)、シンジュ(真珠)、レイヨウカク(羚羊角)、ジンコウ(沈香)、動物胆、ユウタン(熊胆)、サフラン、ニンジン(人参)、インヨウカク(淫羊藿)
3)漢方処方製剤
・動悸、息切れに用いられる漢方処方製剤として、リョウケイジュツカントウ(苓桂朮甘湯)がある
3.相互作用、受診勧奨
1)相互作用
強心薬の相互作用
・滋養強壮保健薬を併用した場合、生薬成分が重複して副作用が起こりやすくなる
2)受診勧奨
・強心薬を5から6日間使用しても症状の改善がみられない場合、ほかの原因に起因する可能性がある
・一般用医薬品の使用により動悸の副作用が現れた場合、強心薬による対処を図ってはならない

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2022.02.03 08:34 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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