心臓や血液に作用する薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高コレステロール改善薬

1.高コレステロール改善薬の働き
・コレステロールは、細胞の構成成分で、胆汁酸や副腎皮質ホルモンなどの生理活性物質の産生に重要で、生体に不可欠な物質
・その産生及び代謝は、主に肝臓で行われる
・主に食事から摂取された糖及び脂質からコレステロールが産生される
1)リボタンパク質
・コレステロールは、水に溶けにくいため、血液中ではリボタンパク質の状態で存在する
・リボタンパク質のバランスの乱れ自体は自覚症状を伴わないが、血液中のLDL(低密度リボタンパク質)が多く、HDL(高密度リボタンパク質)が少ない場合、コレステロールが抹消組織に蓄積し、心臓病、肥満、動脈硬化のリスクが高くなる
・LDLが140mg/dL以上、HDLが40mg/dL未満、中性脂肪が150mg/dL以上のいずれかである状態を脂質異常症という
・LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれ、コレステロールを肝臓から抹消組織へ運ぶ
・HDLコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれ、コレステロールを抹消組織から肝臓へ運ぶ
2.高コレステロール改善薬
・高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う抹消血行障害(手足の冷え、しびれ)の緩和などを目的として使用される医薬品

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2022.02.04 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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