心臓や血液に作用する薬(5)

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痔の薬

1.痔の薬と働き
・痔は、肛門附近の血管がうっ血し肛門に負担がかかることによって生じる肛門の病気の総称
・肛門部に過度の負担をかけることやストレスなどにより生じる生活習慣病
痔の予防
・長時間座ることを避ける
・軽い運動によって血行を良くする
・食物繊維の摂取を心掛ける
・刺激性のある食べ物を避ける
痔の主な病態
痔核(いぼ痔)
・肛門の血管群が部分的に拡張し、肛門部にいぼ状の腫れが生じたもの
・内痔核(直腸粘膜にできた痔核)は、自覚症状が少ない
・外痔核(肛門の出口側にできた痔核)は、出血や痛みを生じる
裂肛(切れ痔)
・肛門の出口からやや内側の上皮に傷が生じた状態
痔瘻
・肛門陰窩(肛門内部の小さなくぼみ)に糞便のカスが溜まって炎症、化膿を生じた状態
・進行すると、あふれた膿により周辺部の皮膚がかぶれ、赤く腫れて激痛を生じる
2.痔疾用薬とは
・外用痔疾用薬は、痔核または裂肛による痛み、痒み、腫れ、出血などの緩和、患部の消毒を目的とする坐剤、軟膏剤または外用液剤
・局所に適用されるが、坐剤および注入軟膏では、成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある
・内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下成分、整腸成分などが配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的

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2022.02.08 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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