内服アレルギー用薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0032_convert_20150502215828.jpg

内服アレルギー用薬

1.アレルギーの症状と内服アレルギー用薬の働き
・アレルギーとは、免疫反応が特定のアレルゲン(抗原)に対して過激に反応する状態のこと
アレルギーが起こるしくみ
・アレルゲン(抗原)が体内に侵入
・免疫グロブリン(抗体)が、アレルゲンを特異的に認識し、肥満細胞を刺激
・肥満細胞からヒスタミンやプロスタグランジンが遊離
・ヒスタミンが周囲の器官や組織の表面に分布する受容体と反応し、血管拡張、血管透過性亢進が生じる(アレルギーの発生)
1)内服アレルギー用薬と鼻炎用内服液
・内服アレルギー用薬は、じんましんや湿疹、かぶれ、およびそれらに伴う皮膚の痒みまたは鼻炎に用いられる内服薬の総称で、抗ヒスタミン成分が主体として配合されている
・抗ヒスタミン成分に、アドレナリン作動成分や抗コリン成分などを組み合わせて配合し、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎または副鼻腔炎による諸症状の緩和を目的としたものを鼻炎用内服薬という
2.内服アレルギー用薬の成分
・肥満細胞から遊離したヒスタミンと受容体との反応を妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える
成分名
・クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンマレイン酸塩、クレマスチンフマル酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、ジフェニルピラリン塩酸塩、ジフェニルピラリンテオクル酸塩、トリプロリジン塩酸塩、メキタジン、アゼラスチン、エミダスチン、ケトチフェン

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2022.02.13 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医薬品内服アレルギー用薬(1)












管理者にだけ表示