
成年後見制度
成年後見制度とは
・判断能力に問題のある人が不利益を被ることのないように、不十分な判断能力を補うための制度
判断能力に問題のある人を守る
・障害者のうち、身体障害者を除いた知的障害者や精神障害者の中には、判断能力に問題がある人がいる
・障害者の自立と社会参加が叫ばれている今、単に社会参加を促すだけでなく、保護すべき部分は社会全体で保護する必要がある
成年後見制度の対象者
・知的障害者、精神障害者のほかに、認知症、自閉症、事故による脳の損傷や脳の疾患に起因する精神上の障害を持つ人などが想定されている
・未成年者で判断能力に問題がある場合、民法の未成年者保護規定により保護される
法定後見制度
・民法に基づいて、判断能力に問題のある人の配偶者や親族など、一定の人の請求によって、家庭裁判所が審判を行って、成年後見人などの保護者をつけ、その代わりに本人が契約などの行為をする能力を制限することで本人を保護する制度
任意後見制度
・あらかじめ判断能力のあるうちに、自分が将来認知症や知的、精神障害者などにより判断能力に問題が生じる状況に至ったときに保護、支援してくれる後見人となる人を決めておく制度
・自己決定権の尊重の理念に即して定められた制度であり、任意後見契約という契約によって行われ、契約書は公正証書にしなければならない
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