成年後見制度(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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成年後見制度

成年後見人の義務
・成年後見人は、本人の利益のために「善良なる管理者の注意義務(善管注意義務)」をもって誠実に後見等の事務を行う義務がある
・成年後見人に就任すると、権限だけでなく重い義務を負うこととなる
善管注意義務
・民法が定める委任に基づく受任者の一般的な責務であり、その立場、地位にある者として、一般的に要求される程度の注意義務
身上配慮義務
・上述した成年後見人が負わなければならない「善管注意義務」の内容を明確にしたものということができる
・成年後見人が行う後見事務には、介護契約の締結、施設入所契約の締結、医療契約など、成年被後見人の身上監護を目的とする行為が多く含まれている
・民法は、成年後見人は、本人の生活、療養看護及び財産の管理に関する事務を行うにあたっては、可能な限り成年被後見人の意思を尊重し、かつ、その心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならないと規定している
成年後見人が義務を怠ったとき
・家庭裁判所は、成年後見人や親族など一定の者の請求または職権によって、成年後見人を解任できる
・一定の場合には、不法行為として損害賠償請求ができ、背任罪や横領罪として刑事責任を問うこともできる

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2022.03.05 05:01 | 成年後見 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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