
スピリチュアルな苦痛について、ご紹介します。
人は、死が迫っていることを知ると、「なぜ」と自問します。
自分の価値、人生の意味、死ぬことなど、宗教を信じている人は神や仏との関わりを考え込みます。
スピリチュアルペインとは、希望、絶望、人間の尊厳、孤独、愛などが強く現実味をおびて迫る中で生まれた魂の叫びとも言える深い苦痛のことです。
スピリチュアルペインの具体例
人生の意味
・もっと生きたい
・何のために生きてきたのか
・今までの人生への後悔
・早く死ぬしなない
自分の価値や尊厳
・自分はダメな人間だ
・もう何もできない
・人に負担をかけたくない
・人と会いたくない
・自己嫌悪
不信感
・何か隠されている
・もっといい治療法があるはず
・医者が真剣に診ていない
愛情
・配偶者、子供、両親、親友を残して死ねない
孤独
・なぜ自分だけがこんな目にあうのか
・この気持ちは誰にもわかってもらえない
死生観
・死への恐怖
・死とは何か
・死んだらどうなるのだろう
宗教的な苦痛
・神に見捨てられた
・ばちがあたったのか
・死んだら地獄へ落ちるのか
緩和ケアにおける4種類あるトータルペインの中で最も重要です。一方、ケアも難しいのですが、介護職員が一番大きく手助けのできる領域です。
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