
スピリチュアルケアについて、ご紹介します。
重い病気であることを知らされると、人は衝撃を受け、怒り、恐怖、不安、無力感、孤独感などに悩まされます。
死が迫ったいることを聞かされた人は、なぜ、と自問し、人生の意味、生きること、死ぬこと、宗教をもっている人は神仏との関わりを深く考えます。
このように、希望、絶望、人間の尊厳、孤独、愛などがより強く現実味をおびる中で生まれる魂の叫びとも言える苦痛をスピリチュアルペインと言います。
スピリチュアルペインと真正面から向かい合い、本人の心が少しでも穏やかになり、希望や人生の価値を見出して生きていけるように支えることをスピリチュアルケアと言います。
WHOによる「進行がん患者が精神的に求めること」
・安心を感じたい
・他人から必要とされ、負担になりたくない
・愛情表現や触れ合い
・気分や社会性や容姿に関わらず、自分が受け入れられていることを感じたい
・意思疎通ができている(病気について丁寧に説明してもらい、死に向かうことについて話し合う機会がある)
・自尊心が保たれている(身体的に他人に頼らなくてはならなくなった時でも、自己決定ができる)
・信頼がある(家族や医師・看護師と信頼できる関係にあり、可能な限り最善のケアを受けている確信がもてる)
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