
感覚障害ついて、ご紹介します。
高齢者は加齢とともに、視力、聴力、味覚といった感覚機能も低下します。
視力低下
1.白内障
・老化により光の通り道である水晶体が白濁し、視力が低下する
・症状は、光をまぶしく感じる
2.緑内障
・眼圧(眼内の圧力)が上がり、視覚神経に障害が生じる
・症状は、視力の低下や視野が狭くなる
3.糖尿病性網膜症
・糖尿病による合併症で、網膜の微小血管に障害が生じる
・症状は、視力の低下
4.加齢黄斑変性症
・加齢により網膜の黄斑に障害が生じる
・症状は、視力の低下やものが歪んで見える
聴力低下
1.伝音性難聴
・外耳から内耳までの伝音器官に障害が生じる
・原因は、鼓膜の損傷や耳あかの栓塞
2.感音性難聴
・内耳に障害が生じる
・老人性難聴、突発性難聴など
3.混合性難聴
・上述した伝音性難聴と感音性難聴の両方の原因があるもの
※高齢者の難聴は、感音性難聴が多く、高音域から聞こえにくくなります
※身体障害者手帳を取得できれば、障害者福祉制度によって、補聴器を利用することが可能です
味覚障害
・口腔内の乾燥や薬の副作用により味覚が低下する
・塩分や糖分の味を感じにくくなります
※塩分や糖分を取り過ぎることがあるため、注意が必要です
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 高齢者の身体異常の原因(1)
- 後期高齢者医療制度の概要
- 感覚(視力、聴力、味覚)障害
- 老年症候群
- 生活不活発病