認知症ケアの10原則をご紹介します。
1.主体性の尊重、自己決定の尊重
本人の望む生活が送れるよう、自分自身の意思決定ができるようなケアをする
2.今までの生活を維持していけるようにする
本人の生活環境やリズムをできるだけ変えないようにする
3.自由と安全の保障
自由で安全な生活ができるようにする
4.権利侵害の排除
身体的、経済的、心理的に権利を侵害しないようにする
5.社会的交流とプライバシーの尊重
在宅では孤独にならないよう、施設では集団生活の中でもプライバシーが尊重されるようにする
6.個別的対応
ひとり一人、その人に合ったケアをする
7.環境の急激な変化を避ける
環境の変化に対応できずに混乱することを避ける一方、適度な刺激のある環境を整える
8.生きる意欲、希望の再発見を可能にする自立支援
持っている能力を活かし、生き生きとした瀬克ができるようなケアをする
9.人としての尊厳性の保持
どんなに認知症が進行しても、人としての尊厳を護るケアをする
10.身体的に良好な状態の維持と合併症の防止
自分で体調不良を訴えられない場合や危険な予測を見越せないことを配慮しなければならない
人は誰でも自分の望むような生活を送る権利があります。認知症になっても可能な限り本人の希望する生活、自立した暮らしができるよう援助していくことが大切です。
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