
介護保険制度の目的と保険給付の理念について、ご紹介します。
介護保険制度の目的(介護保険法・第1条)
「加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保険医療サービスおよび福祉サービスに係わる給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保険医療の向上及び福祉の増進を図る」
次に、介護保険の給付の理念について、ご紹介します。
介護保険は、被保険者が要介護状態や要支援状態になった場合、下記に示す5つの理念に基づいて保険給付を行うことになっています。
1.要介護状態・要支援状態の軽減、悪化防止
2.医療との連携
3.被保険者の選択に基づく適切なサービスの総合的、効率的な提供
4.多様な事業者・施設によるサービスの提供
5.居宅における自立した日常生活の重視
介護保険制度の保険者と被保険者
・保険者は、市町村と特別区
・被保険者は、40歳以上の市町村に住所を有する者
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 2006年と2009年の介護保険制度改正ポイント
- 介護保険制度の基本理念と目的
- 介護保険制度の目的と保険給付の理念
- 介護保険制度導入の背景
- 老人福祉制度と老人医療制度