
ソーシャルワークの実践モデルについて、ご紹介します。
ソーシャルワークとは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人々がその環境と相互に影響し合う接点に介入すること。
ソーシャルワークの実践モデル
1.治療モデル
・1917年に、リッチモンドが「社会診断」を著した
・クライエントを対象としてとらえ、クライエントが抱える問題、課題、病気、障害などに注目するモデル
・クライエントという個の範囲内における、直接的因果関係を重視する
・エビデンス(客観的証拠)を重視する
・微視的視野に陥りやすい
2.生活モデル
・1980年代に提唱される
・人と環境の交互作用に焦点をあて、環境との関係性を重視するモデル
・生活ストレスに、コーピング(対処)することで、目標を適応に定めることができる
・クライエントの適応へのコンピテンツ(能力)を高めていくことが重要
・包括的、統合的な視野や視点を提供しやすい
3.ストレングスモデル
・1980年代後半に提唱される
・強さや能力に焦点をあてようとするモデル
・クライエントを主体として強調し、強さを見出し、それを意味づけしていくことを重視する
・クライエントのナラティブ(物語)が重視され、主観性、実在性が強調される
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