
援助関係の形成について、ご紹介します。
自己覚知
・ケースワーカーが、自分の価値観や思考様式、情緒傾向などについて知ること
・利用者を先入観や偏見なく理解し、専門的対人援助関係を形成するためには、必須の要素である
感情移転
・移転とは、利用者がかつて誰かに抱えていた感情を援助者へ向けること
・逆移転とは、援助者がかつて誰かに抱いていた感情を利用者へ向けること
※援助関係において、感情の転移は信頼関係形成に役立つこともあるが、通常、逆移転は避けなければならない
倫理的ジレンマ
・社会福祉士は、利用者、所属機関、行政、社会など、それぞれに対して義務を負っている。これらの義務と価値が対立する場合、どの義務や価値を優先するべきかというジレンマが生じる。
・倫理的ジレンマの解決には、正解がないため、同僚や専門家によるコンサルテーションを受けることも大切である。
ブトゥリムのソーシャルワークの3つの価値前提
1.人間尊重
人間は、能力や行動にかかわりなく、ただ人間であること自体で価値がある
2.人間の社会性
人間は、それぞれにその独自性の貫徹のために、他社に依存する存在である
3.変化の可能性
人間は、変化、成長、向上する可能性を持っている
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