
認知症ケアの10原則について、ご紹介します。
1.主体性の尊重、自己決定の尊重
・認知症であっても本人の望む生活が送れるよう、自分自身で意思決定ができるようなケアを提供する
2.今までの生活を継続できるようにする
・本人の生活環境をできるだけ維持するようにする
3.自由と安全の保障
・自由で安全な生活ができるようにする
4.権利侵害の排除
・身体、経済、心理面で権利を侵害しないケアを提供する
5.社会的交流とプライバシーの尊重
・自宅では孤独にならないよう、施設では集団生活をする中でもプライバシーが尊重されるようにする
6.個別的対応
・ひとりひとりに合ったケアを提供する
7.環境の急激な変化を避ける
・環境の変化に対応できずに混乱することを避ける一方、適度な刺激のある快適な環境を提供するようにする
8.生きる意慾、希望の再発見を可能にする自立支援
・その人のもっている能力を生かし、生き生きと生活できるようなケアを提供する
9.人間の尊厳の保持
・認知症が進行しても、人としての尊厳を保つケアを提供する
10.身体的に良好な状態を維持し、合併症を防ぐ
・身体状況が安定していると精神面でも穏やかに過ごすことができる。自分の体調不良を伝えられない場合や危険を予測できない場合も、周囲が配慮しなければならない
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2014.06.24 09:10 | 認知症ケア専門士試験対策 |
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