
相談・面接技術について、ご紹介します。
相談とは
・ケアのためのアセスメントを含む課題分析から、ケアの計画と実施、実施状況の継続的管理及び評価には、ケアを受ける人、その家族を含めた関係者との信頼に基づく共同作業が必須である。この過程は、一般に、相談と呼ばれる。
相談面接は相談に来た人(クライエント)の主体的な取り組みで課題が解決されるよう、あくまでも援助的なものでなければならない。
相談面接における4つの基本的視点
1.人格尊重と権利擁護
→尊厳の尊重、援助者側が人として対等であることをさまざまなメッセージを伝える必要性
2.生活の全体的把握
→生活を、生命、日々の生活、人生の3レベルのそれぞれの相互関連を視野に入れ、全体的に捉える必要性
3.自立支援、自己決定、社会参加の拡大
→クライエント本人の自立を促進し、自己決定の力を強めていく方向性
4.専門的援助関係と職業倫理
→クライエントの友人、知人ではなく、専門職としての立ち位置で援助をする必要性
→クライエントに関する情報を固く守る必要性
相談面接における実践原則
1.個別化の原則
→同じ要介護状態区分であっても、背景は異なる。ひとりひとりを個別的に考え、一般論で片付けない姿勢が重要
2.受容と共感の原則
→クライエントの訴えを受け止めること。クライエントの置かれている立場を理解し共感する姿勢が重要
(次回に続く)
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