
隠されたニーズの発見について、ご紹介します。
隠されたニーズの発見
→生活支援のニーズは明らかに存在するのに、それが要介護事例としてサービス機関に知られていない場合も数多く存在する。それを明らかにするためには、どのようなケースにニーズが隠されてしまうのかを把握することが重要
ニーズが隠されている要因
1.社会的抑圧により隠されているニーズ
・社会的ケアサービスの存在が十分に認識されていない
・医療、保健、教育、雇用その他関連分野の専門職の間に、最新のサービス情報が行き渡っていない
・介護サービスが量的に少ない
2.個人・家庭的抑圧によって隠されているニーズ
・ニーズが自覚されてはいるが、何らかの理由により表明されていない
・客観的ニーズが存在するにも拘わらず、それが自覚されていない
3.本人・家族がニーズを自覚していない
→年月をかけてのゆっくりとした変化である場合、散歩や外出を手助けしてほしいといったニーズは自覚されないことが多い
4.極端な社会的孤立によりニーズが隠されている
→個人的条件が、社会的条件と重なり合って問題状況を固定化している
5.多様な問題の陰にニーズが隠れている
→アルコール依存などが前面に出ており、それに絡むケアのニーズが全体として判然としない、もしくは相談を受けた機関がニーズを認識しない
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