援助困難事例について、ご紹介します。
援助困難事例とは
・当事者の高齢者や家族などが、客観的には援助の必要性が高い状態にありながら、あえて援助を受けようとしなかったり、さまざまな方法で提供される善意の援助を拒否したりする事例
※そのために生活が維持できなくなっている場合、社会的にはその状態を自ら招いたことだとして、看過してよいわけではない
援助困難な状況の分類
当事者が問題を自覚しているが、援助を受けようとしないか、受けていない場合
1.高齢者自身、問題を把握しているが、援助を受けようとしない
・問題状況を他人に見られたくない(プライド)
・公的サービス利用に対する抵抗
・他人を信用しない
2.介護者が問題を自覚しているが、援助を受けようとしない
・虐待を知られたくない
・公的サービス利用に対する抵抗
・高齢者への恨みや関心がない
3.高齢者、介護者ともに問題があり、それを自覚しているが、援助を受けようとしない場合
4.高齢者、介護者が問題を自覚しているが、援助を受けていない場合
・身体障害、精神障害等により社会機関に出向けない
・サービスに対する知識や情報がない
・積極的に勧めてくれる人がいない
当事者が問題を自覚していないために、援助を受けようとしないか、援助を受けていない場合
・高齢者に精神疾患、人格障害等がある場合
・家族介護者が高齢者に無関心な場合
・積極的に援助してくれる人がいない場合
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