援助困難事例の理解とアプローチについて、ご紹介します。
援助困難事例とは
・当事者の高齢者や家族などが、客観的には援助の必要性が高い状態にありながら、あえて援助を受けようとしなかったり、さまざまな方法で提供される善意の援助を拒否したりする事例
※そのために生活が維持できなくなっている場合、社会的にはその状態を自ら招いたことだとして、看過してよいわけではない
援助困難事例の理解とアプローチ
基本的事項
1.積極的援助の必要な人、問題という認識をもつ
2.予防的対策とともに問題発見の仕組みをつくっておく
3.信頼関係を構築する
4.観察をして、必要な情報を集める
5.人、問題、状況全体の課題分析を行い、事例検討会議を開く
援助困難者へのアプローチ
1.事例の問題の性質に応じて対応する
2.介護者等に、相手の気持ち、置かれている状況に共感的理解を示す
3.正しい知識、情報を提供して、偏見があれば正してもらう
4.より深刻な問題へ具体的に対応する
5.家庭環境を調整する
6.社会資源の活用、開発に努める
7.場合によっては、協力な介入を試みる
※生命の危険が伴う場合には、専門職の協力な介入が必要な場合もある
アウトリーチとは
・サービス利用者が相談に来るのを待っているのではなく、援助者側から援助を必要としている人のところへ出向いて行って援助活動を始めること
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