
引き続き、専門職倫理と倫理的ジレンマについて、ご紹介します。
ソーシャルワーカーが優先すべき価値
1.現実の社会が有している社会的価値
2.ソーシャルワーカー個人の有している個人的価値
3.専門職として有している価値
4.機関が保有している価値
※4つの中で、専門職としての価値が他の価値より優先される
倫理的ジレンマ
1.守秘義務と第三者の利益を守る義務
2.守秘義務と社会に対する義務
3.自己決定とクライエントの保護義務
4.クライエントに対する義務と所属組織に対する義務
5.同僚に対する義務と専門性への義務
※これらのジレンマは、倫理的判断過程に沿って、社会資源を活用して解決していく
守秘義務違反が正当化される場合の例
1.第三者に及ぶ危害が極めて重大だと予測されること
2.危害を起こす可能性が高いこと
3.リスクのある人への警告は保護以外に選択肢がないこと
4.守秘義務を破ることによって危害を予防できること
5.患者に対する危害が最小限で許容範囲内であること
7つの倫理原則選別リスト
1.生命保護の原則
2.平等と不平等の原則
3.自己決定と自由の原則
4.危害最小の原則
5.生活の質の原則
6.個人情報と守秘義務の原則
7.誠実と開示の原則
※これらの中で、1の原則が最も重用すべきもので、以下は番号順に判断していく
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