
価値のハイラキーについて、ご紹介します。
価値のハイラキーとは
・ソーシャルワーカーが遭遇する倫理的ジレンマに対するガイドライン
1.クライエントの生命、健康、福利(ウェルビーイング)、生活に必要なことの権利は、守秘義務や福利、教育、レクリエーションといった追加的な「善」よりも優位である
2.ある人の福利(ウェルビーイング)は、ほかの人のプライバシー、自由、自己決定の権利よりも優位にある
3.人々の自己決定の権利は、その決定結果がほかの人の福利(ウェルビーイング)を侵さない限りにおいて、適切な知識で斟酌(しんしゃく)した教養のある自発的に決定するに値する基本的な人々の福利の権利よりも優位にある
4.クライエントの福利(ウェルビーイング)の権利は、ある種の法律、政策、機関の手続きよりも優位にある
※上記の解釈は、リーマーのハイラキーの考え方を基礎とし、ヘップワースの考え方を加えたもの
このガイドラインは、一定の方向を示したにすぎず、現実の事例に対しては、価値判断や客観的な解釈が伴う
ソーシャルワーカーは、倫理的なジレンマに遭遇したときには、複眼的な視点をもつことが重要であり、同時にスーパーバイザー等からの支援も必要となる
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