
人と環境の相互関係について、ご紹介します。
ソーシャルワークは、人と環境との相互関係に焦点をあてる
人とは
→個人、家族、小集団、組織、地域社会など
環境とは
→資源、期待、法律や指針など
言い換えると、ソーシャルワークとは
→人(クライエント)の社会生活上の問題を解決や緩和し、場合によっては、予防することで人々の社会生活機能を増大させること
ソーシャルワークにとっての人と環境との関係
・人が環境に影響を与えたり、環境が人に影響を与えるといった原因と結果に基づく相互関係ではない
・人と環境が相互に影響し合っている関係にあり、それを交互作用関係としてとらえる
2001年、世界保健機関(WHO)が、障害のとらえ方として、国際生活機能分類(ICF)を提唱したが、ここでも人と環境の関係を、従来の原因と結果という因果関係ではなく、交互連関作用としてとらえる考え方に移行した
クライエントが、資源を核とする環境との関係で問題が生じた場合、ソーシャルワーカーの仕事としては、
1.問題が生じている関係そのものに目を向けて調整する
2.環境の修正や開発を行う
3.クライエント側の対処能力を高める
→これらにより、クライエントの社会生活問題を解決、もしくは緩和していく
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