医療・介護の改革が急がれる理由について、ご紹介します。
2015年の介護保険法改正は、医療法などの医療制度改革とともに行われる。この趣旨について、政府は以下のような説明をしている。
1.2025年問題
・2025年には、団塊の世代が75歳以上となり、医療や介護を必要とする人が急増する
2.入院患者数の激増と医師不足
・入院患者数が増える一方、退院した後、自宅に往診してくれる医師が見つからないといった問題が生じる
3.独居高齢者、高齢者のみの世帯の介護問題
・介護が必要になった独居者や高齢者夫婦の老老介護
・在宅介護サービスや施設が十分にあるか
・認知症になっても地域で生活を続けることができるか
4.医療・リハビリのニーズ
・必要なときに高度な急性期医療や身近な地域でのリハビリが受けられるように整備する必要がある
5.在宅介護の支援
・退院後の在宅医療や介護サービスを充実し、早期に在宅復帰ができるようにすると共に、生活支援サービスや介護予防プログラムを充実させる必要がある
6.必要なサービスの確保
・2025年を見据え、限られた医療・介護資源を有効に活用し、必要なサービスを確保する改革が必要となる
上記の4、5、6で構築しようとしている体制が「地域包括ケアシステム」である。
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事