
特別養護老人ホームの入所要件の厳格化について、ご紹介します。
2015(平成27)年の制度改正では、特別養護老人ホームの入所要件が厳格化されます。
現在、全国に、約51万人分の施設が特別養護老人ホームに設置されており、ほぼ満床となっています。
2013年10月現在、入所を待っている、いわゆる特養待機者が約52万人いると言われています。
施設を増やすことは財政的に難しいため、今回の制度改正では、入所要件が要介護3・4・5の重度者に限られます。
現在、入所している方はそのまま利用でき、入所後に要介護度が改善した場合でも、引き続き利用が可能です。
介護度が軽度(要介護1・2)の者であっても、在宅で生活できない特別な事情がある場合、市町村の判断で、入所が認められることになります。
特別な事情とは
・知的障害、精神障害等を伴っている
・家族からの虐待を受けている
・認知症高齢者で常に見守りや介護を要する
などで、詳細は検討中
今後の特別養護老人ホームにおいては、医療ニーズや看取りケアへの対応が重視されます。
その対応のため、2015(平成27)年04月までに、夜間・緊急時における看護体制や医療サービスを提供する体制について検討され、一定の改正が予定されています。
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