
2014年04月の診療報酬改定について、ご紹介します。
医療機関の病床(入院ベット)の種類
※患者の重症度に応じた分類
1.急性期病床
2.回復期病床(亜急性期)
3.長期療養病床(慢性期)
2006(平成18)年04月の診療報酬改定において、最も重症な患者のための病床として、入院患者7人に対して常時1名以上の看護職員を急性期病床に配置する「7対1病床」が新設されました。
診療報酬も手厚く算定されるため、多くの医療機関が採用し、今では数が増え過ぎています。
地域包括ケア病棟
※2014(平成26)年04月に創設
・一定以上の看護必要度のある患者を急性期病床から受け入れて、
・退院する患者の在宅復帰率をクリアし、
・在宅の患者を緊急時に受け入れる
といた機能が求められる病棟
地域包括ケア病棟は、急性期の入院患者を自宅や介護施設へ上手く移す目的で、増え過ぎた7対1病床の転換先の意味も持ちます。
2014年の診療報酬改定では、地域包括ケア病棟も含め、ほぼすべての病棟で在宅復帰率の要件が課せられるようになりました。
これをクリアしないと診療報酬が減算されることになります。
この在宅復帰率の算定は、自宅に退院した場合だけでなく、介護施設やグループホームなども含まれます。
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