
社会保障制度について、ご紹介します。
1.社会保障の定義
社会保障とは
・国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障するもの
1950(昭和25)年10月の「社会保障制度に関する勧告」
→社会保障とは、疾病、負傷、分娩、廃疾(はいしつ:不治の病)、死亡、老齢、失業、多子その他困窮の原因に対し、保険的方法または直接公の負担において経済保障の途を講じ、生活の困窮に陥った者に対しては、国家扶助によって最低限度の生活を保障するとともに、公衆衛生および社会福祉の向上を図り、もってすべての国民が文化的社会の成員たるに値する生活を営むことができるようにすること
1993(平成05)年の社会保障制度審議会
→社会保障とは、国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的として、公的責任で生活を支える給付を行うもの
2.社会保障の範囲
社会保険
→医療保険、年金保険、失業保険、労災保険、介護保険
社会扶助
・公的扶助
→生活保護(生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、生活扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助)
・社会福祉
→高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、社会手当(児童手当など)
3.社会保障の種類
・社会保険方式:主に保険料で賄う
・社会扶助方式(公費方式):税金(公費で賄う)
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