
引き続き、特定疾病と主な症状について、ご紹介します。
10.両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
・関節の軟骨が変性し、軟骨にかかる負荷が過剰なために起きる疾患。主な症状は関節の痛み、腫れ、水腫、膝関節の変形、関節が伸ばせなくなる
11.関節リウマチ
・中年以降の女性に多く、全身の関節が腫れ、痛む疾患。関節が変形するため、日常生活が不自由となる難治性の疾患
→悪性リウマチも含む
12.後縦靭帯骨化症
・脊椎の後縦靭帯の異常骨化により、脊髄または神経根に圧迫障害を起こす疾患。脊椎に多い。上肢のしびれ、痛み、知覚鈍麻などが進行する
13.骨折を伴う骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
・骨の形成が阻害され、骨がすきまだらけになってもろくなる疾患。性ホルモンの低下、運動不足、カルシウム不足、日光浴不足などが原因
→骨粗鬆症があって骨折した場合も含む
14.脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
・脊髄を保護する脊柱管が老化などにより狭窄することにより脊髄神経が圧迫され、腰痛、足の痛みやしびれ、歩行障害などをきたす疾患
→広範脊柱管狭窄症を含む
15.早老症
・早期に老化に似た病態を呈する症候群。白内障、白髪、脱毛、糖尿病、動脈硬化等の早老性変化が見られる
→ウェルナー症候群などが代表的
16.がん(がん末期)がん(悪性腫瘍)であると診断され、かつ治癒を目的とした治療に反応せず、進行性かつ治療困難な状態にあるもの
→概ね6ヶ月程度で死が訪れると判断される場合
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