
神経系の疾患について、ご紹介します。
神経とは
・脳からの命令を身体の各部に送る器官
・中枢神経系と末梢神経系から成る
※脳、脊髄からなる中枢神経系
※中枢神経系と各器官とを結ぶ抹消神経系
神経系疾患の特徴
・神経系疾患から他の疾患を誘発することも多い
・心疾患といった他の疾患と関連して起こること多い
1.脳血管障害(脳卒中)
・脳の血管に障害が起きる疾患の総称で、通称、脳卒中と呼ぶ
・高齢者の発症頻度が高い疾患
脳内出血
→脳の動脈硬化によって起こり、脳内の細い血管が切れて出血し、脳内に血腫ができるもの
脳内出血の症状
・頭痛、意識障害、嘔吐などの頭蓋骨内圧亢進症状・血腫で圧迫された部分の脳の働きに障害が出る
脳血栓
→脳の動脈硬化によって起こり、脳内の血管壁に血液成分が付着して血栓ができ、その部分に虚血性の壊死病変が生じるもの
・壊死しない場合は、一過性脳虚血発作として数分から数時間で症状が消えることもある
・一過性脳虚血発作を生じた場合、MRアンギオグラフィーや頸動脈エコーの検査を行う
脳塞栓(のうそくせん)
→心臓などで生じた血栓が、血流に乗って脳血管へ至り、脳梗塞を起こすもの
・危険因子は、不整脈、弁膜症などの心疾患
・症状は、数分以内に完成する
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 神経系の疾患(3)
- 神経系の疾患(2)
- 神経系の疾患(1)
- 循環器系の疾患(3)
- 循環器系の疾患(2)