神経系の疾患(5)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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引き続き、神経系の疾患について、ご紹介します。

7.ピック病
・認知症を主な症状とする大脳皮質の変性疾患
・40代から60第に発病する
・原因は不明

ピック病の診断
→CTスキャン、MRI、脳血流SPECTなど

ピック病の特徴
→アルツハイマー型認知症と同様、脳は委縮するが、異なるのは、前頭葉と側頭葉が集中的に委縮していく点
※ピック病を含む広い概念として、前頭側頭葉変性症と呼ぶ

ピック病の症状
・人格障害や反社会的な行動
・なぎやりな態度や人を馬鹿にした態度
・無頓着、無関心、自発性欠如、失語といった前頭葉、側頭葉の障害症状
・次第に生活態度が単調になる
・滞続言語(会話の中にそのときの話題と無関係な文章を繰り返す)という独特の症状が現れる

ピック病の治療
・興奮や徘徊に対しては鎮静剤を用いる
・人格変化や異常行動には、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を用いる

介護する上での注意点
・不潔を防止する
・患者固有の行動パターンを把握し、本人が落ち着いて生活できるよう支援する

8.筋委縮性側索硬化症(ALS)
・全身の骨格筋が徐々に委縮する疾患
・原因は不明

ALSの症状
・四肢の筋力低下による生活機能低下・嚥下障害
・言語障害
・進行性のため、数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺により自立困難となる
・眼球運動、膀胱直腸機能、知能や意識は末期までよく保たれる

ALSの治療
・初期から中期には、グルタミン酸拮抗薬(リルゾール)を用いる
・進行すると発語ができなくなるので、特殊なワープロを用いる
・人工呼吸器や胃瘻の造設が必要な場合もある


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2015.03.20 04:40 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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