
引き続き、筋・骨格系の疾患について、ご紹介します。
7.変形性関節症
・関節の軟骨が変性し、軟骨にかかる負荷が過剰なために起きる疾患
・主要な症状は、関節の痛み、腫れ、変形、関節が伸ばせなくなるなど
変形性股関節症
・先天性要因または後天性要因により、股関節の構造が障害されることにより起こる
症状
→主に痛みや歩行障害
→進行すると関節の曲りが悪くなり、日常生活に支障をきたす
治療
→消炎鎮痛剤の服用、杖の使用、運動制限、肥満の解消、温熱療法、股関節周囲筋の強化などの保存療法
変形性膝関節症
・加齢による関節軟骨の変形に、肥満やO脚などによる負荷が加わって発症する
症状
→被座を深く曲げたときや長時間の歩行の痛み
→関節に水が溜まることもある
→進行すると膝の屈伸が十分にできなくなり、O脚がますますひどくなる
治療
→痛みが強いときには安静にし、湿布、消炎鎮静剤、関節内注射を用いる
→温熱療法、膝周囲筋の強化、膝装具、足底板なども用いる
関節保護のポイント
・関節摩耗と助長する動作を避ける
→手で体重を支える
→蛇口をひねる
→長時間の歩行
→階段昇降
・自助具を活用し、関節の負担を軽減する
・ドアを押し開き式にするなどドアノブに工夫する
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