
胸痛、発熱、嘔吐、吐血について、ご紹介します。
胸痛
・急激な胸痛の原因となる疾患
→虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
→解離性大動脈瘤
→肺梗塞
→心膜炎
在宅では、痛みの部位や強さ、痛みの性質、持続時間などを確認し、医師や医療機関へ連絡する
発熱
・発熱の主な原因
→感染症
→体温調節異常
→膠原病
→悪性腫瘍(がん)
いつどんな症状とともに発熱したかということが重要
・発熱とともに現れる症状
→のどの痛み、鼻汁、せき、排尿痛、腰痛、下痢、頭痛、意識障害、関節痛
嘔吐
・嘔吐の主な原因
→急性胃潰瘍
→胃炎など上部消化器系疾患
・嘔吐で注意すること
→嘔吐の後、吐いたものを見たり、においをかいだりすると再び嘔吐することあるため、嘔吐物はすぐに片付け、口腔内もきれいにする
→嘔吐により水分が失われて脱水を起こすことがあるので、落ち着いたら水分補給をする
→嘔吐を何度も繰り返したり、激しい嘔吐があれば、医療機関への受診が必要
吐血(とけつ)
吐血があれば、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの上部消化器系の緊急に治療を要する疾患とかんがえられる
・吐血で注意すること
→衣服をゆるめて寝かせて安静にする
→大量の吐血の場合、患者が血を見てショックを起こすこともあるので、心の動揺を抑えるように言葉をかけ、落ち着かせるように心がける
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