ターミナルケアにおける症状緩和

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ターミナルケアにおける症状緩和について、ご紹介します。

症状緩和の原則
・中心的な課題は、痛みのコントロール

在宅でのターミナルケア
・患者が家族とともに家で安心して安楽に過ごすことが目標
・不必要な医療処置は行わない

原則
1.患者・家族の生活を尊重し、できるだけ束縛しない
2.患者に苦痛を与えないことを第一とし、できるだけ自然な経過を見守る
3.患者・家族が常に安心していられるようにする
4.複雑な医療処置を行ったり、家族にまかせたりせず、安全な方法で症状緩和を行う

「痛み」のとらえかた
・症状の緩和で大切なことは、患者の痛みを単に身体的な要因からとらえるのではなく、精神的、社会的、霊的要因も含めた全人的な痛みとしてとらえること
・がんによる疼痛の緩和では、鎮痛薬はできるだけ簡便は方法で、時間を決めて規則正しく投与する

WHO方式の3段階除痛ラダー
・第一段階は、アスピリンやアセトアミノフェンなどの非オピオイド鎮痛薬
・第二段階は、コデインなどの弱オピオイド鎮痛薬
・第三段階は、モルヒネなど強オピオイド鎮痛薬

#モルヒネには、便秘、嘔気、嘔吐といった副作用があるので、十分な対策が必要

薬による痛みの緩和では、患者と家族に基本的な考え方を理解してもらうことと、家族に薬の確実な管理方法を覚えてもらうことが大切


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2015.05.14 08:22 | ターミナルケア | トラックバック(-) | コメント(0) |
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