死の教育・遺族に対するケア

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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死の教育・遺族に対するケアについて、ご紹介します。

ターミナルケアにおいては、患者と家族が死の過程や死そのものに対して主体的に取り組まざるを得ない状況となるため、家族にケアの方法についての指導を行う

死の教育
→患者と家族を対象に、死について考える
1.(ターミナルケアの)開始期
・患者、家族の在宅での生活への不安を除去し、現在の病気の状況と、必要な医療処置、ケアについて説明する
・在宅で家族が行う医療処置について、安全に行われるよう十分に教える
2.安定期
・死を見つめつつ、希望をもって今を生きる(死の受容)ができるよう、教育的な支援を行う
3.臨死期
・家族の辛い気持ちに寄り添いつつ、納得がいく看取りができるよう、看取りの心得や死亡の確認の方法、死後の処置などについて教える
・臨死期には患者の聴覚は最期まで保たれているので、家族が不安を見せず、声をかけて患者を安心させることも指導する
4.死別期
・ケアを通して遺族が悲観を克服できるよう、心の整理、経過の最終的な説明などをする

死の教育が十分に行われることで、家族が落ち着いて看取りを行うことができる

患者の死後も遺族を対象としてケア(遺族ケア、グリーフケア)が継続される


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2015.05.15 07:57 | ターミナルケア | トラックバック(-) | コメント(0) |
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