
栄養障害に関係した自他覚症状について、ご紹介します。
一般症状
・低栄養
→食欲不振、吐き気、口唇・舌または肛門の腫張、眼球のかゆみ、倦怠、疲労、不眠症、抵抗力減退、感情的な混乱、手・足・舌の知覚異常、消化機能障害、労働後の一時浮腫など
・過剰栄養
→体脂肪増加、活動性の低下、疲労、動悸、息切れ、関節痛など
脈拍・血圧
・栄養失調
→脈拍減少(40回/分以下)、血圧は収縮期及び拡張期ともに降下
毛髪
→特に毛根の径が栄養状態を反映する
眼
・ビタミンA、ナトリウムの欠乏→角膜に影響
・カルシウム、ビタミンB2、トリプトファンの欠乏→レンズに影響
・コリン欠乏、ビタミンA過剰→網膜に影響
舌および口唇
・鉄の欠乏→舌乳頭の委縮
・悪性貧血→舌がすべすべになる
・ビタミンB2の欠乏→口角炎
皮膚および粘膜
・ビタミンAの欠乏→角質増殖を伴う皮膚の乾燥症
・ビタミンB2の欠乏→脂漏性皮膚炎
・ニコチン酸の欠乏→身体の両側に対照的にペラグラ皮膚炎
軟骨および骨
・カルシウム、リン、ビタミンD、ビタミンA、マンガンの欠乏に影響を受ける
栄養性浮腫
→糖質に偏った食事かつビタミンB1欠乏、脚気
→血漿タンパク質低下により浸透圧の低下伴う場合
→エネルギー欠乏による飢餓浮腫
貧血
→鉄、タンパク質、総エネルギーの不足による
無月経
→極端な減食^などによる低栄養
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