薬剤の副作用と注意点

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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薬剤の副作用と注意点

1.血糖値下降薬、不整脈治療薬
→注意すべき副作用:低血糖、低血糖の遷延
・初期症状を見逃さない
・体調不良時の対応を確認しておく
・重症の低血糖が起こりやすい後期高齢者、多剤併用患者、腎不全患者は特に注意

2.降圧薬
→注意すべき副作用:過度の血圧低下、起立性低血圧
・立ち上がりなど動作をゆっくり行う
・転倒予防

3.α遮断薬、三環系・四環系抗うつ薬、抗精神病薬
→注意すべき副作用:脱水症状
・よく観察する
・水分を少しずつこまめに補給する

4.抗パーキーソン病薬、抗不整脈薬、催眠鎮静剤、抗不安薬、抗うつ薬、利尿薬、鎮痛鎮痙薬
→注意すべき副作用:口渇・抗コリン作用をもつ薬剤では口渇が強く現れやすい
・薬剤の変更や、服用量を減らせるかなどを医師と相談する
・抗不整脈薬による口渇は薬が強過ぎる場合に起こる

5.抗パーキーソン病薬、抗不整脈薬、催眠鎮静剤、抗不安薬、抗うつ薬、鎮痛鎮痙薬
→注意すべき副作用:便秘、頻脈、眼圧上昇、排尿困難、心拍数増加、発汗抑制
・服用後の体調の変化に注意し、本人に症状が出ていないか具体的な例をあげて質問、確認する
・服用前には、忘れずに排尿困難や緑内障、便秘などの有無を確認しておく



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2015.05.28 08:52 | | トラックバック(-) | コメント(0) |
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