
リハビリテーションの障害となる問題
リハビリテーションの際に配慮すべき障害
(前回から続く)
4.嚥下障害
→嚥下障害があると、呼吸困難や肺炎などにつながる場合があるため、食事のケアなどの際には配慮が必要
5.感覚の障害
→ものに触れている感覚や、痛み、手足の動作の知覚についての感覚に障害のいある症状で、脳卒中や脊髄疾患によって起こる場合がある
・感覚の障害があると、ADLや歩行が困難になるほか、手足の位置がよく確認できないまま運動を行い、転倒事故などにつながる危険もある
・重度の感覚障害になると、火傷、褥瘡などがあっても気づかず、感染症を合併することがある
6.不随意運動
→本人の意思に関係なくさまざまな動作をしてしまう症状で、多発性脳梗塞、パーキンソン病、小脳の疾患などにより現れる
・ADLや歩行が困難となり、また、うまくやろうと意識したり緊張したりすると、余計に不随意運動が強くなることが多いため、精神的ストレスの原因になる
7.痛み・しびれ
→以下に示す痛みやしびれは、リハビリテーションを行うのに障害となる
・肩関節亜脱臼:麻痺のために筋の緊張が低下している場合に合併しやすい
・肩手症候群:肩と手の関節の痛みを伴う運動制限および循環障害が特徴
・視床痛:脳の視床に出血や梗塞がある場合に起こる合併症
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