褥瘡

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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褥瘡とは
→長時間、同じ体位で圧迫した部分が血行不全となり、皮膚組織などに壊死を起こすもの

褥瘡の促進要因
→圧迫、不潔、湿潤、摩擦、栄養不良
※褥瘡が悪化すると、敗血症になる恐れがある

褥瘡のできやすい人
・麻痺、感覚障害などを有する人
・認知症などのため自力で動こうとしない人
・寝たきりで寝返りのできない人
・座位がとれても自力で腰を上げられない人
・やせている人
・尿、便失禁のある人
・栄養状態が悪く末期状態にある人

褥瘡の好発部位
・仰臥位→仙骨など
・座位→坐骨結節など
・側臥位→大腿骨大転子など

褥瘡の予防法
・寝返り(体位変換)
→原則2時間ごとに体位変換
→除圧効果のある予防用具の併用
・身体の清潔(スキンケア)
→定期的な入浴や清拭
※入浴は治療効果が高い
→背部や臀部のマッサージ
→低刺激性の石鹸を用い皮膚の清潔を保持
・寝衣・寝具
→排泄物や食べこぼし、皮膚の落屑などで汚れたつど清潔なものに交換
→乾燥した状態の保持
・排泄
→不潔、湿潤防止には通気性のよいオムツなどを使用
→排尿間隔の観察、失禁による陰部や腰についた便、尿の汚れはつど温湯で清拭
・栄養
→高蛋白、高カロリー、高ビタミンの栄養補給
・福祉用具
→エアーマットなど褥瘡予防用具の適切な活用


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2015.09.10 06:55 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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