睡眠の介護と口腔ケア

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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睡眠の介護
1.高齢者の睡眠
・入眠までの時間が長くなる
・夜間覚醒が増える

・睡眠は浅く、早朝に覚醒しやすい
・睡眠時間が短くなり、昼の居眠りが多くなる
※不眠の背景:夜間頻尿、疼痛、不安感、日中の活動不足、生活環境の変化

2.安眠への対応
・ぬるめの湯への入浴、足浴
・騒音を排除し、清潔で乾燥した寝具を使用
・室温、湿度、照明など環境を整備
・カフェインを含む飲料は摂取しない
・副作用による転倒リスクがあるため睡眠薬は慎重に与薬
※睡眠時、無呼吸がみられる高齢者は、中途覚醒が増え、昼間に眠気を感じることも多い
※睡眠障害も医療との連携が不可欠



口腔ケア
1.口腔ケアの意義
・自浄作用がある唾液の分泌や味覚の回復
・嚥下反射や咳反射の改善、促進
・口腔内細菌の減少、誤嚥性肺炎の防止

2.口腔ケアの方針
・毎日実施
・総義歯でも実施
・経管栄養や中心静脈栄養法(IVH)により経口摂取を行っていない者や終末期の者も実施

 
3.口腔ケアの方法
・機械的清掃法:歯ブラシによるブラッシング
※歯肉出血のリスクがある場合は、柔らかい歯ブラシを使用
・化学的清掃法:含嗽(がんそう)剤によるうがい
※機械的清掃法の補助
・義歯は、最低1日1回、義歯用歯ブラシで洗浄、もしくは義歯洗浄剤を使用


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2015.09.11 07:55 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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