
リハビリテーションの3つの段階
1.急性期
→障害を受けて間もない時期
・主に病院で行われる:急性期病棟での入院リハビリテーション
2.回復期
→障害の改善が著しい時期
・引き続き病院で行われることが多い:退院後の外来や回復期病棟での入院リハビリテーション
3.維持期
→病状が安定した時期
・介護保険の対象者が多い:通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、介護老人保健施設などでのリハビリテーション
※急性期・回復期は、医療保険
※維持期は、介護保険
リハビリテーションの基礎知識
1.リハビリテーションを行う際の危険性の有無を判断する項目
疾病や障害の確認
・運動が制限される疾病や障害がないか
・どの程度の運動なら許可できるか
バイタルチェック
・主に体温、血圧、脈拍、呼吸
その他
・睡眠パターン、疲労感、疼痛、転倒リスク
※誤った方法で筋力増強訓練を行うと、誤用症候群を生じる可能性がある
2.関節可動域制限と筋力低下の予防法
関節可動域制限予防のために
・良肢位(拘縮になりにくい姿勢)の保持
・2時間おきの体位変換の実施
・関節可動域訓練(痛みの出ない範囲で関節を動かす訓練)
筋力低下予防のために
・筋力増強のための運動
・起居動作訓練(座位訓練)
・日常動作の励行
・趣味、レクリエーション活動の推進
(次回に続く)
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