
リハビリテーションの実際
病気、障害、状態別の対応
・脳血管障害による失語症
→言語聴覚士等と連携し、正確な評価に基づき対応
・糖尿病による下肢抹消の知覚障害
→転倒予防への配慮
・歩行できない者
→必要に応じた関節可動域訓練や筋力増強訓練を行い、環境整備を含めた生活支援
・車椅子の者
→座位耐性が十分な場合、屋外への散歩などによる生活園の拡大や精神的な援助
・歩行が不安定な者
→理学療法士等と連携し、適切な杖、歩行器など福祉用具(歩行補助具)を活用
・転倒を体験し、活動が消極的になった者
→成功体験による意欲の向上
・終末期にある者
→廃用症候群の予防などのため、必要に応じたリハビリテーション
車椅子のための住環境
・車椅子移動幅
→通路幅:75cm以上、方向転換:90cm以上、360度回転:150cm以上
・出入り口の段差
→段差2cm以上の場合、ミニスロープが望ましい
・ドア
→引き戸が望ましい
・玄関
→上がり框(かまち)にはスロープやリフトを取り付ける※スロープの傾斜:10~20度程度
・トイレ
→便器を洋式にして手すりを設置
→和式トイレには腰掛便座の取り付け
※リハビリテーション職種によるアドバイスを受けて福祉用具や住宅改修で住環境を整備することが大切
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