
栄養・食生活のアセスメント
1.栄養状態の評価・判定法
身体計測
・身長、体重、皮下脂肪厚、BMI、上腕の周囲・面積
→身体の栄養素の貯蔵状態
→身体の成分組成(水分、タンパク質、脂肪、ミネラル)
生理・生化学検査
・血液検査(総蛋白、血清アルブミン等)、尿検査
→全身や臓器の機能状態
→栄養状態
臨床検査
・既往歴、現病歴、体重変化、現在の健康状態や病気の状態の調査、観察
→栄養障害による自他覚症状
食事調査
・食行動や食環境、食習慣を調査、分析
→食物、エネルギーおよび栄養素の摂取状態
BMI(Body Mass Index)
計算式:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・18.5未満→やせ
・18.5以上25未満→標準
・25以上→肥満
2.栄養障害による自他覚症状
・皮膚の乾燥症→ビタミンA欠乏
・脂漏性皮膚炎、口角炎→ビタミンB2欠乏
・栄養性浮腫→ビタミンB1欠乏
・骨粗鬆症など骨のもろさ→ビタミンD欠乏
3.栄養管理指導の方法
食生活指針
・病気や介護の一次予防を目的に国が作成
・「食事を楽しみましょう」など10ヶ条
高齢者のための食生活指針
・「低栄養には気を付けよう~体重低下は黄信号~」など7ヶ条
食事バランスガイド
・指針で示された目標を実践できるように、「食事摂取基準」に基づき、実際の食事で何をどのくらい摂取すればよいかを明示
※主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の1日分の摂取目標
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