
在宅での医療管理
在宅自己注射
・主に糖尿病患者のインスリン注射時に行われる
・食事療法・薬物療法で血糖をコントロールできないとき
・医師から指示された量を指示された時間に注射
注意点
・清潔操作ができないと、敗血症のリスク
・インスリンが多いと、低血糖
・インスリンが少ないと、高血糖
※インスリンが多い場合、少ない場合、いずれも昏睡など意識障害を起こす
人工透析
・腎不全などで腎臓で尿の生成ができなくなった場合に、機械で人工的に行う方法
→血液透析(HD):医療機関に週3回程度通って行う
→腹膜透析(PD):在宅で行う透析療法で、通院は月に1~2回
在宅酸素療法(HOT)
・COPDのひとつである肺気腫の患者が多い
・在宅時は、酸素供給器を用いて酸素を吸入
・外出時は、電力を使わない酸素ボンベなどを利用
対象者
・自発呼吸できる人
・高度慢性呼吸不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺高血圧症等のため動脈血内の酸素量が少ない患者
注意点
・高濃度の酸素を扱うため火気厳禁
・吸入器具は最低1日1回交換
酸素供給機
・酸素用高圧ガスボンベ
→転倒しないよう固定する
→引火性・発火性があるものはそばに置かない
→温度が40度以上になる場所に置かない
・酸素濃縮器
→膜型酸素濃縮器:約40%の酸素
→吸着型酸素濃縮器:高濃度の酸素(75~95%)
→停電に備えて他の供給器も常備しておく
・液化酸素装置
→設置型、携帯型の2種
→携帯型の充填時は事故に注意
(次回に続く)
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