特定疾病と感染症(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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特定疾病と感染症
1.パーキンソン病
→脳の黒質の神経細胞が変性、消失することにより以下の4大運動症状を起こす神経変性疾患
・4大運動症状:身体のふるえ、筋肉のこわばり、動作の遅さ、姿勢・歩行障害
・進行すると、うつ状態や認知症などの精神症状や自立神経症状が出る
・治療薬のドーパミン製剤は、服用を突然中止すると、高熱、意識障害、著しい筋固縮などを呈する悪性症候群を生じる恐れがある
・薬剤性パーキンソン症候群は、抗精神病薬、一部の胃腸薬などの服用でも起こりうる

2.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
→閉塞性換気障害を示す呼吸器疾患の中で、肺気腫と慢性気管支炎のことをいう
・主な原因は喫煙
・治療法としては禁煙指導

3.筋委縮性側索硬化症(ALS)
→進行性で、徐々に全身の骨格筋が委縮し、四肢の筋力低下による運動や歩行などの生活機能低下、嚥下障害、言語障害などを生じる
・眼球運動、肛門括約筋、知能や意識は末期まで保たれる

4.脊髄小脳変性症
→運動失調を主症状とする原因不明の神経変性疾患
・小脳の委縮により、ろれつが回らない、動作時に上肢が震える、歩行がふらつき動揺するなどの症状が現れる

5.肺炎
→高齢者の肺炎においては、食欲低下、全身倦怠感などの非特異的な初発症状を示す
→若年者に比べ、誤嚥性肺炎が多い
・誤嚥性肺炎とは、口腔咽頭粘膜において繁殖した病原菌を多量に含む分泌液を反復して微少吸引することによる肺炎
(次回に続く)


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2015.09.30 05:50 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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