
悪性腫瘍(がん)
特徴
・臓器別頻度は、肺がん、胃がん、大腸がんが高率
・胃がんは、近年減少傾向
・肺がん、大腸がんは増加傾向
症状
・終末期には臓器を問わず全身倦怠感、食欲不振、痛みがみられる
治療
・手術療法、化学療法、放射線治療に大別される
緩和医療
・終末期とは、現代医療において可能な集学的治療の効果が期待できず、積極的治療がむしろ不適切と考えられる状態で、生命予後が6ヶ月以内と考えられる状態
→延命よりも、むしろ苦痛を取り除きQOLをできるだけ高めることを目的とした医療が中心
・看取りの場所は、一般の病院、ホスピス・緩和ケア病棟、施設、在宅
・WHOは、WHO方式がん疼痛治療法を作成し、普及してきた
・がん患者におけるがん性疼痛や呼吸困難感などの症状は、在宅におても緩和可能
・がん疼痛のコントロールは、鎮痛剤の経口投与ではコントロールできない場合、注射による疼痛が行われる
・麻薬をはじめとする坐薬や経口麻薬剤、パッチ剤を使用する場合がある
・麻薬によるがんの疼痛管理をしている場合には、腸のぜん動運動が抑制されるため、便秘になりやすい
・末期がん患者は、退院時に起居動作ができたとしても、短期間でADLの低下などの状態の悪化が予測されるため、介護ベッドの早期導入を計画する
(次回に続く)
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