認知症介護と障がい者支援

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神障害者支援の理念

ストレングス理論
・生活の場の質は個人のストレングスと環境のストレングスの2つの要素によって決定される
・ラップらは、そのストレングスの要素を、個人のストレングスに含まれる願望、能力、自信と、環境のストレングスに含まれる資源、社会関係、機会とに整理し、生活の場の質が、生活の質、目標達成などを決定すると考える
・サリービーは、ストレングス視点の概念を説明する用語として、可塑性(かそせい)、エンパワメント、成員性、レジリエンス(回復力)、癒しと全体性、対話と協調性、不信の中心の7つの要素を定義し、援助の方向性を整理している
ストレングスモデルの6原則(ラップとゴスチャ)
1)精神障害者はリカバリーし、生活を改善し高めることができる
2)焦点は欠陥ではなく個人のストレングスである
3)地域を資源のオアシスとしてとらえる
4)クライエントこそが支援過程の監督者である
5)ワーカーとクライエントの関係性が根本であり本質である
6)われわれ(援助者)の仕事の主要な場所は地域である
リカバリーの概念
・アンソニーは、疾患や障害を通して、その人の態度、価値観、感情、目的、技量、役割が建設的に変容していく、独特の過程であると定義している
・疾患や障害があっても、自己の実現が制限されないことを保障し、援助者はそれを支援していく役割を担う
レジリエンス
→病気やストレスなどからの回復力、復元力
・このような力が元々個々人に備わっているとされており、リカバリーの土台とも言われる

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2019.06.20 05:00 | 精神保健福祉の理念 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神障害者支援の理念

ノーマライゼーション
・デンマークのバンク・ミケルセンは、「ノーマライゼーションは、知的障害者をいわゆるノーマルな人にすることを目的にしているのではない。ノーマライゼーションとは、知的障害者をその障害とともに障害があっても受容することであり、彼らに普通の生活条件を提供することである」と述べている
・スウェーデンのニィリエは、ノーマラゼーションの原理として、「知的障害やその他の障害をもつすべての人が、彼らがいる地域社会や文化の中でごく普通の生活環境や生活方法にできる限り近い、もしくは全く同じ生活形態や毎日の生活状況を得られるように権利を行使する」と述べている
エンパワメント
→心理・社会的、もしくは身体の障害のために、自ら問題を解決する能力を阻害されている状態から、再び自らの問題解決能力を取り戻していくこと、また引き出していくこと
・今日の実践において主流となりつつあり、精神保健福祉士は、専門的援助技術を活用し、利用者のエンパワメントを支援する役割を担っている
ストレングス視点
→1970年代後半、医学モデルに依拠していたソーシャルワークに対する反省・批判が提起されるなか、ソーシャルワーク本来の価値観(人道主義的・民主主義的理念)に基づく生活モデルが高く評価され、大きな影響力を与えることと連動し、ストレングスモデルとして発展してきた

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2019.06.19 05:00 | 精神保健福祉の理念 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神障害者支援の理念

生活の質(QOL)
→人間としてのlife(生命・生存・生活・人生)に注目して、その質の向上を第一義とする概念のこと
・当事者の価値基準や判断によって生活の価値を評価するもので、自己決定権を保障し、主体性と自立性を重んじることによって生活の質を高めようとするもの
・障害者一人ひとりが生活のあり方を自らの意志で決定し、生活の目標や生活様式を自分で選択できるようにすることが、生活の質の向上につながる
ノーマライゼーション
→障害の有無によらず、同じ条件で生活を送ることが可能な社会へと改善していく営みのこと
・障害者が、障害がありながら障害のない市民と同じ生活ができるような環境づくりを行うことが目的
・1981(昭和56)年の国際障害者年に国連が示した行動計画において、「ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉めだすような場合、それは弱くもろい社会である」というノーマライゼーションの理念が示されている
・段階的なリハビリテーションにみられるような個人に対する治療的なかかわりや働きかけは重視せず、障害者本人の立場にたって地域生活の条件を整備使用とする
・そこでは、障害者本人のニーズや選択が最大限尊重されなければならない

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2019.06.18 08:46 | 精神保健福祉の理念 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神保健福祉士の活動の歴史

精神保健福祉士の活動の歴史
・1973(昭和48)年の日本精神医学ソーシャルワーカー協会第9回全国大会においてY氏とY氏の母親から「精神科ソーシャルワーカーの加害性」の問題提起がなされた
・このY問題に対応するため調査委員会が設置され、1980(昭和55)年には「提案委員会」が設立され、1982(昭和57)年の全国大会で「札幌宣言」が採択された
「札幌宣言」において、日本精神医学ソーシャルワーカー協会は精神科ソーシャルワーカーの役割が、精神障害者の「社会復帰と福祉のための専門的・社会的活動」を進めることであることを基本指針として明文化した
・1997(平成9)年、精神障害者が社会復帰を果たすために、保健及び福祉に関する専門的知識・技術を用いて、さまざまな生活問題の解決を行う専門職について定めた精神保健福祉士法が制定された
・2010(平成22)年12月、精神保健福祉士法の一部が改正された。その内容は、
1)定義規定の見直しとして地域相談支援の利用に関する相談に応じることを新たな業務とすることの明確化
2)教育カリキュラム等について文部科学省と厚生労働省による共管化
3)利用者の立場にたった誠実な業務の義務
4)保健医療、福祉、地域相談支援に関するサービス提供者との総合的な連携
5)相談支援に関する資質の向上
・上記は2012(平成24)年4月より施行された

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2019.06.17 05:00 | 精神科リハビリテーション | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神保健福祉士の活動の歴史

精神保健福祉士の活動の歴史
・我が国における精神科ソーシャルワーカーの活動は、1948(昭和23)年に国立国府台病院において社会事業婦という名称で配置したのが始まりで、精神科医、臨床心理学者とともに臨床チームを構成した
・1950年代から精神科病院において徐々に精神科ソーシャルワーカーが採用されるようになった
・1963(昭和38)年に76名の精神科ソーシャルワーカーによって精神病院ソーシャルワーク連絡協議会が発足し、翌年11月には日本精神医学ソーシャルワーカー協会の設立総会が開催された
・日本精神医学ソーシャルワーカー協会の設立趣意書には、「精神医学ソーシャルワークは学問の体系を社会福祉学に置き医療チームの一員として精神障害者に対する医学的診断と治療に協力し、その予防及び社会復帰家庭に寄与する」と記されていた
・1973(昭和48)年の日本精神医学ソーシャルワーカー協会第9回全国大会においてY氏とY氏の母親から「精神科ソーシャルワーカーの加害性」の問題提起がなされた
・このY問題に対応するため調査委員会が設置され、1980(昭和55)年には「提案委員会」が設立され、1982(昭和57)年の全国大会で「札幌宣言」が採択された

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2019.06.16 05:00 | 精神科リハビリテーション | トラックバック(-) | コメント(0) |