介護保険制度のしくみ

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

今回は、介護保険制度について、簡単に、ご紹介します。

介護保険制度の目的は、社会保険方式によるサービスの提供により、高齢者の自立を支援し、生活の質を確保することです。

介護保険制度の理念は、家族中心だった介護を社会全体で担う介護へ変えることと、利用者が自分に合ったサービスを選択でき、それらのサービスは民間事業者が提供できるようにすることです。

介護保険制度は、保険料と公費を財源とする給付を行う社会保険方式。介護が必要になった高齢者(要介護者)に対し、適切なサービスを提供するものです。このサービスを受けるには、先ず、要介護・要支援認定を受けることが必要です。

適切なサービスとは、要介護者の状態に応じて作成される「介護サービス計画書」に基づいて提供されます。平成18年の介護保険法改正により、介護が必要な状態になることを防ぐための「介護予防」という点がフォーカスされるようになりました。

介護保険制度における保険者とは、市町村と特別区(東京23区)です。一方、被保険者とは、市町村に住所のある65歳以上の人(第1号被保険者)と、市町村に住所のある40歳から64歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)の2種類です。

利用者がサービスを利用した場合、利用者負担として、サービスを提供したサービス事業者にサービス利用料を支払います。この金額は、原則として1割で、残り9割は保険者が負担します。

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2013.03.14 09:49 | 介護保険制度 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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