
主な精神疾患の概要
(前回から続く)
3.神経症
・身体的原因のない心身の機能障害で、ある観念にとらわれたり、不安や葛藤に陥り、日常生活に支障が生じる
・不安神経症、脅迫神経症、心気症など
4.PTSD(心的外傷後ストレス障害)
・フラッシュバックにより外傷的出来事を反復的に想起する
・外傷時の出来事を思い出すような場所や行動を回避する
・入眠困難、集中困難、過度の警戒心などの状態が持続する
5.アルコール依存症
・アルコールの習慣的常用から、アルコールをのまなくてはいられない状態となり、身体的、精神的、社会的にさまざまな障害を呈する
6.摂食障害
・神経性無食欲症:若い女性に多く、極端な体重減少、ボディイメージの障害など
・神経性大食症:食べることへの異常なこだわりや渇望など
診断基準
DSM-5:「精神疾患の診断・統計マニュアル」
・アメリカ精神医学会が発行している「精神疾患の診断、統計マニュアル」
特徴
・DSM-Ⅳで採用されていた「多軸診断マニュアル」
・自閉症スペクトラム、統合失調症スペクトラムなど重症度をい判定するための「多元的診断」が導入された
ICD-10:「精神および行動の障害」
・世界保健機構(WHO)の設定した、国際疾病分類の第10版
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