認知症介護と障がい者支援2018年02月

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

2018年01月 | 2018年02月の記事一覧 | 2018年03月
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心臓と血管

心臓
→血液を送り出すポンプ
・左右の心房(血液が流れ込む)と心室(血液を送り出す)に分かれ、各部屋の出口には弁という血液逆流防止装置がついている
・冠状動脈から酸素や栄養をもらい、自動的に電気刺激を内部に伝え収縮する刺激伝播系というしくみで規則正しく収縮している
動脈
→心臓から出る血液を運ぶ血管
静脈
→心臓に戻る血液を運ぶ血管
・動脈に比べて薄く血液はゆるやかに流れるため、逆流防止の静脈弁がついている
リンパ管
・毛細血管に直接戻れない間質液を回収して静脈に戻す管
血圧
→血液が血管の壁を押す力
・心臓が1分間に押し出す血液の量(心拍質量)と血管の柔軟さ(抹消抵抗)に比例する
・心臓が血液を押し出した時の血圧が最高血圧
・心臓が緩み動脈が弾力で血液をさらに末端に流す時の血圧が最低血圧
・最高血圧と最低血圧の差を脈圧という
高齢者の特徴
・心臓は老化しにくい臓器
・加齢で心拍出量はほとんど変化しないが、運動時により強く収縮し心拍数を増やす反応は悪くなる傾向がある
・有酸素運動を続けている人はこの機能がそれほど低下しないため、運動習慣によって心臓を強く保てる可能性がある
・血管は加齢による変化が大きく、詰まりやすく切れやすくなる
・動脈が硬化すると血管壁の弾力が落ち、動脈瘤ができたり破裂しやすくなる
・血管が硬くなるので、血液量に応じて最高血圧は上がり、収縮しにくくなり、最低血圧は逆に低下する
・血管の内腔が狭くなるので血栓で血管が詰まりやすくなる

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2018.02.28 10:15 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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体液

体液
細胞内液細胞外液(血液中の水分である血漿+血管外の間質液)がある
・体液の中には酸素や栄養や電解質(ミネラル)などいろいろな物質が溶けている
・細胞は細胞外液といろいろな物質をやりとりして正常な活動を保っている
・細胞外液の状態が一定範囲に保たれていることをホメオスタシスといい、生きていく上で必要
・脱水や電解質の異常など、体液の異常はどれも命に関わる
・体液は、尿、便、汗、皮膚や吐く息から蒸発して体から失われる
・飲料水、食物中の水分、体内で栄養素が代謝されて生まれる水分で補充される
高齢者の体液
・成人で体重の60%以上ある体液は年とともに減り、60歳を超えると45から60%になるため、高齢者や脱水しやすくなる
・高齢者は、水分を貯蔵する筋肉が減り水分を含まない脂肪の割合が増えるため特に細胞内液が大きく減る
・細胞内の水分が少ないと細胞の機能が低下するため、軽い脱水でも意識障害などの症状が出やすくなる
・腎臓の機能が低下すると尿を濃縮する力が落ち、必要以上に尿で水分が出てします
・脳の機能が低下すると、体液が足りなくなってものどの渇きを感じなくなり、自ら水分を採らなくなる
・電解質の量は病気でない限り年齢によらず保たれる
・調節機能低下により、下痢、嘔吐、脱水、腎機能低下でバランスを崩しても修正が難しく、電解質異常を起こしやすくなる

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2018.02.27 08:49 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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統合失調症

統合失調症の病型
1)破瓜型
・青年期から潜行的に発症し、比較的ゆっくりと進行するものの、予後不良のケースが多い病型
・幻覚や妄想はあまりみられず、思考障害と感情鈍麻を主な症状とし、人格荒廃に至ることもある
・自発性が著しく低下するため、周囲から孤立し、自閉的になりやすい
・初期には、不登校や出社拒否になることも少なくない
・無意味な独り言や独り笑いがみられることもある
2)緊張型
・青年期に急激に発症することが多い病型
・緊張病性興奮、緊張病性混迷状態が周期的にあるいは交互の現れる
・常同症、衒奇(げんき)症、拒絶症、カタレプシーなどの症状がみられることもある
・短期間で回復するが、再発を繰り返すことが多い
3)妄想型
・他の病型に比べて発症年齢が高く、20歳代後半からの発症が多い
・幻覚や妄想が主な病状
・被害妄想や関係妄想を生じやすく、体系化された妄想と活発な幻聴がある
・攻撃的あるいは奇妙な行動がみられる
・意欲低下や感情鈍麻など陰性症状は比較的軽度なため、一定の社会生活を維持できることが多い
4)単純型
・周囲の人や出来事に対し、無気力、無感動になり、陰性症状が進み、次第に社会生活が困難になる
・妄想や幻覚があまりみられないため、発症の時期を特定しにくい病型

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2018.02.26 06:57 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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統合失調症

統合失調症の症状
3)思考の障害
思考内容の障害(妄想)
→客観的にみて現実にはあり得ないことを本人が強く確信してしまうもので、第三者が訂正することはできない
・本人が直感的に思い込み了解不能な一次妄想(妄想気分、妄想知覚、妄想着想)と、そのときの状況や幻覚の状態から発展する二次妄想がある
・他人言動を自分に向けたものとしてとらえてしまう関係妄想
・自分自身を過大評価し、自分を特別な人間だと思い込む誇大妄想
・自分自身を過少評価し、すべての点で自分が他人よりも劣っていると思い込む微小妄想
思考形式の障害
・本来ならば関連性のない観念が次々に現れて、思考のまとまりがなくなる連合弛緩(話をしても、文章を書いても、脈略に乱れがある状態)
・さらにそれが進行し、思考がより混乱した状況になる滅裂思考(話も文章もまとまりがない状態)
・加えて意識障害の存在する思考散乱
・思考が途中で停止してしまう思考途絶
などが生じ、周囲の人が話の内容を理解するのが困難となる
4)感情障害
・いきいきとした感情が消失し、喜怒哀楽の感情が乏しくなる
・周囲へも無関心となり、同情や哀れみ、羞恥、感謝などの感情が鈍化していく(感情鈍麻)
・周辺の出来事や人々に対し、必要異常に恐怖心を抱いたり、猜疑心をむき出しにすることもある
・憎しみと愛情などを相反した感情を一度に抱くことある(感情の両価性)

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2018.02.25 05:52 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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統合失調症

統合失調症
・患者の大部分は15から35歳で発症し、児童期や40歳以上での発症はまれ
・正常な状態では存在しない知覚や言動が出現したり、正常な機能が誇張されたりするなどの目立つ症状を陽性症状という
・本来正常に備わっているはずの機能が鈍っていたり、失われたりした状態を陰性症状という
・陰性症状による日常生活や社会機能の低下はQOLの低下を招く
陽性症状
→精神運動興奮で、いらいら、不眠、不安、幻覚、妄想、連合弛緩、滅裂思考、奇異な行動など急性期にみられやすい
陰性症状
→意欲低下、無気力、感情鈍麻、自閉、自発性の低下など慢性症状として持続しやすい
統合失調症の症状
1)幻覚
・幻覚の中で最も多くみられるのが、自分についての悪口や命令する何者かの声が聴こえる幻聴
・自分の考えが声になって聞こえるという思考化声の形をとることもある
・脳が流れ出るといった体感の異常を感じる体感幻覚を多くみられる
・奇妙なにおいを感じる幻臭や実際にはないはずのものが見える幻視などもある
2)自我意識の障害
・能動性自我意識(自己所属感)の減退・消失によって、周囲のできごとを現実のものとは実感できない離人体験が多くみられる
・自分の思考が自分以外の何者かに操られているように感じるさせられ体験(作為体験)
・自分には関係のない考えが頭に吹き込まれたと感じる思考吸入
・自分の考えが誰かに抜き取られてしまうと感じる思考奪取
・自分の考えが周囲の人に伝わってしまうと感じる思考伝播
・自分の考えが周囲の人に知られてしまうと感じる考想察知
・自分の考えがほかの者から干渉を受けて言える感じる考想干渉
などもみられる

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2018.02.24 05:36 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神障害の分類

DSM-5
・2013年5月に発表された
・DSM-Ⅳからの主な変更点は以下の通り
1)診断方法
・DSM-Ⅳで採用されていた「多軸診断システム」を廃止し、さまざまな精神疾患の重複や経過の変化、重症度のレベルについて、「多元的診断(ディメンション診断)」の導入により直接的な判断がなされることになった
2)分類
・障害の分類の大項目が細部化された
主な障害の分類
DSM-Ⅳ:通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断されう障害、精神延滞(Ⅱ類)
→DSM-5:神経発達症群/神経発達障害群
DSM-Ⅳ:せん妄、認知症、健忘症障害、および他の認知障害
→DSM-5:神経認知障害群
DSM-Ⅳ:一般身体疾患による精神疾患
→DSM-5:廃止
DSM-Ⅳ:物質関連障害
→DSM-5:物質関連障害及び嗜癖症の障害群
DSM-Ⅳ:統合失調症及び他の精神病性障害
→DSM-5:統合失調症スペクトラム障害及び他の精神病性障害群
DSM-Ⅳ:気分障害
→DSM-5:双極性障害及び関連障害群、抑うつ障害群
DSM-Ⅳ:不安障害、適応障害
→DSM-5:不安症群/不安障害群、心的外傷及びストレス因関連障害群、強迫症及び関連症群/強迫性障害及び関連障害群
DSM-Ⅳ:身体表現性障害、虚偽性障害
→DSM-5:身体症状症及び関連症群
DSM-Ⅳ:解離性障害
→DSM-5:解離症群/解離性障害群
DSM-Ⅳ:性障害及び性同一性障害
→DSM-5:性機能不全群、パラフィリア障害群、性別違和
DSM-Ⅳ:摂食障害
→DSM-5:食行動障害及び摂食障害群
DSM-Ⅳ:睡眠障害
→DSM-5:睡眠-覚醒障害群
DSM-Ⅳ:他のどこにも分類されない衝動制御の障害
→DSM-5:秩序破壊的・衝動抑制・素行症群・強迫性障害及び関連障害群
DSM-Ⅳ:パーソナリティ障害(Ⅱ軸)
→DSM-5:強迫性及び関連症群/パーソナリティ障害

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2018.02.23 06:42 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神障害の分類

精神障害
・精神障害は、誰もがかかりうる障害・疾病であるが、症状に個人差が大きく、研究も未発達の部分が多いのが現状
・従って、分類や診断基準は国によっても医師によってもばらつきがあり、具体的な分類や診断基準がないと医師によって診断の違いが生じやすい
・こうした欠点を克服する取り組みの一つが以下のICD-10である
ICD-10
・WHOによる異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うために、診断分類を国際的に統一する取り組みが国際疾病分類(ICD)
・1850年代から検討、修正が重ねられて、現行はICDの第10版として、1990年の第43回世界保健総会で採択されたものであり、ICD-10と呼ばれている
・このうち第5章(カテゴリーF)が「精神及び行動の障害」である
ICD-10 第5章 精神及び行動の障害 大項目
F00-F09:症状性を含む器質性精神障害
F10-F19:精神作用物質使用による精神及び行動の障害
F20-F29:統合失調症、統合失調症型障害及び妄想障害
F30-F39:気分(感情)障害
F40-F48:神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
F50-F59:生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群
F60-F69:成人の人格及び行動の障害
F70-F79:知的障害(精神遅延)
F80-F89:心理的発達の障害
F90-F98:小児(児童)期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害
F99  :詳細不明の精神障害

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2018.02.22 07:50 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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貧血

貧血
→赤血球かヘモグロビンが足りない状態のこと
・赤血球は平均120日で壊れるため骨髄で作られないといけないが、赤血球の生成に必要なものが足りないと貧血になる
・加齢で赤血球とヘモグロビンは減る為、高齢者は貧血になりやすい
・貧血になると、一般に疲れやすくなるが、高齢者はあまり症状を訴えないことが多い
鉄欠乏性貧血
・ヘモグロビンの材料である鉄が足りないため起こる貧血
・鉄は体内でリサイクルされるため、よほど低栄養でなければ、普通の食事で十分補えるはず
・欠乏の原因は、基本的に出血である
・高齢者の場合、痔、胃潰瘍、がん、放射線治療後の副作用などの消化管出血が大きな要因
ビタミン欠乏性貧血(巨赤芽球性貧血)
・葉酸とビタミンB12は骨髄で赤血球を作るのに必要なビタミンのため、欠乏すると貧血になる
・低栄養やビタミンB12の吸収に必要な内因子を出す胃の障害も、この貧血の原因となる
腎性貧血
・腎臓から出るエリスロポエチンというホルモンは赤血球を増やすので、腎不全などで貧血になる
その他の貧血
・がんや感染症、肝臓病、自己免疫疾患などの病気でも貧血が起きる
悪性貧血
・胃の萎縮によるビタミンB12欠乏で起きる貧血を悪性貧血というが、これは原因や治療法が分からなかった時代についた名前の名残で、治療法のある現在では決して「悪性」の病気ではない

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2018.02.21 07:09 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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変形性関節症

疾患
・加齢による関節の軟骨や骨の変形により、動作時の痛みや歩行障害などの運動障害をもたらす
・女性に多く、膝関節や股関節など体重の影響を受ける関節に生じやすい
・痛みや動きが鈍くなり、自立を妨げ、転倒骨折のリスクにつながる
・介護保険上の特定疾患に認められている
症状
・初期は動き始めは痛むものの、動いていると治まるという特徴がある
・進行してくると、動いている時にも痛くなり、さまざまな機能障害をもたらす
・さらに変形が進むと、関節が硬くなり、拘縮を起こして歩けなくなる
治療方法
・初期は鎮痛薬で痛みを抑えることができるが、変形を抑えることはできない
・根本的な治療は手術により、変形を治すしかないが、変形した関節周辺の筋肉を鍛えて、変形関節への負担を減らすことが最も理想的な治療法
・ヒアルロン酸などのサプリメントは、ほとんど吸収されず効果はないとされている
よく使われる薬
消炎鎮痛薬
・NSAID(カロナール、ロキソニン、セレコックス)
・非麻薬系(内服のトラムセット、貼付剤のノルスパンテープ)
・鎮痛系貼付剤(湿布)
関節注射
・ヒアルロン酸注射(アルツ)
・ステロイド注射(リンデロン、ケナコルト)
・局所麻酔剤(キシロカイン)

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2018.02.20 12:43 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)

疾患
・喫煙や有害物質などによる慢性的な炎症が肺胞や気管支に加わり、呼吸機能に障害を起こす病態
・肺気腫と慢性気管支炎の総称
・中高年の男性に多く、喫煙が最も影響の強い原因
症状
・気道に炎症があり、湿性痰や咳を繰り返し、体力を消耗してしまう
・進行すると、少し動いただけでも息が切れるなどの症状が目立ち、次第に安静時にも呼吸困難を呈するようになる
・身体もやせが目立ち、虚弱になってADLが低下してしまう
治療方法
1)症状と生活の質(QOL)を改善する
・症状改善のためにステロイドや気管支拡張薬の吸入治療が用いられている
・進行すると、在宅酸素療法が導入される
・栄養状態の改善も課題として必要とされる
2)運動能力や身体能力を向上、維持させる
・呼吸や呼吸筋トレーニング、口すぼめ呼吸、複式呼吸などを指導していく
3)憎悪を予防する
4)疾患の進行を抑制する

・禁煙させる
5)全身併存症や肺合併症を予防する
・予防接種を勧め、感染症予防対策も重要
6)寿命を延長する
よく使われる薬
・全身的な副作用が少ない吸入薬が一般的に用いられている
・気管支を拡張する気管支拡張薬と炎症を鎮めるステロイド薬があり、最近は配合薬がよく用いられる
β2刺激薬:メプチン、セレベント
抗コリン薬:スピリーパ
ステロイゾド薬:フルタイド、キュバール
配合薬:アドエア、シムビコート

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2018.02.19 07:52 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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褥瘡

疾患
・体の特定の部位が長時間の圧迫を受けたり、摩擦を繰り返すことによって発症する
・栄養状態が悪かったり、麻痺などで寝たきりの場合に発症しやすいが、毎日同じ姿勢で長時間座っていても発症する
・特に発症しやすい場所は、骨が飛び出した仙骨部、大転子部、踵骨部、尾骨部など
治療方法
・軽傷の場合は、軟膏塗布で改善するが、原因となっている圧迫やずれを改善しないと発症を繰り返す
・予防は徹底した体圧分散とスキンケアと全身栄養状態の改善
・体圧分散をする圧切換え型エアマットや座位などではクッションやパットの使用でかなり予防可能
・用具に頼るだけでなく、定期的な体位変換やスキンケア、おむつ交換など局所の環境改善も重要
・潰瘍を形成して黄色っぽい不良肉芽や異色壊死組織が現れたり、ポケット形成した場合には、外科的に切断することもある
症状
・皮膚が赤くなるだけの軽度の状態から、潰瘍のようにただれたり、重症になると異色や黒いかさぶたのようなもの貼りつき、通常の処置では治りにくい状態に進展する
・通常、痛みを伴うが、麻痺側に発症したため訴えがなく、気づいたら多発していることもある
よく使われる薬
・外用薬
ワセリン:プロぺト軟膏
皮膚潰瘍治療薬:アズノール、ゲーベンクリーム、アクトシン、ユーパスタ、フィブラストスプレー等
・被覆剤
フィルムドレッシング:テガダーム、オプサイト
ハイドロコロイド:デュオアクティブET
ウレタンフォーム:ハイドロサイト

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2018.02.18 05:52 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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先天性疾患

染色体異常
染色体
・人体細胞の染色体は23対46本ある
常染色体
・染色体のうち22対44本
性染色体
・残りの1対で、男女の性別を決定する
・女性はX染色体が2本あり、男性はX染色体とY染色体が対をなす
1)ダウン症候群
・知的障害児の中で最多を占め、母体が高年齢になるほど発生確率は高くなる
・妊婦が30歳の場合、およそ700人に1人
・35歳以上では300人に1人
・40代以上になれば80人に1人
・21番目の常染色体が3本存在する常染色体異常
・主な症状は、中等度ないし高度の精神発達遅滞、つり上がった目じり、鼻梁扁平、耳介の変形、狭い口蓋、舌の挺出、後頭部扁平、小指の中指節形成不全や指先が薬指側に曲がる内わんなど
2)ターナー症候群
・女性に起こる先天的な疾患
・低身長、翼状頸、肘の外反、無月経などの身体症状を伴う
・X染色体が1本しかない、もしくは2本のX染色体のうち1本が欠損している性染色体異常
・98%は胎児の段階で自然流産となる
・発生率は2000人から3000人に1人
3)クラインフェルター症候群
・男性に起こる先天的な疾患
・常染色体は正常で、性染色体がXXY、XXXYなどの構造を示す性染色体異常
・発生率は、500人から1000人に1人
・主な症状は、精巣の発育不全、無精子症、女性化乳房、体毛が少ない、不妊症、筋肉や骨密度の減少

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2018.02.17 10:51 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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先天性疾患

先天性疾患
→生まれた時にすでに存在している疾患、もしくは疾患の発生原因である遺伝子の変異が生まれる前から存在している疾患
・大きな外表形態異常だけでも100出産に1例の割合で起こる
・原因の約4分の1は遺伝因子、約10分の1は環境因子、約3分の2は遺伝と環境の相互作用によるものと想定される
遺伝子疾患
遺伝子
→染色体の微小な区画
・総数およそ2万2千のうち1千以上については、遺伝子の位置が確定もしくは推定されている
遺伝子疾患
・父方もしくは母方から受け継いだ病的遺伝子によって発症する疾患
優性遺伝性疾患
・たった一つの病的遺伝子によって発病する疾患
劣勢遺伝性疾患
・父方と母方から受け継いだ2つの病的遺伝子がそろわなければ発症しない疾患
伴性劣勢遺伝性疾患
・病的遺伝子が性染色体上の位置する疾患
1)優性遺伝性疾患
・患者の性別はほぼ同数
・遺伝性球状赤血球症、軟骨形成不全症、結節性硬化症などがある
2)劣性遺伝性疾患
・血族結婚によって生まれた子供に現れやすい疾患
・主な例に、糖尿病、フェニルケトン尿症などがある
3)伴性劣性遺伝性疾患
・病的遺伝子がX染色体上に座を占めており、外見上は健康に見える女性(保因者)によって子孫に伝えられ、ほとんどの場合、男性だけが発症する
・主な例に、血友病、筋ジストリフィーなどがある

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2018.02.16 09:17 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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疥癬

疾患
・ヒゼンダニというダニによる感染症で、免疫力の弱い高齢者や生活環境のよくない場合に発生することがある
・院内や施設内でも集団発生することもある
・皮膚接触あるいは衣類、寝具、皮膚の落屑を介して感染するが、発症には1から2ヶ月を要する
・一般的には感染力は強くないが、まれに感染力の強い角化型疥癬(ノルウェー疥癬)があり、その場合は注意が必要
治療法法
・駆虫薬の内服とかゆみを抑えるかゆみ止めの外用薬が用いられる
・通常の疥癬の場合、感染力は強くないので隔離までは必要ない
・角化型疥癬の場合、集団感染を防ぐために隔離、ガウン、手袋、手洗いなどの予防策がとられる
症状
・発疹と強いかゆみが特徴で、老人性の湿疹や掻痒症として誤って治療されていることも多く、一向に改善せずひどい痒みで眠れない、落ち着かないなどの訴えがある場合は疑う必要がある
・手の指と指の間に疥癬虫のメスが産卵のためにもぐり込んで生じる疥癬トンネルが見られることがあり、診断の手がかりになることがある
よく使われる薬
・駆虫薬の内服とかゆみ止めの外用薬が一般に用いられる
・駆虫薬
イベルメクチン:ストロメクトール
・外用薬
クロタミトン:オイラックスクリーム等

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2018.02.15 08:29 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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関節リウマチ

疾患
・免疫異常により関節の滑膜という部分に炎症を起こし、痛みや変形を起こす疾患
・30から60代の女性に多く、放置すると生活に支障を来し、要介護状態になることもある
・最近では治療法が進歩し、重篤な障害を残すことは少なくなったが、高齢者では強い関節変形を残し運動障害などから要介護状態の人も多い
症状
・3つ以上の関節を指で抑えたり動かしたりすると痛みを感じる
・2つ以上の関節に炎症による腫れがみられる
・朝のこわばりがみられる
・皮下結節がひじやひざなどにみられる
・血液検査で赤沈に異常がみられる、またはCRPが陽性
・血液検査でリウマトイド因子が陽性
上記6項目のうち、3項目以上あてはまる場合、早期関節リウマチとする
※日本リウマチ学会の診断基準(1994)
治療方法
・症状を抑えることと関節破壊の進行を抑えることが重要
・症状を抑えるには炎症などの程度により、非ステロイド系鎮痛剤(NSAID)やステロイド剤を使用する
・関節破壊の進行を抑えるには、抗リウマチ薬を長期服薬することになる
・以前は慢性リウマチと呼ばれていたが、適切に治療すれば慢性化を防ぐことができるようになり、病名から慢性という言葉が外れるようになった
よく使われる薬
・関節の腫れや痛みを抑える
NSAID(消炎鎮痛薬):ロキソニン、セレコックス
・炎症強い場合に使用する
ステロイド:プレドニン、リンデロン、デカドロン
・第1選択として長期間服用する
抗リウマチ薬:リドーラ、リマチル、リウマトレックス
生物学的製剤:レミケード、アクテムラ、オレンシア(定期注射薬)

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2018.02.14 07:21 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7017_convert_20150826084949.jpg

誤嚥性肺炎

疾患
・ものを飲み込む嚥下機能が低下し、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまう
・食べ物だけでなく、口腔内の雑菌が含まれた唾液を無意識に誤嚥することにより発症するとされる
・夜中、知らないうちに誤嚥していることも多い
・高齢者では嚥下反射の低下により誤嚥しやすく、口腔内の不潔と免疫力の低下によっても発症リスクは高まる
・胃瘻管理下でも誤嚥性肺炎のリスクはある
症状
・発熱、咳、膿のような痰が典型的な症状
・上記の症状がなく、元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロと鳴る、痩せてきた、声がか細くなったなどの非典型的な症状もある
治療方法
・抗生物質の投与で改善する場合もあるが、改善が乏しければ入院が考慮される
・予防が大切で、口の体操、摂食介助、姿勢の工夫ならびに口腔ケア(歯磨きや口腔内の清潔を保つこと)が重要
・誤嚥を起こしやすい薬にも注意が必要。睡眠薬や筋肉をほぐす薬を服用しているときは夜間に誤嚥リスクが高まる可能性がある
よく使われる薬
・誤嚥性肺炎を起こしてしまっている場合には、抗生物質が用いられる
・嚥下障害に効果があるとされるもの
ACE阻害薬:レニベース
・嚥下反射を促す降圧薬
ドーパミン製剤:シンメトレル(ドーパミン補充で嚥下反射の改善をする)

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2018.02.13 05:13 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7018_convert_20150826085014.jpg

心不全

疾患
・心臓のポンプ機能の低下により、全身の血液循環が滞るようになり、さまざまな臓器の機能障害を起こす病態
・急性心不全、慢性心不全、左心不全、右心不全に分けられる
急性心不全:心筋梗塞や重い不整脈などが原因で急激に発症する
慢性心不全:心弁膜症や心房細動などの慢性的な不整脈、心筋症など慢性的な病態が影響して徐々に発症する
左心不全:全身に血液を送る左心系異常による各臓器の機能不全、肺うっ血、肺水腫などを来す
右心不全:全身からの血液が集まる右心系の異常により肝臓や全身に浮腫を生じる
※高齢者では、両心不全を呈することも多い
症状
左心不全:血圧低下や頻脈、冷感、チアノーゼ、肺うっ血による息切れ、呼吸困難、喘鳴などが見られ、典型的には起坐呼吸やピンク色の泡状の痰の喀出などが生じると重症といえる
右心不全:全身系のうっ血、浮腫が特徴で、主に下肢に顕著に現れるが、腹水などが生じることもある。体重が増加することもあるので、体重管理にも注意が必要
治療方法
左心不全:肺うっ血による呼吸困難症状が見られるため、うっ血改善のための利尿薬、心臓負荷の軽減のための薬剤や強心薬などが投与され、重症では酸素投与も行われる
右心不全:水分や塩分の制限や利尿薬の投与などが治療の中心となる。高齢者の心不全の薬物治療は、副作用や病態変化に気を付ける必要があり、服薬管理が重要
よく使われる薬
利尿薬:ラシックス、アルダクトン、ルプラック、ダイアート
強心薬:ジゴキシン、ラニラピッド
心負荷治療薬:ACE阻害薬レニペース、ARBブロプレス、ミカルディス
β遮断薬:メインテート、テノーミン

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2018.02.12 07:41 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7016_convert_20150826084920.jpg

骨粗鬆症

疾患
・運動不足やカルシウム不足などにより、骨の内部の梁(はり)が壊れ、スカスカになった状態
・骨がもろくなるため、尻餅などによる腰椎圧迫骨折、転倒による大腿骨頸部骨折などが起こりやすくなる
・重度になると、絶えず腰背部痛がみられ、閉じこもりや廃用障害が進むこともあるので注意が必要
・脊椎が極端に曲がってしまうと、亀背と言い、二つ折れの状態に陥り、歩行時でも杖やシニアカーがないと歩きにくくなる
症状
・骨粗鬆症が進んでいる部位では痛みが強く、骨折している場合がある
・腰椎や股関節、膝関節が変形すると歩きにくくなり、転倒などを機に骨折することが多くなってしまう
・寝たきりの場合は、体位変換などに際にねじれによって容易に骨折を起こすことがあり注意が必要
治療方法
・予防として適度な運動やカルシウム摂取、日光に当たることなどが勧められる
・検査で骨塩量が低下している人や、慢性的な痛みのある方、骨折の既往がある高齢者には、内服や注射剤による治療が勧められる
よく使われる薬
・内服薬
カルシウム製剤:アスパラCA
ビタミンD製剤:ワンアルファ、エディロール
エルシトニン製剤(注射):エルシトニン、サーモトン
ビスフォトフォネート:ボナロン、アクトネル、ベネット、ポノテオ
・注射剤
※自己注射や、半年、1年に一度の注射で済むものも出てきている
月1回:ポンビバ、ポノテオ、リカルボン、ボナロン
半年1回:ブラリア
年1回:リクラスト

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2018.02.11 06:54 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7015_convert_20150826084851.jpg

脂質代謝異常

疾患
・コレステロールや中性脂肪の異常などが代表的で、この状態が続くと動脈硬化が進み、心臓病や脳血管疾患の危険因子となる
・ほとんどは食生活習慣に起因するため、食事療法が基本となる
・遺伝子など家族性の病態も知られている
・コレステロールには、LDL-C(悪玉コレステロール)が140mg/dL以上、HDL-C(善玉コレステロール)が40mg/dL未満、中性脂肪は150mg/dL以上で、異常とされる、
症状
・自覚症状として目立つものはない
・糖尿病や高血圧なども合併していることも腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)を必須項目とし、糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧のうち2項目異常が重なった病態をメタボリック症候群いう
治療方法
・食事療法(脂質制限、カロリー制限など)と運動療法が基本となる
・これらでも改善しないようであれば薬物治療が導入される
・脳梗塞や心筋梗塞など動脈硬化による病態の場合、脂質異常の治療は、より厳密に指導される
よく使われる薬
・コレステロールを抑える薬
1)HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系):メバロチン、クレストール、リピトール、リパロ
2)陽イオン交換樹脂:コレパインミニ
3)小腸コレステロールトランスポーター阻害薬:ゼチーア
・中性脂肪を抑える薬
1)フィブラート系:ペザフィブラート、リピディル
2)EPA製剤:エパデール

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2018.02.10 07:41 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7014_convert_20150826084822.jpg

糖尿病

疾患
・1型糖尿病は、インスリン分泌が枯渇した病態
・2型糖尿病は、肥満や運動不足などによりインスリン抵抗性が増す病態
・放置すると全身の血管障害が生じ、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害という三大合併症につながる可能性がある
・空腹時血糖値が2回以上126ml/dLを上回るかHbA1cが6.5%以上になると糖尿病と診断される
症状
・口渇、多飲、多尿などが代表的な例だが、高齢者の場合これらが出にくいとされている
・動脈硬化:心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症を起こしやすくなる
・糖尿病性腎症:腎不全から透析治療が必要となり、糖尿病性網膜症になると失明につながる
・糖尿病性神経障害:しびれや感覚麻痺などの症状が現れる
・感染症にかかりやすい
・認知症になりやすい
・インスリン注射や血糖降下薬により低血糖症状を起こすことがあり、意識障害に注意が必要
治療方法
・1型にはインスリンを自分で注射する
・2型には主に内服薬が用いられるが、インスリン自己注射が導入されることもある
・摂取カロリー制限などの食事療法と運動療法などの生活習慣改善対策が基本となる
・血管保護のため、通常よりも低めに血圧をコントロールするよう高血圧ガイドラインで勧められている
よく使われる薬
・インスリン注射薬
1)速効性:ヒューマログ、ノボラビット、ノボリンR
2)中間型:ノボリンN
3)持続型:ランタス、レベミル
4)混合型:ヒューマログミックス、ノボリン30R
・経口血糖降下剤
1)SU剤:アマリール、グリミクロン
2)ビグアナイド薬:メトホルミン、メトグルコ
3)インスリン抵抗性改善薬:アクトス
4)αグルコシターゼ阻害薬:ベイスン、セイブル

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2018.02.09 10:58 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7024_convert_20150826085410.jpg

筋委縮性側索硬化症(ALS)

疾患
・脊髄や脳で、筋肉の動きをコントロールする神経細胞が変性し、徐々に全身の筋肉が麻痺していく難病
・40から50歳代の発症が多く、本人だけでなく家族にも大きな影響を与えることになる
・原因は不明だが、原因遺伝子異常が解明されつつある
・有効な治療法はなく、さまざまな医療機器をつけながら生活していくことになる
症状
・多くの場合、手指の動きがおかしいなどの軽微な症状から始まり、腰や足腰に広がり、転びやすくなったり、歩けない状態になる
・徐々にしゃべることができなくなり、飲み込む力も衰え、誤嚥や食べること自体、障害されてしまう
・進行すると呼吸する筋肉も衰え、自力での呼吸もできなくなる
・但し、目の動き、感覚や認知機能は保たれる
治療方法
・症状に合わせて治療や支援を行う対症方法が基本
・嚥下困難により食べられない場合、胃瘻の造設が行われる
・呼吸困難になれば、在宅酸素療法での酸素吸入や、マスク型の補助呼吸器、器官切開の上、人工呼吸器の装着もあるうる
・これらの生命維持装置を装着しながらの生活を選択するか、装着せずに緩和的なケアにするか選択を迫られる
よく使われる薬
・遺伝子治療薬はまだ治験段階で一般に出回っていない
・肺炎などの合併症で一般的な薬剤を使用するにとどまる

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2018.02.08 05:15 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7022_convert_20150826085301.jpg

パーキンソン病関連疾患

疾患
・パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核編成症を合わせてパーキンソン病関連疾患という
・脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少し、体の協調運動機能に影響する変性疾患で、徐々に進行していく
・薬剤が原因となりパーキンソン症状が現れることもあり、処方薬には注意が必要
症状
・3疾患に特徴的な共通の症状は以下の3つ
1)振戦:手指の震えで、書字や把握に支障をきたす
2)筋固縮:四肢の筋肉が固くぎこちなくなり、歩行も小刻み歩行となる
3)無動:動作が緩慢になり、動けなくなることもある。表情も硬くなり仮面様顔貌を呈する
・進行性核上性麻痺は、上記に加え異常姿勢、眼球運動障害、嚥下障害などが現れる
・大脳皮質基底核編成症は、3症状に加え失行、歩行障害などが現れる
治療方法
・根本的な治療法はなく、主に内服治療薬による症状のコントロールが行われる
・薬剤は年齢や生活の仕方、病状、薬剤の効果を確かめながら選択される
・服薬を続けないと症状が悪化しやすいので、服薬管理が重要
よく使われる薬
・ドーパミンを補う薬:L-DOPA
・ドーパミン受容体作用薬:カペルゴリン、レキップ
・ドーパミン分解抑制薬:コムタン、セレギリン
・その他:抗コリン薬、ノルアドレナリン系作用薬、アマンタジンなど

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2018.02.07 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7021_convert_20150826085212.jpg

脳血管疾患

疾患
・脳梗塞:脳血管の動脈硬化により血栓で詰まってしまう脳血栓症、不整脈によって心臓内の血栓が脳に飛ぶ脳塞栓症がある
・脳出血:脳内の血管が破れて出血するもので、動脈硬化や高血圧などにより起こりやすい
・慢性硬膜下血腫:頭部外傷の後、硬膜とくも膜の間に徐々に血液がたまり、数週間以上経ってから症状が現れる
・くも膜下出血:脳動脈瘤が破れてくも膜の下で出血したもので、重篤な障害をもたらす
症状
・脳梗塞:数時間から数日かけて発症し、ろれつが回りにくい、手足の麻痺が現れる
・脳出血:血管が破れて発症し、突然の麻痺や意識障害などが現れる
・慢性硬膜下血腫:きっかけとなる受傷から数週間してから徐々に発症し、認知症や歩行障害などが現れる
・くも膜下出血:激しい頭痛から、見え方がおかしいなど軽微な症状から、突然の意識障害で発症することもある
治療方法
・発症後3時間から4時間半以内なら血栓溶解治療で早期回復が見込める
・心房細動などの不整脈や脳梗塞既往者は、脳梗塞予防のため抗凝固薬を服用していることが多い
・脳出血や慢性硬膜下血腫、くも膜下出血では、手術的治療が優先される
よく使われる薬
・抗凝固薬:ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース
・抗血小板薬:アスピリン、シロスタゾール
・脳循環代謝薬:ニセルゴリン、イフェンプロジ

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2018.02.06 05:14 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7020_convert_20150826085130.jpg

がん

疾患
・増殖したがん細胞が、正常な細胞や臓器自体に障害を起こし、他の臓器に転移しながら全身を蝕む
・経過は、病状により数日から数ヶ月までさまざま
・末期の場合、日ごとに病状が変化することもあり、迅速な対応が必要なケースもある
・病状の変化だけでなく本人、家族の心理的ケアも重要
症状
・罹患臓器によって異なるが、疼痛、倦怠感、食欲不振、摂食困難、嘔吐、下痢、便秘、呼吸困難、発熱、せん妄など
・がん性疼痛は、本人の生活に大きく影響を与える
・不安や喪失に基づく心の叫びとも言える痛み(スピリチュアルペイン)もあり、心理的にも大きな影響を与える
・食欲不振、嘔気、味覚異常、摂食障害など食事に関する症状も多く、やせてきたり栄養障害をもたらす
治療方法
・抗がん剤、手術、放射線治療などが基本
・末期の場合は緩和ケアが中心となり、疼痛には医療用麻薬が用いられ、食欲不振にはステロイド薬、呼吸困難には在宅酸素療法なども導入される
・がんと診断された早期からの緩和ケア介入が、予後にも効果的とされ、積極的に勧める価値がある
よく使われる薬
・一般的な鎮痛薬、医療用麻薬が使用される
・オピオイドの場合、嘔気、便秘、ふらつきに注意を要する
・弱オピオイド:トラマドール
・強オピオイド:モルヒネ、オキシコドン(内服、注射)、フェンタニル(貼付剤、注射)

・レスキュー薬:オプソ、オキノーム
・ステロイド薬:プレドニン、リンデロン

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2018.02.05 07:39 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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心理療法

心理療法の種類
8)箱庭療法
・箱の中におもちゃなどを自由に配置してひとつの世界を作らせ、自己治療をはかる治療法
・作品のまとまりやおもちゃの配置など、作品全体から受ける印象が大切である
9)回想法
・高齢者が過去の出来事を振り返ることで、そのときに感じた感情を追体験し、心のケアをはかる治療法
10)動作療法(臨床動作法)
・動作を通じて心理に働きかける手法で、課題となる動作を意識的に実現しようとする努力により、クライエントの日常生活における活動の活性化を図る
・成瀬悟策が提唱した心理療法
11)森田療法
・不安や恐怖などを含めたありのままの自分を認めることによって、性格傾向・行動の改善を図る
・絶対臥床期、軽作業期、作業期、生活訓練期の段階を通じて、社会復帰を目指す
・森田正馬が創始した治療法
12)内観療法
・父母、兄弟など身近な人々と自分との過去の関わりを振り返ることによって、自分と他者の理解、自己の存在価値や責任の自覚を図ることを目的としている
・具体的には、身近な人々に「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3つのテーマに沿って内省する
・吉本伊信が開発した心理療法
13)芸術療法
・芸術作品を制作する過程において、自己の内面イメージを表出することのカタルシス効果によって心身の健康を回復する心理療法

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2018.02.04 05:02 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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心理療法

心理療法の種類
1)ロジャースの来談者中心療法(パーソンセンタード・カウンセリング)
・クライエントには本来自ら立ち直る力が備わっているのであり、それを引き出すのはカウンセラーの態度(無条件の肯定的関心、共感的理解、自己一致)であるとする
2)行動療法
・不適切な行動を捨てさせ、正しい行動を学習することで問題の解決を図る
・学習理論に基づく治療技法で、アイゼンクが提唱
3)精神分析療法
・患者が心に何気なく浮かんできたことを治療者に語り、過去に抑圧された無意識の内容を表出することで、現在の症状の解消を図る治療法
4)家族療法
・家族全体をひとつのシステムとしてとらえ、クライエントを含む家族全体をセラピーの対象として行う治療法
・特定の家族メンバーに生じた症状を、個人の問題ではなく家族全体の問題としてとらえる
5)ブリーフ・セラピー
・達成可能な小さな変化を目標として、短期的かつ効率的なアプローチによる治療を目指すもの
6)遊戯療法
・遊びを通じて、子供にうまく言語で表出できない自らの状況や感情を自由に表現させることにより行う治療法
7)心理劇
・集団で即興劇を行い、クライエントの自発性の回復などを促す治療法
・心理劇は、監督、補助自我、演者、観客、舞台という5つの要素からなる

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2018.02.03 07:31 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
DSC_0005_convert_20150904173624_20150904175433df6.jpg

プロテスタンティズムと資本主義の精神

近代資本主義
・倫理的にみて正当な利潤を職業として合理的に追及しようとする態度のこと
・禁欲的で合理的な生活態度のこと
プロテスタンティズムの特質
世俗内禁欲
・単なる営利心で働くのではなく、職業を神から与えられた使命ととらえ、その使命を果たし神の栄光を増すために、世俗の中で神の道具として寝る間も惜しんで必死に働きなさい、しかも物欲や感覚的な快楽を求めてはいけない
エートス
・一定の倫理価値の実践に向けて人間を内面から突き動かしていく機動力
社会変動・社会集団
コント
・人間の精神発達が、神学的段階、形而上学的段階、実証的段階へと進化するのに伴い、社会の仕組みが軍事的段階、法律的段階、産業的段階に発達する
スペンサー
・社会進化論の立場から、社会は軍事が社会生活一切を左右する軍事型社会から個人が自由に産業に従事し、個人の自由意思が重視される産業型社会へと進化すると説いた
・軍事型社会では、個人は社会に埋没し個性を発揮することはなく同質的であるが、産業型社会では、個人は自由かつ自発的に産業に従事し、異質的である
テンニース
・歴史的に、ゲマインシャフトが優位な時代から、ゲゼルシャフトが優位な時代へと移行する
デュルケム
・社会構造の変化を社会的分業の発達という視点からとらえ、相互に類似した同質的な成員が機械的に統合した機械的連帯が、分業の発展によって、独立した人格をもつ異質の成員が分業に基づいて相互に結合する有機的連帯へと変化するとした
ウェーバー
・プロテスタンティズムの世俗内禁欲のエートスが資本主義の成立、発展と密接な関係があると主張した

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2018.02.02 06:46 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG7286_convert_20150908202654.jpg



脳の構成
→機能と構造の面から、大脳(大脳皮質、大脳辺緑系、大脳基底核)、間脳、小脳、脳幹から構成されている
大脳皮質
・大脳のいちばん外側をおおう広い明晰を占める部分
・右半球と左半球とに分かれる
・2つの半球は、それぞれ前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分かれる
・大脳皮質は複雑な神経結合が構成されていて、人間の思考などの中核になっている
前頭葉
・人間の思考や理性を制御する
側頭葉
・言葉の理解、記憶の判断、聴覚・臭覚を認識する機能を担っている
前頭葉
・人間の感覚に関わる機能を担っている
後頭葉
・人間の視覚に関わる機能を担っている
大脳基底核
・視床下部、脳幹、小脳と相互に関連を持ちながら、随意運動をスムーズにし、姿勢を正しく保ち、筋肉の緊張を調節する働きをしている
・このような働きに関与している脳のシステムを錐体外路系と総称している
間脳(視床と視床下部)
・視床は、臭覚を除くすべての感覚を伝える神経線維の中継点となっている
・視床下部は、人間が生きていく上で非常に重要な自律神経の最高中枢となっていて、内臓の制御、血圧の制御、体温調整、ホルモン分泌などを行っている
小脳
・運動機能の調整
・体で覚える
脳幹(中脳、橋、延髄)
・球部とも呼ばれる
・嚥下を制御する
・循環や呼吸運動を制御し、生命の維持に重要な自律神経の中枢がある

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2018.02.01 05:21 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |