精神疾患

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人格障害の類型

演技性人格障害
・演技的傾向
・他人から容易に影響を受ける
・浅薄で不安定な感情
・扇情的な外見や行動
・自己中心性、自己本位、過度な自己愛
自己愛性人格障害
・自分が特別であるとの確信があり、限りない成功・権力・才気・美しさ・理想的な愛の空想にとらわれている
・過剰な称賛を求めたり、特別扱いを期待したりする
・これらが満たされないと抑うつや自暴自棄になったりする
回避性人格障害
・絶えざる不安と緊張
・劣等感が強い
・他者からの批判や拒絶に過敏で、対人接触を含む社会的・職業的活動に制限が生じることも
依存性人格障害
・自分の重要な生活上の決定を他人に委ねる傾向にある
・ひとりでいることに不安や無力を感じる
・他人の要求に過度に従う
強迫性人格障害
・細部・規則・順序・予定への過度なこだわりが強く、完璧主義のために仕事の終了が妨げられる
・几帳面、杓子定規で融通が利かない
・過度の疑いと警戒の感情が続く
成人のパーソナリティおよび行動の障害の特徴
・思春期、青年期以降に恒常的に続けてきた人格特性のゆがみ、偏り
・その人格特性のゆがみ・偏りは、当人が属する文化が許容する平均から著しく逸脱している
・適切な人間関係を維持することができなかったり、職業生活に大きな制約が続いたりしている

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2019.09.23 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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人格障害の類型

妄想性人格障害
・猜疑心、不信感が強く、恨みを抱き続ける傾向
・拒否されたり避けられたりすることに敏感に反応する
・執拗に個人的権利を主張し、配偶者や恋人の貞操をしばしば正当な根拠なしに疑う
統合失調症質人格障害
・感情の平板化
・他者との交流に無関心
・孤立した行動を好み、社会的規範や習慣に対して著しく無関心
・統合失調症の陰性症状に類似
統合失調症型人格障害
・上述の内容に加え、認知・知的歪曲が存在する
・不適切な感情、奇異な振る舞い、奇妙で神秘的、魔術的な考えや信念、猜疑的な観念などが特徴的
・統合失調症の陽性症状に類似
反社会的人格障害
・社会的規範・規則・責任を無視する
・易攻撃性、易刺激性
・罪悪感がなく冷淡
・他者を非難し、他者や社会と衝突する行動を合理化する傾向
・この人格障害の場合は、当人の法的責任を司法の領域で問うべきという見解が主流になりつつある
・15歳までは行為障害という
境界性人格障害(情緒不安定性人格障害・境界型)
・見捨てられ不安、対人関係の不安定さ、衝動的、自傷行為、自殺未遂、空虚感などが特徴
・治療においては、基本的な治療の枠組みを維持しつつ、治療者-患者関係に生じている現象に配慮できなければならない
・統合的で配慮を持った支持的精神療法が重視される

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2019.09.22 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神療法の分類
自律訓練法
・自己暗示や自己催眠の手段を利用して自律神経系の反応を支配しようとするもの
・全般性不安障害などに生じる動悸や震戦などの自律神経症状の鎮静を図る
気分障害(うつ病)
・自己否定的な認識を修正する目的での精神療法やカウンセリングを用いるのも有効
・悲観的な思考になりやすいため、うつ病の経過中は重要な決定を促すことは控える
遊戯療法
・基本的には3歳から12歳までの幼児・児童などを中心に、人形やゲーム、積木などの遊具を用いて行われる療法
精神科リハビリテーション
社会生活技能訓練(SST)
・リバーマンによって開発された認知行動療法や社会学習理論を基盤とした技法
・主として精神障害者のコミュニケーションや行動を改善・修正することを目的とした支援方法
感情表出(EE)
・家族が患者に対して表出する感情のこと
・患者について家族が語る面接記録から測定する
・批判的、敵意、情緒的巻き込まれの3つの感情表出のいずれかが高い状態を高EEという
・高EEの場合、統合失調症の再発率が高く、低EEでは、再発率が低くなることが予測される
心理教育
・再発防止や望ましい療養の仕方に関する知識・技術を患者・家族が身につけることを目的とする
・患者や家族に対して病気の特質やその経過、薬物の作用・副作用、入院治療と外来治療、社会資源の活用法などを教育するもの
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2019.08.13 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神療法の分類
1)支持的精神療法
・慰め、説得、励まし、助言などにより患者の防衛力を強化し、より優れた行動様式の獲得を図る
2)洞察的精神療法
・フロイトが創始した精神分析療法
・交流分析やゲシュタルト療法などがある
3)表現的精神療法
・体験的精神療法とも呼ばれる
・不安や解決困難な出来事を言葉やその他の方法で表現することにより感情の発散を促す
・心理劇(サイコドラマ)、芸術療法、遊戯療法、箱庭療法などがある
4)訓練的療法
・新しい学習や訓練などを通じて適応性の改善を図ろうとする療法
・行動療法や認知行動療法などがある
森田療法
・森田正馬によって考案された
・主として神経症を適応とする精神療法
・絶対臥褥、軽作業、中等度作業、重度作業という体験を通して心的態度の改善を図る
認知行動療法
・出来事に対する認知(受け止め方や解釈)に働きかけ、否定的な認知パターン(自動思考)を修正することにより、不快な感情や不適応行動の改善を図る治療法
・うつ病と不安障害に対する治療効果が証明されている
・発達障害、統合失調症の精神病症状、摂食障害、心的外傷後ストレス障害等に対しても応用されている
行動療法
・系統的脱感作法、オペランド技法、バイオフィードバック法などの技法がある

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2019.08.12 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神科薬物療法
気分安定薬
・双極性障害に治療薬で、躁状態の改善のみならず、躁・うつの気分変動の改善、双極性障害の再燃予防に効果があると言われている
・炭酸リチウム、バルブロ酸ナトリウム、カルバマゼビン、ラモトリギンなどがある
炭酸リチウム
・手指震戦や嘔気、甲状腺機能異常などの副作用がある
・適量服用によりめまい、下痢、福視などの中毒症状が生じ、重篤な場合には、意識障害、循環機能不全、腎不全などにより生命に危険を生じることもあるため、定期的な血中濃度の測定が必要
抗不安薬
・神経症などに伴う不安・緊張を軽減する作用がある
・ベンゾジアゼビン系抗不安薬には、眠気、筋弛緩作用によるふらつきの副作用がある
・長期の連用により、依存・耐性が生じ、服薬中断による不眠や不安が悪化することがある
電気けいれん療法などの身体療法
電気けいれん療法(ECT)
・頭部に通電して人為的にけいれん発作を誘発する治療法
・重症のうつ病、躁うつ病、統合失調症による昏睡状態、緊張病状態、拒食・拒薬などにより、早期の症状改善が必要な場合や、薬物・療法の効果が不十分、あるいは副作用のために薬物療法が困難な場合などに行なわれる
・副作用として、一過性の頭痛、血圧上昇、せん妄や健忘、見当識障害が生じることがある
修正型電気けいれん療法(m-ECT)
・けいれんによる脱臼や骨折などの重篤な副作用を防止するため、全身麻酔下で筋弛緩剤を用いて実施する

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2019.08.11 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神科薬物療法
抗うつ薬の仕組み
・脳内のセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質を調整することにより、抑うつ気分や、不安・焦燥、不眠などを改善するが、効果が出るまでに時間がかかることが多い
・症状安定後も、薬物療法は一定期間継続し、徐々に減量する必要がある
抗うつ薬の分類(化学構造)
・三環系抗うつ薬
・四環系抗うつ薬
・SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)
・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)
・NaSSa(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)
※うつ病やうつ状態のほか、不安障害、パニック障害、強迫性障害などに適応のある抗うつ薬もある
三環系抗うつ薬
・抗コリン作用としての口渇、便秘、眠気、起立性低血圧、めまい、排尿困難、視力調整障害などの副作用がある
・これらの副作用は、四環系抗うつ薬では少なく、SSRI、SNRI、NaSSaでは、さらに少なくなっている
アクチベーション・シンドローム(賦活症候群)
・抗うつ薬の投与開始初期や増量後に、不安、焦燥、攻撃性、衝動性、易刺激性などの症状や、自傷・自殺などの行動が出現することがあること
双極性障害の患者
・抗うつ薬の投与中に、躁状態や躁うつ混合状態を呈し、不眠、易怒性、攻撃性の悪化が生じることがある

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2019.08.10 07:54 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神科薬物療法
難治性抗精神病薬
・クロザビンは、白血球減少、無顆粒球症などの重篤な副作用が生じることがあるため、定期的な血液検査による処方管理が義務づけられている
抗精神病薬の副作用
・鎮静作用による眠気や活動性の低下
・自律神経症状:起立性低血圧、口渇、便秘、イレウスなど
・錐体外路症状:パーキンソン症候群、ジストニア、アカシジア、遅発性ジスキネジアなど
1)パーキンソン症候群:筋強剛、前屈姿勢、寡動、仮面性顔貌、呂律不良など
2)ジストニア:筋肉の痙縮による斜頸、舌突出など
3)アカシジア:下肢のソワソワ感、足踏み、正座不能など
4)遅発性ジスキネジア:口をモグモグさせる、手足が勝手に動くなどの不随意運動
・月経不順や性機能障害
・光線過敏症
・食欲増加、高血糖、脂質代謝異常の悪化などが生じることもある
・非定型抗精神病薬(オランザピンやクエチアピン)は、高血糖による死亡例もあり、投与前に糖尿病の合併の有無を確認する必要がある
抗精神薬による重篤な副作用
・悪性症候群:高熱、強い錐体外路症状、発汗や頻脈などの強い自律神経症状、横紋筋融解症による高CPK血症などが生じ、生命に危険を生じることもあるため、服薬中止や補液治療などの適切な処置が必要

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2019.08.09 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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精神疾患の治療

精神科薬物療法
向精神薬
・脳に作用して何らかの影響を精神機能に及ぼす薬物の創傷
・抗精神病薬、抗うつ薬、抗躁薬、抗不安薬、抗てんかん薬、精神刺激薬、睡眠薬、抗パーキンソン薬、脳代謝改善・脳代謝賦活薬
抗精神病薬
・主として統合失調症の治療に使われる
1)定型抗精神病薬(従来型抗精神病薬/第一世代の抗精神病薬)
2)非定型抗精神病薬(新規抗精神病薬/第二世代の抗精神病薬)
・脳内の神経伝達物質であるドーパミンの受容体を阻害することで、陽性症状を改善する
・症状寛解後も、症状再燃の予防のため、長期にわたる薬物療法の継続が必要
・錠剤、散剤、口腔内崩壊錠、水薬、注射薬、持続性注射剤(デポ剤)など複数の剤型がある
・患者のアドヒアランス(服薬遵守)を維持できるよう、適切な剤型を選択する
定型抗精神病薬
・クロルプロマイシン、ハロペイドールなど
・錐体外路症状や過鎮静、認知機能障害などの副作用が起こりやすく、陰性症状に対する効果が乏しいのが欠点
非定型抗精神病薬
・リスペリドン、オランザピン、クエチアピンなど
・ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の受容体に作用し、錐体外路症状や過鎮静などの副作用が定型抗精神病薬より少なく、陰性症状に対しても効果がある

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2019.08.07 18:38 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |