認知症介護と障がい者支援2018年12月

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

2018年11月 | 2018年12月の記事一覧 | 2019年01月
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偽膜性大腸炎

偽膜性大腸炎
→抗生物質の服用により腸内細菌のバランスが崩れて起こる疾患
・基礎疾患のある高齢者に多く見られる
・クロストリジウム・ディフィシル菌の異常増殖による感染性大腸炎の一種
・院内感染のうち、最も頻度が高い疾患
・抗生剤の長期投与によって腸管にびらんや潰瘍などの炎症が起き、腹痛や下痢などの症状が生じる
症状
・突然の激しい下痢で血液の混じった下痢になることもある
・腹鳴、下腹の鈍痛、膨満感、発熱を伴うこともある
・重篤な場合、けいれんを伴う脱水症状を起こし、数日で死に至ることもある
治療法
薬物療法
・原因薬剤の投与を中止して様子をみる
・乳酸菌製剤を投与して腸内細菌そう(腸内の微生物生態系のこと)の正常化を行う
・重症の場合には塩酸バンコマイシンを経口投与し、クロストリジウム・ディフィシル菌を殺菌する
・回復しなければ乳酸菌製剤を投与して、腸内の正常化を図る
日常生活の注意点
・抗生物質を服薬中または服薬1から2週間後に頻繁に下痢が起こる、粘性のある便、発熱、吐き気などがみられた場合は、医師に連絡をする
・受診する際には、服用した医薬品の種類、服用からどれくらい経っているか、便の状態などを医師に知らせる


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2018.12.31 07:39 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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虚血性大腸炎

虚血性大腸炎
→大腸の血行障害により、大腸の粘膜や潰瘍が発生する疾患
・大腸の血管と、腸管の問題が複雑に絡み合って起こる
・血管側の問題は、動脈硬化、血栓・塞栓、血管の収縮など
・腸管側の問題は、慢性の便秘や浣腸などによる腸管内圧の上昇
・50歳以上の高齢者に多い
症状
・吐き気と嘔吐を伴う強い左下腹部痛で始まり、下痢、下血が起こる
・下血は赤い血液の混じった血便だが、タール便のこともある
・一過性型、狭窄型、壊死型に分類される
治療法
保存療法
・一過性型と狭窄型は、絶食と輸液に加え、二次感染予防の抗菌薬を投与する
・狭窄型の治る過程で閉塞症状が現れた場合は、内視鏡による拡張療法
・排便コントロール
手術療法
・壊死型は緊急手術で病変部位を切除する
・狭窄型で閉塞症状が強い場合は、手術することもある
日常生活の注意点
・絶食の指示に従い、腸管の安静を保つ
・食事開始後は消化のよいものをよく噛んで食べるなど、腸管の負担を考慮する
・一過性型と狭窄型は一般的に予後良好であるが、6~12%に再発がみられる
・糖尿病、膠原病、血管炎のあるひとに起こりやすい
・大腸がんの人にも同様の病変が生じることがある
・動脈硬化や糖尿病など危険因子となる病気の治療、慢性的な便秘の治療などで再発を予防する

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2018.12.30 07:30 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |

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胆のう炎

胆のう炎
→急性胆のう炎は、胆のうの出口が結石やがんのために閉塞して胆汁の流れが滞り、細菌が感染して炎症が起こる疾患
・油っこい食事が引き金になることも多い
・胆のう炎から腹膜炎や敗血症になることがある
症状
・最も典型的な症状は右上腹部痛で、次いで、悪心、嘔吐、発熱が多い
・激しい腹痛を訴え腹部全体が硬くなっているときは胆のうが破れて腹膜炎を起こしている可能性がある
・胆汁の流れが妨げられるために皮膚や粘膜に黄疸が出ることがある
・慢性胆のう炎は症状がない場合が多い
治療法
・発熱、上腹部痛など胆のう炎の症状が出たら、早めに受診して痛み止めや抗生物質を服用する
・炎症の程度が軽い場合、安静、絶食の上、点滴による水分・電解質の補給、抗生物質の投与を行う
・炎症が強い場合、腹壁から針を刺して胆のうにたまった胆汁を排出するドレナージ術を行う
・炎症が収まった後に胆のう摘出術を行う
・慢性の場合は症状に応じて抗生物質や鎮痛薬などを使用する
日常生活の注意点
・脂肪分の多い食事を摂りすぎない
・過労やストレスを避け、規則正しい生活を心がける
・胆のう炎では、発熱だけで痛みのない場合も多い
・胆石症のあることを医師に伝えておくと診断の助けとなる
・胆のう炎の症状が見られたら早目に受診する

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2018.12.29 08:35 | 未分類 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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肝硬変

肝硬変
→いろいろな原因による慢性肝炎が長い経過をたどった末期の姿
・肝臓の組織が破壊されて、肝臓が小さく固くなる疾患
・肝硬変を治すことは不可能
・治療は残された肝機能を助けて肝臓がんはの進行を遅らせることと、合併症の管理が主となる
・肝臓がんの原因になり得る
・原因のほとんどはウイルス性肝炎で、C型肝炎、B型肝炎の順に多い
・アルコール性肝炎なども原因となる
症状
・自覚症状がない代償性肝硬変と、いろいろな症状が現れる非代償性肝硬変とがある
・高齢者では自覚症状に乏しく、手術などのときに偶然、発見されることもある
・全身倦怠感、尿の色が濃くなる、腹部膨満感、吐き気、嘔吐などが現れる
・原因のほとんどはウイルス性肝炎
治療法
薬物療法
・C型肝炎による肝硬変にはインターフェロン、B型肝炎による肝硬変には抗ウイルス薬が用いられる
・腹水や浮腫に対しては利尿剤の内服や、穿刺(せんし)による腹水の除去が行われる
・出血傾向に対し、ビタミンK補給、輸血を行う
・合併症である食道静脈瘤は、内視鏡で硬化剤を注入して静脈瘤を縮小させる
・インターフェロン製剤:インターフェロンアルファなど
・抗肝炎ウイルス薬:リハビリンなど
・肝臓機能改善薬:ウルソデオキシコール酸グリチロンなど
・肝蛋白代謝改善薬:マルチラート

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2018.12.28 07:28 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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胆石症

胆石症
→胆のうや胆管に結石ができる疾患
・肝臓でつくられる胆汁中のコレステロールが高くなり、結晶化して石ができる
・コレステロール結石とビリルビンカルシウム結石などがある
・胆のう炎の合併に注意する
症状
・高齢者では症状が出ないこともある
・胆のう炎に伴って発熱があることもある
・右肋骨下を中心に起こる激しい腹痛
治療法
胆のう結石の治療
・症状がある場合は治療を行い、無症状の場合は治療をしないことが多く、定期的に検査を受ける
・胆のう摘出術を行う。腹腔鏡による手術は傷が小さくて済み、術後の回復が早い
・胆のうを摘出しても日常生活に影響はない
・ウルソ(肝臓の胆汁を作る働きを助け、老廃物の排出を促す効果がある)による胆石溶解療法も行われる
・対外から衝撃波を当てて結石を細かく砕く方法もある
胆管結石の治療
・無症状の場合でも将来重症の急性胆管炎や急性膵炎を起こす危険があるので治療を行う
・内視鏡による方法、開腹して結石を取り出す方法などが行われる
日常生活の注意点
・油っこいものを食べると、胆石発作を起こしやすくなるので注意が必要
・脂肪分の取り過ぎを避け、バランスのよい適量の食事を心がける
・適度な運動を心がけ肥満を解消する
・ストレスや過労を避け、規則正しい生活を心がける

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2018.12.27 07:26 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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腸閉塞

腸閉塞
→小腸や大腸が何らかの原因で詰まってしまう状態のこと
・高齢者で食事量が減少し、腹部の膨満、腹痛があると、腸閉塞の可能性も考える
・機械的閉塞と機能的閉塞とがある
機械的閉塞
→腹部を切る手術を受けた後に腸と腹壁や腸同士が癒着し、そこを中心に腸が折れ曲がり、ねじれて詰まる
機能的閉塞
→薬剤の作用などにより腸の動きが低下して起こる
治療法
薬物療法
・吐き気に対しては、セレネース、ブスコパン、ブリンペランなどを使用する
・腹痛に対しては、ブスコパン、ハイスコなどを使用する
・食事、飲水を中止し、電解質や栄養分の点滴を行う
・腸間膜もよじれて腸の血行障害がある場合でなければ、絶飲食して点滴を行い、腸を休めることにより自然に元に戻ることがある
手術療法
・手術により閉塞を解除し開通させる。ただし、高齢者や衰弱が甚だしい場合は、手術困難となる
その他の治療法
・鼻からイレウス管を入れて腸の内容物を排出させる方法も用いられる
日常生活の注意点
・禁酒、禁煙
・食後の安静
・ストレスの少ない生活
・十分な睡眠
・適度の運動
・便秘にならないようにする
・体を冷やさない
・冷たい食べ物、脂肪分の多い食物、刺激の強い食物を避ける
・バランスが良く、消化のよい食物

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2018.12.26 08:17 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍
→胃と小腸をつなぐ十二指腸の粘膜に潰瘍ができる疾患
・胃潰瘍と同様、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬やステロイド薬を服用している場合に多い(薬剤性潰瘍)
・ピロリ菌も原因となるが、高齢者ではピロリ菌反応陰性の場合もみられる
・ストレス、過労、喫煙なども原因となる
症状
・空腹時に上腹部痛があり、食事をすると一時的に痛みが軽くなるのが特徴
・胃の膨満感、むかつき
・潰瘍が深くなると出血して吐血や下血(タール便)がある
・高齢者では症状のない場合が多く、吐血や下血により初めて気づくことがある
治療法
薬物治療
・胃酸分泌を抑えるプロトン・ポンプ・インヒビター(PPI)とH2ブロッカーなどを使用する
ピロリ菌除菌法
・ピロリ感染が確認された場合は、ピロリ除菌を行う
・ピロリ菌の除菌には、プロトンポンブ阻害薬・アモキシシリン・クラリスロマイシンなどの3剤療法が行われる
・ピロリ菌を除菌することにより潰瘍の治療を促進し、痛みの軽減、再発予防などが期待できる
・酸分泌抑制薬の使用、輸血、外科手術など、必要に応じて対処する
その他の治療法
・出血のある場合は、内視鏡により止血を行う(クリップ止血法)
・安静にしてストレスをやわらげる
・刺激物やアルコールの摂取、喫煙を避ける
・関節リウマチや関節炎などで鎮痛薬を服用するときは、胃酸を抑える薬(プロトンポンブ阻害薬)を併用する

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2018.12.25 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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胃潰瘍

胃潰瘍
→胃の粘膜が炎症を起こし、潰瘍を生じる疾患
・空腹による胃酸過多、ピロリ菌感染、唐辛子などの刺激物、薬剤、たばこ、酒、コーヒーなどの摂取が原因となる
・アスピリンなどの鎮痛解熱剤、ステロイド薬の副作用として起こることもある
・再発率が高い
症状
・食後の胃痛、腹痛、みぞおちあたりが痛む
・酸っぱい液体が同時に胃から上がってくるげっぷ
・吐き気、嘔吐、おなかが張る
・高齢者では無症状の場合が多く、吐血や下血で気づくことも多い
・下血は黒い便(タール便)のことが多い
治療法
薬物療法
・胃酸分泌を抑える薬を単独、または粘膜防御薬と併せて使用する
・胃酸を抑える薬には、プロトン・ポンプ・インヒビター(PPI)とH2ブロッカーなどがあり、治療の中心となる
・再発予防のためピロリ菌の除菌を行う
・ピロリ感染が確認された場合は、ピロリ菌除菌薬、プロトン・ポンプ阻害薬、H2受容体拮抗薬を使用する
・出血している場合は、内視鏡による止血も行われる
治療の原則
・再発しやすいので、再発予防が大切
・除菌治療の薬には、下痢、腹痛、味覚障害などの副作用があるので注意が必要
・高齢者では、鎮痛薬や低用量のアスピリンを服用している場合が多いので、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の発症に注意する

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2018.12.24 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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肺結核

肺結核
→結核菌が肺に感染して起こる疾患
・感染経路は、空気感染と飛沫感染
・感染してすぐに菌が増殖、発病する初感染結核は、感染者の15%
・感染後すぐには菌が増殖せず、1年あるいは20年以上後に発病する内因性再燃は、感染者の15%
・日本では年間2万人以上が発病している
・糖尿病やがん、透析中、関節リウマチ治療中の人は、結核菌に感染するリスクが高い
症状
・咳、痰、全身倦怠感、発熱、体重減少、寝汗など
・進行すると痰に血が混じることもある
・さらに進行すると肺の一部が空洞化し、呼吸困難が現れる
・咳などの症状が2週間以上続く場合は、胸部単純X線検査を受け、結核菌検査で確定診断する
治療法
薬物療法
・結核菌を他人へ感染させてしまう可能性があるときは入院して治療を行う
・抗結核菌を服用する(複数の治療薬を最低6ヶ月間服用)
・治療後2年間は再発の有無を確認する検査が必要
・痰から大量に結核菌が検出された場合は、結核治療専門施設に入院する
・家族など発病リスクの高い場合は、発病を予防する薬を服用する
二種の感染症
・結核は感染症法で二種の感染症に分類されている
・感染症法第12条に基づき、医師は結核の患者を診断したときには、直ちに結核患者の発生を保健所長に届け出なければならない

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2018.12.23 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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気管支喘息

気管支喘息
→気管が常に炎症を起こして狭くなっており、なんらかの刺激でさらに気道が狭まり発作が起こる疾患
・発作の原因は、ダニやハウスダストなどのアレルゲン以外にも、運動やたばこ、過労、風邪などの感染症、気温の変化など多様
・患者数は増加しており、子どもも含めると全国で400万人を超える
症状
・発作時には、ヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴(ぜいめい)がある
・呼吸困難を伴う激しい咳と痰
・夜間から朝方にかけて、季節の変わり目、気温差が激しいときなどに発作が起きやすい
・咳だけが症状の咳喘息もある
治療法
薬物療法
・発作時には、気管支拡張薬を使用する
・他に、経口ステロイド薬、デオフィリン薬、吸入抗コリン薬、吸入配合薬を使用することもある
・発作が起こらないように、長期管理薬で継続的に治療することが重要
・長期管理薬には、炎症を抑える吸入ステロイド薬やロイコトリエン受容体拮抗薬、気管支を広げる長期間作用性吸入β2刺激薬、デオフィリン徐放薬などがある
・薬は、吸入薬、内服薬、貼り薬、注射薬があり、目的や年齢によって使い分ける
生活習慣の改善
・発作を誘発する因子を避ける
・こまめに水分を摂り、痰を出す
・喉の炎症を鎮める飴などをなめる
・症状があるときは、楽な姿勢(座位、前屈み)をとって安静にする

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2018.12.22 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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慢性閉塞性肺疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)
→気管支や肺胞の慢性的な炎症のために、肺の機能が低下する疾患
・最大の原因はたばこ
・長年の喫煙により気道や肺胞に慢性的な炎症が生じ、気づかないうちに進行する
・気管支の壁がむくんで痰が大量に出る
・肺胞がつぶれ、酸素を取り込みにくくなることから肺の機能が低下する
・重症度により、Ⅰ期からⅣ期に分類される
・慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称
症状
・長引く咳や痰、息切れといった症状から始まる
・進行すると、息苦しさのために、外出ができなくなる
・入浴時など日常的な行為でも息苦しさが増す
・患者の約7割が、日常生活のさまざまな場面で制限を感じている
・風邪などをきっかけに症状が悪化する
治療法
薬物療法
・症状をやわらげるために、気管支拡張薬や喀痰調整薬、吸入ステロイド薬、吸入配合薬を使用する
手術療法
・内科医的な治療で症状が改善しない場合、炎症により破壊された肺の一部を内視鏡で切除することもあるが、根本的な治療ではない
・肺機能が低下し、低酸素血症から呼吸不全に陥る危険がある人は、在宅酸素療法(HOT)で持続的に酸素を吸入する
リハビリ
・運動療法などによって肺機能の維持、回復を目指す
・QOLを改善し、患者が自立した生活を送れるようにすることが目的

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2018.12.21 08:23 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |

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肺炎

肺炎
→細菌やウイルスなどの病原体が肺に入って感染し、肺に炎症が起こる疾患
・日常生活を送っている中で起こる市中肺炎のほかに、入院中や手術の合併症などで起こる院内肺炎がある
・介護が必要な人の場合は、食べ物の一部や胃の逆流物が病原体とともに肺に入る誤嚥性肺炎が多い
・適切な口腔ケアを行うことで、呼吸器感染症が軽減する
症状
・高熱、咳、呼吸困難、胸痛などが主な症状
・高齢者の場合、熱が出ないこともある
・呼吸数や脈拍数が増える
・食欲不振、倦怠感、悪寒、筋肉痛、関節痛などが伴うこともある
・誤嚥性肺炎の場合は、なんとなく元気がない、常に喉がゴロゴロなっているなどの症状もみられる
治療法
薬物療法
・抗菌薬の内服や注射
・インフルエンザに対しては、抗インフルエンザ薬を投与する
・高齢者に対しては、抗菌薬の注射に加え、点滴による水分や電解質の補給などが必要となることもある
酸素療法
・高齢者は肺炎の症状が出ないことも多く、食欲不振や元気がないときは血中酸素を測定する
・炎症のために肺機能が低下し、血中酸素濃度が低下した場合は、酸素吸入を行う
リハビリなど
・息苦しさや呼吸困難などがある場合は、半座位が楽なこともある
・誤嚥性肺炎の場合は、上半身を30度ほど上げた体位、体位交換、口腔ケアなどで誤嚥が続くのを防ぐ
栄養療養
・栄養補助食品は点滴なども利用して栄養状態を改善する

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2018.12.20 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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心不全

心不全
→心臓の働きの低下や弁膜症、腎機能低下などにより、浮腫や息切れなどの症状が現れる
・心不全は、病名ではなく、心臓の働きが悪くなった結果、起きた体の状態のこと
・退院後の服薬管理、食事管理や運動などの生活環境を整えなければ、入退院を繰り返すことがある
急性心不全:急に症状が現れ、弁膜症や心筋梗塞、心筋症などの心臓病の悪化、風邪や過労、貧血などでも起こる
慢性心不全:持続的に小jy9王が続いている状態
症状
・疲労、動悸、呼吸困難、狭心症状
・心臓の働きが低下するに従い、食欲低下、咳、たん、浮腫、尿量減少なども出現する
自覚症状による重症度分類
Ⅰ度:日常生活では症状がない
Ⅱ度:日常的な動作で症状が起こる
Ⅲ度:日常的な動作以下の労作で症状が起こる
Ⅳ度:安静にしていても症状が起こり、少しでも体を動かすと症状が強くなる
治療法
薬物療法
急性心不全
・原因を突き止めてそれを治療する
・救急車を含めた迅速な対応が必要
慢性心不全
・利尿剤で体の余分な水分を取り除く
・血管拡張薬で心臓の負担を軽くする
・β遮断薬で心臓に障害を与えやすい神経やホルモンの作用を抑える
原因となっている心臓病の治療
・狭心症や心筋梗塞の治療
・弁膜症の治療

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2018.12.19 07:58 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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不整脈

不整脈
→脈(心臓の拍動リズム)が乱れる病気
・脈が遅くなる徐脈、速くなる頻脈、脈が飛ぶ期外収縮に分けられる
・徐脈は脈数が50/分以下、頻脈は100/分以上の場合と定義されている
・心臓のリズムは、心臓の上の方にある洞結節で発生する電気によってコントロールされているが、洞結節で電気が発生しなかったり、別のところで電気が発生したり、電気が伝わらなかったりする
・脳梗塞の原因になりやすい
症状
徐脈:心拍数が極端に少なくなると、体を動かす時などに強い息切れ、めまい、眠前暗黒感がみられ、失神が起こることもある
頻脈:突然始まる動機。高度頻脈が続くと、脈が触れにくくなり、息苦しさや冷や汗が出たり、心不全を起こすことがある
期外収縮:胸部の不快感、締めつけられるような胸の痛み、脈が飛ぶような感覚が起こる
治療法
薬物療法
・抗不整脈薬で心臓の動きを整える
・抗不整脈薬には、いくつかのタイプがあり、その人の不整脈がどのようなものであるかによって使い分ける
・心房細胞に対しては、血栓ができるのを防ぐために抗血清凝固薬を用いる
ペースメーカーなど
・徐脈性不整脈に対しては、心臓に一定のリズムで電気信号を送るペースメーカーを胸に入れて脈を整える
・心室粗動、心室細動などの危険な頻脈に対しては、「植え込み式除細動器(ICD)」を用いる
・危険な頻脈が起こったとき、自動的に電気ショックを与え、心臓の動きを戻す
カテーテル治療
・足の付け根などの血管からカテーテルを入れ、頻脈の原因となっている心臓の筋肉を高周波で焼く
2018.12.18 08:15 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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狭心症

狭心症
→心筋に流れる血流が不足して胸が苦しくなる疾患
・動脈硬化のために心臓に血液を送る冠動脈が狭くなる労作性狭心症と血管のけいれんで起こる血管攣縮(れんしゅく)性狭心症がある
・労作性狭心症は、高LDL-コレステロール血症、低HDL-コレステロール血症、高血圧、糖尿病などが原因となる
・血管攣縮性狭心症は、早朝、夜間に起こりやすく、疲労やストレス、喫煙、アルコールなどが危険因子となる
症状
・労作性狭心症は、階段を上がるなどの労作時に胸の中心が締めつけられるような圧迫感や痛みが起こるが、少し休むと治る
・労作性狭心症は、労作時に冠動脈の血流が悪くなり、心筋が酸欠に陥るために発作が起こる
・血管攣縮性狭心症は、決まった時間帯(朝方が多い)や、きっかけで起こりやすい
・痛みが肩や胸、顎、歯、みぞおちなどに広がり、息切れを感じることもある
治療法
薬物療法
・労作性狭心症には、運動時の心筋酸素消費量を減らすベータ遮断薬、血管を広げるニトロ製剤、血栓ができるのを防ぐ抗血小板薬など
・血管攣縮性狭心症には、冠動脈の攣縮を防ぐ、心拍数を減らすカルシウム拮抗薬など
・発作時には硝酸薬を使用する。舌下で溶かす錠剤と、舌下にスプレーする噴霧薬がある
手術療法
・胸や足の付け根の血管からカテーテルを挿入し、冠動脈の狭くなった部分を広げたり、ステントを入れたりする
・バイパス手術で、狭くなった血管を迂回して血液が流れる道をつくる
生活習慣の改善
・体重コントロール。食事と運動で動脈硬化の進行を抑える
・過度の飲酒は避け、禁煙する

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2018.12.17 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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パーキンソン病

パーキンソン病
→脳の黒質という部分の神経細胞が減少するため、黒質の神経細胞がつくるドーパミンという神経伝達物質が減少する。ドーパミンは体の運動機能を調節する働きがあるため、不足するとスムーズな動きが出来なくなる
・50から60歳代での発病が多いが、若い人もかかる病気
症状
・振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害
・排尿障害、排便障害、睡眠障害、抑うつなど
・横になると足がズムズムする、明け方に筋肉がこわばって痛むなど
治療法
薬物療法
・不足しているドーパミンを補う薬(L-ドパ製剤、ドーパミン受容体刺激薬、ドーパミン放出促進薬)
・ドーパミンの分解を抑える薬
・L-ドパ製剤の効果を助ける薬
手術療法
・症状に関係する神経細胞を壊して症状をやわらげる定位脳手術など
・神経細胞の働きを電気刺激で活性化する脳深部刺激療法
リハビリ
・体の機能を保つための運動療法や作業療法など
日常生活の注意点
・できるだけ活動量を減らさず、従来通りの生活を続ける
・外出や趣味活動も積極的に行うようにする
・手すりの設置や段差の解消など、生活環境を整え、転倒を防ぐ
・電動歯ブラシなどの電化製品や補助具を利用して自立した生活をする
・衣服は、面ファスナーやゴムなどを活用して脱ぎ着をしやすくする
・杖やシルバーカー、歩行器を利用する

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2018.12.16 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫
→脳を覆う硬膜と脳との間に血がたまり血腫ができる疾患
・脳を打ったことによる外傷が原因となることが多く、1から数ヶ月かかって血腫が大きくなり脳を圧迫するが、原因が思い当たらないこともある
・硬膜下血腫のうち外傷後1から2ヶ月に発症したものを慢性硬膜下血腫という
・大量飲酒、透析なども関係する
・50歳以上に多くみられ、手術によりほとんどの場合、社会復帰が可能  
症状
・血腫が大きくなると脳を圧迫して記銘力低下、認知症の症状、手足の麻痺、失語症、うつなどの症状が出る
・血腫の圧迫により頭痛や吐き気が起こるが、高齢者では症状が現れにくい
・急に認知機能が低下した時は、慢性硬膜下血腫を疑う
治療法
薬物療法
・血腫により高まった脳の圧を下げ、脳のむくみを抑える薬剤を使う
・出血が少ない場合は経過観察をすることもある
手術療法
・脳の中にたまった血液を排出させる手術が行われる
・頭蓋骨に小さい穴を開けて硬膜を切開し、そこから管を入れて血腫を取り除く
・血腫が小さく、症状が軽い場合は、手術をせず経過をみることもある
日常生活の注意点
・転倒予防のため室内の段差などに注意し、トイレ、浴室に手すりをつける
・飲酒歴の長い人で、急に認知機能低下、てんかんなどが現れた場合、慢性硬膜下血腫を疑う
・認知障害があると転倒などの事実を記憶していないので、周囲の人に確認する
・後遺症の程度、リハビリについて確認しておく

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2018.12.15 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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急性硬膜下血腫

急性硬膜下血腫
→脳を包む硬膜と脳の間に血液がたまる疾患
・転倒による頭部の打撲、交通事故、スポーツなどによって起こる
・脳が損傷を受けて(脳挫傷)、脳と脳の表面を連結している静脈が切れて出血し、急激に血液が硬膜下にたまる
・外傷のあと、3日以内に血腫ができるものを急性硬膜下血腫という
症状
・傷害の直後から意識喪失状態になることが多い
・いったん意識障害が起こると急激に悪化し、昏睡となることが多い
・脳挫傷を合併すると手足の麻痺や言語障害、脳神経症状が現れるが、高齢者ではゆっくり現れるのでわかりにくい
治療法
薬物療法
・脳圧を下げる薬剤の点滴を行う
・頭蓋骨圧亢進に対し、バルピツレート療法、低体温療法などを行うこともある
手術療法
・急性硬膜下血腫の診断がついたら緊急手術を行う
・意識障害、血腫の脳への圧迫がない場合は、経過観察とすることもある
・重症例が多く、救命できても後遺症が残ることが多い
日常生活の注意点
・予後は入院時の意識障害の程度に比例する
・昏睡状態だった重症例では、社会復帰が15パーセント程度とされる
・高次機能障害(失語、失行、失禁など)の後遺症はないか確認する
・後遺症に対する対応を考える(リアルフィードバックによるアプローチ)
・再発の可能性とその対処法について確認する
・受診のタイミングについて確認する

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2018.12.14 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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くも膜下出血

くも膜下出血
→脳を覆う3層の膜のうち、軟膜とくも膜の間に出血して脳を圧迫する疾患
・比較的若い年齢の人にも発症する
・脳の血管にこぶ(脳動脈瘤)があり、脳の血管の形成異常がある場合は、喫煙、高血圧、大量飲酒などが危険因子となる
・意識障害、麻痺、失語が残ることもある
症状
・突然の激しい頭痛
・嘔吐、けいれん、意識障害
・ものが二重に見える、まぶたが閉じられなくなる(動眼神経麻痺)
・発症後10日くらい経ってから水頭症が起こることがある
※水頭症:頭蓋の中に脳脊髄液がたまり、脳を圧迫して歩行障害、もの忘れ、尿失禁などの症状を引き起こす
治療法
薬物療法
・再出血を防ぐ薬剤
・血管の収縮やけいれんなどを抑える薬剤 
・慢性期には降圧薬や脳循環、代謝改善薬が用いられる
・脳の浮腫を抑える薬剤
手術療法
・再出血を防ぐために手術を行う
・脳動脈瘤を金属のクリップで止めるクリッピング術
・動脈瘤に金属のコイルを詰める脳動脈瘤コイル塞栓術
・水頭症が起こった場合は、脳の中にたまった髄液を腹腔に流して吸収させる脳室・腹腔シャント術を行う
リハビリ
・症状が落ち着いてきたらなるべく早くリハビリを行う
・脳梗塞や脳内出血の場合と同様、入院中はベッドから起きる、歩行、トイレ動作などのリハビリが行われる
・退院後はデイケア、デイサービス、訪問リハビリを利用しながら、歩行、食事摂取、トイレ、入浴、着替えなどの自立を目指す

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2018.12.13 07:42 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |

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脳梗塞

脳梗塞
→脳の血管が詰まって脳細胞が壊死するため、脳の働きが障害される疾患
・動脈硬化により血管詰まって起こる場合、心臓でできた血栓が脳の血管に詰まって起こる場合などがある
・不整脈、高血圧は後者のタイプの脳梗塞の危険因子
・後遺症として、手足の麻痺や言語障害が残る場合がある
症状
・突然、ろれつが回らなくなる
・片側の手足が麻痺するなどの症状が起こる
・ものが二重に見える
・めまいやふらつきが起こる
治療法
薬物療法
1.抗血小板薬
・アスピリン、シロスタゾールなど、血液を固まりにくくし、脳梗塞の再発を予防する
2.抗凝固薬
・ワーファリン、ヘパリンなど、血管内で血液が固まるのを防ぐ
3.脳循環代謝改善薬
・イブジラストなど
4.アルテプラーゼ静注療法
・発症4.5時間以内に血栓溶解療法を行い、血栓を溶かす
リハビリ
・急性期治療開始後、なるべく早くリハビリを開始する
・退院後は、デイケア、デイサービスなどの通所リハビリ、訪問リハビリが基本となる
・リハビリは障害を受けた生活を再構築し、社会参加を促進することが目標で、患者の状態に応じたリハビリが行われる
日常生活の注意点
・喫煙、飲酒を控える
・早いうちからリハビリを始める
・低カロリー、低塩分の食事を心がけ、野菜、果物を多く摂るようにする
・適度の運動を心がける
・こまめに水分補給をする
・血圧を下げる

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2018.12.12 09:04 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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脂質異常症

脂質異常症
→高LDL-コレステロール血症、高中性脂肪血症、低LDL-コレステロール血症のうちひとつでもあれば脂質異常症である
・原因は、食べ過ぎと運動不足による肥満であるが、生まれつきLDL-コレステロール値や中性脂肪値が高い人もいる
・予備軍も含め2000万人いると言われている
・男性は30歳代から50歳代、女性は50歳代から増加する
・放置すると動脈硬化になり、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患につながる
症状
・自覚症状はなく、脂質異常症を自覚している人は全体の3割前後
・肥満が原因のメタボリックシンドロームから、高血圧や高血糖になり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性疾患が起きて気づくこともある
・動脈硬化症疾患のひとつで、下部の動脈が詰まる閉塞性動脈硬化症になると、下肢のしびれや痛み、痛間欠跛行などがあらわれる
治療法
1.薬物療法
・血液中のコレステロール値を低下させるスタンチンを用いる
・スタンチンは、高脂血症患者での心筋梗塞や脳血管障害の発症リスクを低下させる効果がある
・LDL-コレステロールが高い場合、中性脂肪が高い場合、LDL-コレステロールと中性脂肪が高い場合で、薬の組み合わせが異なる
・動脈硬化の進行を抑える効果のある、EPA製剤が処方されることもある
2.生活習慣の改善
・適正体重(BMI値:18.5以上25未満)を目指し、食事療法と運動療法で体重をコントロールする
・栄養バランスの目安は、タンパク質:脂質:炭水化物=2:3:5
・ビタミン、ミネラルも十分に摂ることを心がける
・適度な運動には、良質な筋肉を増やしてエネルギー消費を促し、HDL-コレステロールを増やすという効果がある

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2018.12.11 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅酸素療法

在宅における在宅酸素療法の実施と管理
在宅移行後の注意点
・息切れを軽くする日常生活動作の工夫
・呼吸訓練
・病気の過程
・急な息切れ時の対処法(パニックコントロール)
HOT導入初期のポイント
・療養者が指導内容を理解し、実行できているかの確認が必要
・外来(入院)でどのような指導を受けたかを確認し、療養者がどのように理解したか、不明な点や不安な点は何かを把握する
1)HOTの目的
2)指示どおりの酸素流量の吸入
3)呼吸法や日常生活動作、パニックコントロール
4)HOT、酸素ボンベの注意や禁忌」
5)酸素ボンベの残量の見方、交換方法
6)トラブル時の対応
7)息切れの対処法
HOT導入初期以降のポイント
・HOTを導入して数ヶ月から数年経過すると、機器の操作方法などは問題なく扱えるようになるが、「これくらい大丈夫」と自己判断で酸素吸入をしなくなったり、禁忌事項を守らなくなったりすることがあるため、療養者の生活環境全体をよく見てアセスメントすることが重要である
・病気の進行とともにADLの低下や息切れを増すことがあるので、安静時、労作時の呼吸苦やSpO2について定期的に評価する
・療養者の価値観を理解したうえで、療養者が望む生活を送るため一緒に考えていきたいと精神的支援を続けていくことも大切

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2018.12.10 08:48 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅酸素療法

在宅酸素療法(HOT)
→Home Oxygen Therapy
・1985年に医療保険適用となった
・病状は安定していて酸素吸入の必要性のためだけに入院している患者の退院が可能となり、酸素吸入を行いながら在宅で生活できるようになった
・現在、HOT療養者は、全国で16万人以上いると言われている
在宅酸素療法の目的
・低酸素血症の改善と予防
・慢性の低酸素状態によって引き起こされる合併症の防止
・予後の改善(生存期間の延長)
・呼吸困難によるQOLの向上、ADLの改善
・家庭や社会への復帰
・入院回数、入院日数の減少による経済効果
在宅酸素療法の適応
・呼吸器疾患や循環器系疾患、筋・神経疾患、悪性腫瘍などさまざまな疾患によって慢性の挺酸素症をきたした病態に対して、在宅で行われる治療である
・以下の場合に、HOT適用となる
1.高度の慢性呼吸不全患者
2.肺高血圧症患者
3.慢性心不全患者
4.チアノーゼ型先天性心疾患
在宅酸素療法指導管理料
・HOT療養者が在宅療養を継続するためには、外来での診察に加え、在宅療法の方法、注意点、緊急時の処置に関する指導を行うことが重要であるため、これらの指導と必要かつ十分な量の衛生材料および特定保険医療材料を支給することにより、医療機関は、在宅酸素療法指導管理料を算定できる

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2018.12.09 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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経管(経鼻)栄養法

緊急時の対応
胃食道逆流および誤嚥性肺炎
・栄養剤注入途中で吸引が必要になった場合には、注入用バッグのクレンメを閉じ注入を中止したうえで、咳込みやむせに注意しながら吸引を行う
・栄養剤の逆流により気道分泌物が増加している場合には、1回の注入量を少なくする、ゆっくり時間をかけて注入する、栄養剤を固形化することなどで胃内容物の逆流を避けることができる
・気道分泌物の増加により繰り返し誤嚥性肺炎を発症する場合は、胃瘻や腸瘻の造設を検討する
災害時の対応
・経管栄養の実施中に地震などの災害が起きた場合、避難が必要であれば栄養剤の注入を直ちに中止し、注入用バッグを経鼻胃管チューブから外す
・可能であれば、白湯や水をチューブ内にシリンジで注入し、チューブの閉塞を予防する
・白湯や水がすぐに用意できない場合は、空気を注入してもよい
・避難する際は、経管栄養剤や注入用バッグ、シリンジなどの必要物品を袋などにまとめ、持ち出せるように普段から準備しておく
・自宅で過ごせる場合でも、物品の補充ができなくことも考えられるため、経鼻胃管チューブ、注入用バッグ、シリンジ、経管栄養剤などはストックを準備しておくようにする

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2018.12.08 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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経管(経鼻)栄養法

緊急時の対応
ダンピング症候群
→胃に注入された栄養剤が、消化される前に腸へ送られることで起こる症状
・主な症状は、冷や汗、動悸、めまい、顔面紅潮、全身倦怠感、全身熱感などである
・腹痛、下痢、悪心・嘔吐などの腹部症状などが出る場合もある
・経鼻胃管チューブの先端が十二指腸や空腸まで入り、栄養剤が直接腸内は入ることで起こる場合があるため、チューブの位置は必ず確認する
・栄養剤の注入速度を遅くする、注入量を少量ずつに分割して注入する、体位を工夫する、注入物を固形化するなどの対応をとる
胃食道逆流および誤嚥性肺炎
・下部食道括約部圧が低下している状況で胃に栄養剤を投与した場合に起こりやすい
・胃の排出機能が低下していたり、投与時の体位や脊柱の湾曲、咳、悪心・嘔吐により腹圧が上昇することによって逆流が起こる
・逆流物の誤嚥から誤嚥性肺炎に至る危険性がある
・栄養剤注入前には、経鼻胃管チューブが確実に胃内へ挿入されていることを確認し、注入時には、頭部を40度以上挙上し、腹圧がかからない体位に整える
・栄養剤注入前、排痰のためのケアを十分に行い、栄養剤注入中に吸引などを行わなくていいようにしておく
・栄養剤注入中に吸引すると、咳が誘発されて腹圧がかかり、栄養剤が逆流しやすくなる

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2018.12.07 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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経管(経鼻)栄養法

緊急時の対応
下痢
・原因は、注入速度の速さ、栄養剤の濃度や鮮度の問題、物品の取り扱いの不備による細菌感染などが考えられる
・浸透圧が原因の下痢は、注入速度を遅くする、栄養剤の濃度を薄めるなどで解決する
・それでも下痢が続く場合は、いったん栄養剤の使用を中止、イオン飲料などの水分補給のみとして経過をみる
・細菌感染に関しては、注入用バッグなどの物品を十分に洗浄・消毒できていないことが考えられる
・開封後の余った栄養剤は冷蔵庫で保管し、12時間以内に使用する
・感染予防のために経腸栄養ノバッグ製剤を専用ラインに接続して投与できるタイプのものもある
便秘
・食物残渣の少ない栄養剤の使用や注入水分の不足が考えられる
・経管栄養を必要とする人は自力で身体を動かせない場合ば多く、腸の蠕動運動が低下していることも考えられる 
・便秘は、腹部膨満や食道への逆流、嘔吐などの原因となるため、排便状況の観察は重要である
・定期的に排便ができるよう、下剤の使用、水分補給、腹部マッサージ、浣腸、体動を促すなどのケアを行う
鼻粘膜損傷
・鼻腔に挿入されているチューブが粘膜に接触することで粘膜損傷を起こす
・経鼻胃管チューブ交換の際には、左右の鼻腔を交互に使用し、負担の軽減を図る
・チューブの固定の仕方で粘膜損傷を予防できるため、鼻翼等を圧迫しないよう、チューブに余裕を持たせて固定する+-

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2018.12.06 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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経管(経鼻)栄養法

緊急時の対応
経鼻胃管チューブの抜去、閉塞(滴下不良)
・固定が不適切であったり、体動で引っ張られるなどで経鼻胃管チューブが抜けることがあるため、チューブが引っ張られない位置にしっかり固定し、テープが剥がれてきているときには貼り替える
・療養者の意識状態の低下、理解不足、精神的ストレスにより自己抜去する場合、栄養剤注入中に抜去されることのないよう十分注意する
・患者のストレスが強い場合は、胃瘻や腸瘻の造設も検討する
・栄養剤・薬剤の溶解不足、チューブの汚れ・屈曲などにより、チューブの閉塞や栄養剤の滴下不良が起こる場合、栄養剤注入前にシリンジで胃内容物を吸引できなかったり、空気が注入できない
・注入しても気泡音が聞こえない場合には、チューブの閉塞や抜去が考えられるため、栄養剤を注入しないようにする
・チューブが閉塞した場合、微温湯20ml程度をシリンジで注入する
・それでも流れない場合、チューブを交換する
・緊急時の入れ替えに対応できるよう、チューブなどの物品は予備のものを医師に準備してもらい、自宅にストックしておく
腹痛・嘔吐
・風邪、感染症、下痢、便秘、胃炎、胆石、腸閉塞などの原因が考えられる
・バイタルサイン、症状をアセスメントして、主治医に報告し、指示を受ける

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2018.12.05 07:58 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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経管(経鼻)栄養法

経管(経鼻)栄養法
→チューブを鼻から胃や腸まで挿入して栄養を注入する方法
経管(経鼻)栄養法の目的
・脳血管疾患、神経・筋疾患などにより嚥下障害をきたし、食物・水分・薬剤などを経口摂取できない療養者に対し、安全に安定した栄養や水分補給・薬剤投与を行い、身体機能を維持・改善させること
概要
・長期に経管栄養法を必要とする場合は、経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が苦痛が少なく簡便で、経鼻経管栄養法よりも多く利用されている
・身体に傷をつけることに抵抗がある人に対してや、PEG造設までの栄養・水分補給・薬剤投与の一時的な手段としては、経鼻経管栄養法は有効である
適応
・腸管からの栄養摂取が可能であるにもかかわらず、脳血管疾患、神経・筋疾患などによる嚥下障害で、経口摂取が不可能、あるいは不十分な状態である
・口腔や消化管の炎症や悪性腫瘍などで部分的に通過障害が存在するため、経口摂取が困難な状態である
注意点と禁忌
・経管栄養中にチューブを抜去すると誤嚥の危険性があるので、実施に際しては療養者の納得と同意を得ることが重要である
・下部消化管の機械的完全閉塞や麻痺性イレウス、難治性の下痢など腸が完全に使用できない場合は行えない

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2018.12.04 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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膀胱留置カテーテル

尿の流出状況の観察
・膀胱留置カテーテルに屈曲や圧迫がないかを確認する
・閉塞については、畜尿量の観察とチューブ内の尿の移動で確認する
・血尿や浮遊物、血塊の有無、濃縮状態などの尿の性状を観察する
・1日の尿量を把握するため、毎日決まった時間に1日量を測定する
・感染予防のためには、8時間ごとに尿を破棄することが望ましい
水分摂取
・尿量は、1日1000mlから1500ml以上が望ましい
・水分制限がない場合は、できる範囲内での摂取が望ましい
・お茶やジュースだけでなく、ゼリーやプリンなど水分が多く含まれている食品も利用する
清潔の保持
・外尿道口からの分泌物、便などによる汚染から菌が繁殖しやすいので、毎日、陰部洗浄を行う必要がある
蓄尿パックの管理
・蓄尿パックからの逆流による感染を防ぐため、蓄尿パックは膀胱の高さより低い位置に置く
・1人で動ける療養者には、肩から掛けられるような袋を使用するなど、手で持ち歩かなくてもよいよう工夫する
・車椅子で移動する場合、膀胱の高さより低い位置に蓄尿パックがくるように設置する
・レッグバッグは足に畜尿バックを取り付けるようにしたもので、ズボンやスカートで覆うことができる
・容量350mlのコンパクトなものもある

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2018.12.03 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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膀胱留置カテーテル

尿路結石
→尿路に留置された異物(膀胱留置カテーテル)を核として、尿中に排出された難溶性の物質が結晶化して成長したもの
・結石には、酸性尿で生じるものとアルカリ性で生じるものがあり、尿路感染がある場合、尿は強いアルカリ性となり結石を生じやすくなる
尿路結石の予防
・水分制限がなければ、尿量を増やすため飲水を促す
・クランベリージュースやビタミンCは、細菌の繁殖を抑え、尿のアルカリ化の予防に効果的なため、摂取を勧める
・シリコンコーティングのカテーテルなど、尿中の浮遊物が付着しにくい素材のカテーテルを選択することも有効である
膀胱刺激症状、膀胱留置カテーテルからの尿漏れ
・膀胱留置カテーテルによって膀胱や尿道粘膜が刺激され、膀胱炎症状を呈することが多い
・カテーテル留置によって細菌感染が起こり、それが膀胱刺激症状につながることもある
膀胱刺激症状、膀胱留置カテーテルからの尿漏れの予防
・カテーテルの屈曲や閉塞に注意する
・カテーテルの材質を粘膜刺激の少ないものへ変更する
・カテーテルの固定位置を変更する
萎縮膀胱
→膀胱留置カテーテルの留置が長期化すると、膀胱壁の進展、収縮の機能が低下し、廃用性萎縮を起こす
・カテーテル留置による膀胱の慢性炎症性変化のため、排尿筋の進展性が損なわれ、膀胱用量が減少する
萎縮膀胱の予防
・可能であれば、カテーテルはできる限り早期に抜去し、膀胱壁の機能回復を促す

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2018.12.02 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |