認知症介護と障がい者支援2015年04月

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

2015年03月 | 2015年04月の記事一覧 | 2015年05月
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高齢者の急性疾患の特徴と留意点について、ご紹介します。

高齢者の急性疾患の特徴
・高齢者は加齢により身体組織そのものの働きが低下していることが多く、急性疾患では多臓器の障害を合併することもある
・症状などに多元性・多様性があり、非典型的な症状が現れたり、症状が乏しい場合が多くある
・重症の疾患では、神経・精神症状(意識障害、せん妄など)や脱水などが伴いやすくなる
・ジギタリス薬やβブロッカーによる徐脈性不整脈、消炎鎮痛薬による出血を伴う胃潰瘍など、薬剤の副作用として急性疾患が発症することもある

急変時の対応のための体制
・高齢者が在宅で急変が起こった場合、意識障害、胸痛、呼吸困難などの症状は救急要請を行い、救急車が到着するまで必要な対応をする
・在宅では医療専門家がその場にいなく、訪問看護ステーションや主治医が24時間体制を整えてない場合もあるので、日頃から救急時を想定した連絡網を決めておく

高齢者の急性疾患の留意点
・医師が高齢者の救急患者を診察する場合、急性疾患そのもの以外にも既往症や起こりうる疾患についての把握と判断が重要となる
1.病歴、自覚症状(認知症、失語症、構語障害の有無)
2.バイタルチェック
3.急性症状が出る前の生活状態の把握
4.既往歴
5.現在加療中の疾患と服用している薬剤
6.急変から病院へ来るまでの症状の経緯



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2015.04.30 05:36 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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MRSA感染症について、ご紹介します。

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症
・抗生物質に対する強い体制をもつ菌
・呼吸器や消火器などさまざまな部位に感染症を引き起こす
・常在菌だが、高齢者や体力の弱まった状態では、感染すると難治性となり、予後不良の場合が少なくない

MRSAにかかりやすい人
・血管や尿路にカテーテルを挿入している
・器官内挿管をしている
・褥瘡がある
・手術後の人
・血液疾患で白血球が減少している
・がん患者
・免疫抑制剤を使用している
・高齢者

注意すること
・病院内で医師や看護師などの医療従事者からの感染によって入院患者の間に広がるケースも多い
・免疫力が弱って感染する可能性の高い患者に対しては、接するスタッフを限定し、必要に応じ予防衣の着用、手指の消毒を行う

MRSA感染症患者に対する対策
1.感染防止対策、感染者・保菌者に対する対応
→MRSAは薬剤に対する体制が強く、感染すると治療しにくいため、感染予防を慎重に行う
→感染者に対しては、処置の前後には手洗いと消毒を確実に行う
→感染者については、個室管理や隔離が必要だが、保菌者にはその必要はない
2.感染者への指導および配慮
→MRSAに有効な抗生物質は、バンコマイシン、ST合剤、ミノサイクリン、ホスホマイシン
→鼻腔内保菌者に対しムピロシン軟膏を使うこともある



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2015.04.29 08:31 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い感染症について、ご紹介します。

1.呼吸器感染症
・高齢者に多い呼吸器感染症は、肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核
・主な症状は、せき、たん、呼吸困難、チアノーゼ、発熱、頻脈、食欲不振、せん妄
・呼吸器感染症は、たんを出し、せきの苦痛を取り除く対策とともに、呼吸困難に対する処置が必要
・窒息のリスクを避けるため、口腔内遺物や義歯を取り、呼吸困難を起こした場合は、たんの吸引、酸素吸入をする
・感染予防には、口腔ケアが必要

2.尿路感染症
・膀胱炎など高齢者に最も多い感染症
・主な症状は、頻尿、排尿時痛、発熱、尿閉
・高齢者は発熱しないことがある
・尿閉では、膀胱が尿で充満してくると苦しくなる
・尿閉が重症になると、腎不全、敗血症、ショックを起こすこともある
・女性は尿路が短いため、外から細菌が侵入しやすく、尿路感染症に感染しやすい
・尿路感染症が疑われる場合の検査は、血液検査(CRP、白血球数)と尿検査(尿の外観、尿沈渣、膿尿・細菌尿・血尿の有無)
・原因菌が判明したら、それに合った抗生物質を投与する

3.褥瘡感染症
・褥瘡から感染する感染症
・特に、仙骨部、大転子部(太ももの最上部)、かかとは重症化しやすい
・壊死した組織は感染症の温床となることがあるので、取り除く必要がある
・褥瘡予防は、体位変換、離床、栄養摂取が必要

4.敗血症
・緑膿菌や大腸菌などさまざまな細菌に感染することで起こる重い疾患
・体内にできた病巣から病原菌が血流に流れるため、ショック、呼吸困難、乏尿、高熱、悪寒などの全身症状が突然現れ死に至ることもある
・治療は、血液検査により原因菌を特定し、抗生物質を投与する


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2015.04.28 08:33 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者の感染症について、ご紹介します。

感染症とは
→細菌、ウイルスなどの病原微生物が体内に侵入し、定着、増殖することによって起こる疾病
・病原体:感染した微生物
・感染者:感染した人
・保菌者:体内に菌をもっていても発病しない人

高齢者の感染症の特徴
→せき、発熱、腹痛といった症状が明確に現れないことがある
→食欲不振、無動、失禁、意識障害、脱水が見られることがある
→高齢者は免疫力が低下しているため、さまざまな病原体に感染しやすく、感染すると抵抗力の弱い臓器から発症していく

緑膿菌(りょくのうきん)
→敗血症などさまざまな感染症を引き起こす菌
→健康な人に感染することは少ない
→消毒剤や抗生物質に比較的耐性が強い
→免疫機能の弱まった高齢者などに多く見られる

感染症の予防
1.感染源、感染経路を断つ
→高齢者の衣食住、身の回りの清潔を図ることが大切
→食前の手洗い、うがい、口腔ケア
→病原体に汚染されたり、汚染の疑いのあるものは焼却か消毒する
2.抵抗力
→高齢者は免疫力が低下する傾向にあるため、抵抗力をつけるにはバランスのよい食事で栄養分を貯える
→休養、睡眠を十分にとることが大切
3.サービス提供に必要な情報
→胸部レントゲン、梅毒、B型肝炎抗原、C型肝炎抗体


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2015.04.27 08:50 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症疾患治療ガイドラインについて、ご紹介します。

認知症専門医や認知症サポート医養成研修の実施、かかりつけ医の認知症対応力向上研修の実施などにより、認知症になっても安心して地域での生活を継続できるネットワーク体制の構築が進んでいる

認知症サポート医
→かかりつけ医に認知症診断などに関するアドバイスをしたり、医師会と地域包括センターとの連携づくりを協力するなど、かかりつけ医をサポートする医師

かかりつけ医に対する研修
→地域のかかりつけ医に対し研修を実施することにより、認知症を早期発見するほか、家族の介護負担や不安を理解する知識を身につけ、地域連携の発信者としての役割を担うことが期待されている

2010(平成22)年には、日本神経学会監修による認知症疾患治療ガイドラインが公表され、認知症治療の標準化が進んでいる

地域包括支援センターなどとの連携強化を要件として、認知症の専門診断や、医療連携、家族指導などを行う認知症疾患医療センターの整備も進んでいる

認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)
・厚生労働省の認知症施策検討プロジェクトチームは、認知症施策推進5か年計画を策定し、2012(平成24)年9月に公表した。
・2013(平成25)年度から2017(平成29)年度までの計画で、専門家のチームが早期の診断や支援を行うことで、認知症になっても地域で暮らし続けられることを目指している

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2015.04.26 05:30 | 未分類 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症高齢者への対処療法について、ご紹介します。

認知症高齢者への対処療法
1.心身のリハビリテーション
・通所リハビリテーションや通所介護などで行われる心身のリハビリテーションは、高齢者に適度な心身への緊張や刺激を与え、リハビリテーション効果が期待できる
・在宅で認知症高齢者を介護する家族にレスパイト・ケアを提供することができる

2.生活リハビリテーション
・食事、入浴、排泄など日常の生活を送るうえで必要な行動を高齢者自身がひとつひとつ実践していくことで、生活自立能力を保持し、向上を図る
・少人数の高齢者が介護職員の介護の下、共同生活を送る認知症対応型共同生活介護は、理想的な生活リハビリテーションと言える

3.回想法
・高齢者が話したがる思い出話を、積極的に話してもらうプログラム
・個人的な出来事や懐かしい道具や写真を素材に話してもらうことで見当識の獲得や気持ちの安定を図る

4.リアリティ・オリエンテーション
・認知症高齢者に時間や場所、人物についての正しい情報を繰り返し示すことで現実感覚を導き、失われた見当識を改善する
・認知症高齢者の世界を否定することで、自尊心を傷つけるリスクもあるので実施には十分な配慮が必要
・その他、音楽療法、アニマルセラピー、バリデーション法、絵画療法、箱庭療法などがある


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2015.04.25 05:57 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症高齢者のケアプラン作成について、ご紹介します。

認知症高齢者のケアプラン作成での注意点
1.老人性認知症の特性を理解して問題を見極める
・日常生活で実際に支障となる点に対応した支援計画を作成する
・活動性を維持し、潜在能力を引き出す援助を計画し、認知症の進行を遅らせる工夫をする
・認知症高齢者の希望を取り入れ、適切な介護や支援がなされるようにする
・認知症高齢者が不適切な対応を受けていないか、常に目をくばる
・独居の認知症高齢者は、日常生活上の支障を多面的に把握し、施設などに入所した方がよいか否かを適切に判断する

2.介護者が共倒れにならないよう、介護上の問題を把握する
・身体的、心理的ストレスに配慮して支援する
・第三者として介入する
・介護保険のサービスやそれ以外のサービスなどを組み合わせ、できるだけ在宅での生活が続けられるよう工夫する
・介護者自身のの気分転換や健康の維持に配慮する
・家族介護の限界を見極める

3.社会資源を有効に活用し、ネットワークを拡大させる
・行政や民間の保険・医療・福祉などのサービス情報を日頃から収集し、有効に活用する
・領域を超えて情報のネットワークを拡大し、地域のボランティア団体などの活用を図る
・支援のネットワークをつくり、関係者との情報交換を密にする
・高齢者の病気の治療や財産の問題など、相談できる専門の人材や施設などの資源を確保しておく

4.倫理的配慮、サービスの質の保障をする
・高齢者、家族の人権を守る
・自ら研修、教育の機会をつくり、人間としての教養を身につける


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2015.04.24 07:03 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症介護家族への支援方法について、ご紹介します。

認知症介護家族への支援方法
1.地域包括支援センター
・地域包括支援センターや市町村の本庁には、原則的に、家族などからの認知症に関する相談に応じ、認知症疾患医療センターや医療機関、介護サービス、地域の支援機関とつなぐコーディネーターとなる認知症地域支援推進員が配置されている
※認知症疾患医療センターは、精神保健福祉士などの常勤の連携担当者が配置され、専門医療相談の実施や認知症の診断と対応、地域連携の推進などを行う
・市町村においては、認知症地域支援推進員を中心に、地域の認知症患者やその家族を支援する事業を実施することが望まれている

2.ソーシャルサポート・ネットワーク
・家族や友人、近隣住民、ボランティアなどのインフォーマルサポートと、公的機関や医療機関、フォーマルサービスを包括したサポートネットワークのこと
・円滑に運営されれば、認知症高齢者やその家族への支援に役立つ

3.家族会(当事者組織)の活動
・同じような介護経験をもつ家族が、お互いの介護の苦労や悩みなどを話し合う場
・話し合うことによって、自分を客観的に見つめ直したりしながら、お互いに成長していくことを目的とする


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2015.04.23 07:15 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症高齢者の日常生活自立度判定基準について、ご紹介します。

認知症高齢者とその家族に対するサービスには、専門病院や施設、制度といったハード面とケアサービスなどのソフト面があります。

厚生労働省が示している「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」は、介護支援サービスを進める際のひとつの目安となります。

日常生活自立度判定基準
ランク0
→非該当(認知症なし)
ランクⅠ
→何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内および社会的にはほぼ自立している
ランクⅡ
→日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる
ランクⅡa
→家庭外で、上記(Ⅱ)の状態が見られる
ランクⅡb
→家庭内でも上記(Ⅱ)の状態が見られる
ランクⅢ
→日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする
ランクⅢa
→日中を中心として上記(Ⅲ)の状態が見られる
ランクⅢb
→夜間を中心として上記(Ⅲ)の状態が見られる
ランクⅣ
→日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁にみられ、常に介護を必要とする
ランクM
→著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患がみられ、専門医療を必要とする



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2015.04.22 05:30 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護の受容過程と援助及び家族の介護力について、ご紹介します。

認知症高齢者の介護を家族が行うことになった場合、さまざまな葛藤が現れます。特に、初期の段階では、現状を受け入れることができず、ショックや混乱が次第に、怒りや抑うつに変わっていきます。家族が高齢者の認知症の状態や現状をありのままに受容するになるまでには、いくつかの過程があります。

介護の受容過程
「ショック、混乱」

「怒り、否認、抑うつ」

「依存、回復への期待」

「再適応の努力」

「受容、再適応」


必ずしも同じ受容過程をたどるわけではないが、それぞれの受容過程に沿った適切な相談、助言などの援助をすることが大切

家族には、家族の普遍性と連続性とを維持しようとする消極的な面と新しい経験を受容し変化に適応しようとする積極的な面とがあり、両面の長所をうまく調和させられるような援助をすることが重要

家族の介護力・対応能力の見極め
・介護支援サービスを進めていく際には、介護をする家族に以下の能力がどのくらいあるか把握する必要がある
1.知的能力・自立能力
2.介護をする時間的余裕
3.年齢、健康状態
4.人間関係の対応能力
5.経済力・実践力
6.介護環境・条件の改善能力



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2015.04.21 05:38 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者虐待の判断と対応について、ご紹介します。

高齢者虐待の重症度の判定
・最重度:高齢者の生命に危険があり、緊急の保護が必要
・重度:高齢者の健康や生活に重要な影響を生じている可能性がある
・中等度:今すぐに入院や治療を必要とする外傷はないが、長期的には高齢者の健康状態に問題を残す可能性がある
・軽度:虐待の事実があり、周囲の者も虐待を感じているが、一次的なもので、ある程度の限度がある

高齢者虐待防止法 
・2005(平成17)年11月、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」が成立し、2006(平成18)年から施行
・市町村を主体に位置づけ、虐待を発見した場合、市町村への通報を義務付ける
・高齢者への虐待防止策を具体的に示す
・養護者への相談、指導、助言など養護者の支援のための施策を盛り込む

高齢者虐待防止法の構成
1.目的、定義、国および地方公共団体、国民の責務等
2.相談、指導、助言、通報、立ち入り調査など虐待事例への対応、措置、連携等
3.要介護施設従事者等による高齢者虐待の防止等のための措置、通報等
4.財産上の不当取引による被害の防止、成年後見人制度の利用、罰則、その他

地域包括センターの役割
・地域ネットワークの構築や実体把握、総合相談支援、権利擁護業務などを担う
・高齢者虐待対応の中核機関に位置付けられている
・介入が必要となった場合、高齢者虐待対応の窓口となり、各サービス事業所との連携のもとに対処する


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2015.04.20 05:36 | 権利擁護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者の虐待について、ご紹介します。

介護家族の問題と高齢者虐待
・高齢者に認知症症状がある場合、家族の精神的・肉体的ストレスは多大なものとなる
・ストレスがひずみを生み、家族による高齢者虐待を起こすことがあり、問題となっている
・調査によると、特に認知症の後期高齢者が虐待を受けやすいことがわかっている


高齢者虐待の早期発見
・高齢者虐待は、家庭内に潜在化しやすい問題のため、注意深く観察し、早期に発見することが大切
・普段から、高齢者本人の身体、衣服、動作、表情や雰囲気などに変化がないか注意する
・介護者、家族、親族の様子、居住環境の変化にも気を付ける


高齢者虐待の早期発見のポイント
1.転倒、傷を繰り返している
2.いつも、よだれを垂らしていたり、もうろうとしている
3.身体にアザやみみず腫れなどが絶えずある
4.性器や肛門から出血がある
5.ひどく痩せて、おなかをすかせている
6.おむつが汚れていたり、褥瘡に適切な処置がされていない
7.預金や年金が引き出されているのに、生活費に困っている
8.介護者や家族に対しやたらとおびえ、人に会うことを嫌がる
9.普段は普通に話しができても、介護者や家族がそばにいると黙り込んだり、逆に怒ったり態度が変わる
10.部屋に鍵をかけられていたり、ベットなどに身体を固定されている


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2015.04.19 05:46 | 高齢者 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症高齢者への対応方法について、ご紹介します。

認知症高齢者の介護の基本姿勢

認知症高齢者の介護では、以下に示すことを心がけます
1.高齢者を受け入れ、理解する
→仮に間違ったことを言っても、むやみに訂正したり、叱ったりしない
2.自尊心を傷つけない
→人生の先輩として、相手を尊重する態度や言葉使いに気を付ける。
→高齢者の人間的な感情を無視しない
3.高齢者のニーズやテンポに合わせる
4.安心感を与える
→柔軟性のある態度、温かみのある言葉使い、優しいスキンシップで接する
5.わかりやすく、具体的な話し方をする
→短く、はっきりと、優しく、具体的に馴染みのある言葉で話しかける
6.不安を与えない
→相手の生活歴や生活習慣を尊重し、大きく環境を変えるようなことはしない
7.高齢者のできることに合わせ、残存能力に働きかける
8.孤独にさせない

→高齢者同士の交流の場を設け、役割を見つけられるようにする
9.危険を防止する
→身体的障害は認知症を進行させるため、普段から健康管理に気を配る

認知症高齢者の転倒予防
・認知症高齢者は、高齢によって起こる筋力、敏捷性、平衡感覚の低下に加え、自分自身の心身機能への正確な判断ができなくなっているため、転倒や骨折のリスクが高くなっている
・転倒が発生する時間帯に規則性はなく、昼夜に渡って起こる危険性がある
・環境整備や介護方法の改善を図ると同時に、転倒、骨折を起こさないための支援を行う


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2015.04.18 05:41 | 認知症ケア | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症の評価方法について、ご紹介します。

認知症か、また、その程度はどのくらいかを評価するために、以下に示す簡易知能スケールが利用されている

1.長谷川式認知症スケール(HDS-R)
・一般の高齢者から、認知症の高齢者をスクリーニングする目的で考案されたスケール
・質問、応答形式で、年齢、今日の日付、曜日、現在いる場所、言葉の復唱、簡単な計算といった質問内容9項目で検査する
・最高得点30点のうち、20点以下を認知症、21点以上を非認知症と判定

2.Mini-Mental State Examination(MMSE)
・認知症の簡易検査法として諸外国で広く利用されている
・施行時間は約10分で、最高総得点を30点とし、23点以下の場合、認知症を疑う

厳密には、認知症かどうかの診断を上記の検査結果のみで行ってはならず、診断基準として、一般に、アメリカ精神医学会作成のDSM-Ⅳ-TR(診断統計マニュアル第4版)または、WHO作成の国際疾病分類第10版(ICD-10)が用いられる

統計的にみた認知症
・日本における、65歳以上の老人性認知症の有病率は、約6.3%(男性5.8%、女性6.7%)
・有病率は加齢とともに上昇し、65~69歳では、100人中1~2人、85歳以上では、3~4人に対し1人
・最近の調査では、認知症の原因疾患で最も多いのは、アルツハイマー型認知症、次いで血管性認知症
・認知症高齢者数の将来推計では、2015年には345万人、2020年には410万人、2025年には、470万人以上になるとされている

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2015.04.17 07:57 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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アルツハイマー型認知症と血管性認知症について、ご紹介します。

1.アルツハイマー型認知症
原因
→原因は不明

症状
→知能全般に障害が現れるが、血管性認知症に比べ、初期の段階から徐々に人格が変化する
※発病前の性格の特徴がみられなくなる
→進行は慢性的で緩慢だが、末期には重度の認知症となる
→血管性認知症よりも見当識などの能力が低いにもかかわらず行動範囲が広く、行動障害を伴いやすい
→身体疾患や徘徊などによる下肢の骨折から、寝たきりになることが多い

診断
→臨床症状の観察
→CTスキャン
→MRI

治療
→塩酸ドネぺジルやガランタミンなどによる薬物治療
→デイケア、作業療法、レクリエーション療法

2.血管性認知症
原因
→脳梗塞、脳出血などの脳血管障害により脳の神経細胞や組織が障害されたり、血液の循環が阻害されることによって起こる

症状
→記憶力や計算能力の障害が大きいわりには、判断力、理解力は保たれることが多い
→人格の変化は少なく、発病前の性格が比較的保たれる
→感情の起伏が激しく、ささいなことで怒ったり、涙もろくなったりする情動失禁が見られる
→脳血管障害の発作のたびに悪化することが多い

診断
→臨床症状の観察
→CTスキャン
→MRI
→MRA(核磁気血管撮影)

治療
→脳代謝賦活薬、脳循環改善薬が用いられる


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2015.04.16 07:44 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症高齢者の一般的な症状について、ご紹介します。

認知症の中核症状
→記銘・記憶力障害、見当識障害、理解・判断力低下など

認知症高齢者の一般的な症状
1.中核症状
・記銘・記憶力障害
・見当識障害(日時、場所、人物が分からなくなる)
・計算力の低下
・知識、理解・判断力の低下
・実行機能障害
2.日常生活能力の障害
・着脱行為の障害
・食事摂取行為の障害
・排尿・排便行為の障害(失禁)
・入浴行為の障害
・歩行の障害(寝たきり)
3.精神障害
・妄想(もの盗られ妄想など)
・せん妄
・不眠
・幻覚
・異食
・過食
・自傷
・自殺企図
・興奮
・抑うつ
・躁状態
・情動失禁
・人格変化
4.行動障害
・徘徊
・昼夜の区別不能
・叫声
・攻撃的行為
・破衣行為
・不潔行為
・収集癖
・わいせつ行為
5.身体症状
・運動障害
・構音障害
・嚥下障害
・摂食障害

認知症の行動・心理症状(BPSD
→周辺症状として現れる精神症状や行動障害の総称

認知症発症前後のさまざまな状況変化
→感覚器の機能低下(聴力や視力の低下など)
→心理的変化やストレス(親しい人との離別など)
→環境の変化(入院、転居、退職など)
→その他(孤立、不安、不適切な住環境、ネグレクト、過干渉、生理学的不調、身体合併症など)



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2015.04.15 08:07 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
DSC_0639_convert_20150411074255.jpg


認知症の症状について、ご紹介します。

認知症
・脳の後天的器質障害により知能が低下し、日常生活に支障をきたす状態
・慢性器質性精神疾患として、介護上の問題も多い

国際疾病分類第10版による認知症の定義
→「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断など多数の高次大脳機能の障害からなる症候群」

認知症の分類
1.アルツハイマー型認知症
→女性に多い、人格変化、行動範囲が広い
2.血管性認知症
→男性に多い、人格変化は少ない、まだら認知症
3.その他の認知症
→脳変性疾患、感染性疾患、甲状腺疾患、内分泌代謝性疾患、硬膜下血腫、脳腫瘍などを原因疾患とする認知症

認知症の原因
1.脳血管障害
→血管性認知症(脳梗塞、脳出血)

2.脳変性疾患
→アルツハイマー型認知症、ピック病、レビー小体型認知症

3.外傷性疾患
→頭部外傷、慢性硬膜下血腫
4.感染性疾患
→進行麻痺、各種髄膜炎および脳炎
5.内分泌代謝疾患
→甲状腺機能低下、副甲状腺機能異常、ビタミンB12欠乏症、ウィルソン病
6.中毒性疾患
→アルコール、鉛、水銀、マンガンなどの中毒、一酸化炭素中毒
7.腫瘍性疾患
→脳腫瘍
8.その他
→正常圧水頭症、てんかん、多発性硬化症


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2015.04.14 05:35 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
DSC_0597_convert_20150411074201.jpg


老年期統合失調症について、ご紹介します。

老年期統合失調症
症状
→統合失調症は多くは思春期に発病し、幻覚や妄想、精神的興奮、独語、現実との遊離、強い不安、孤独感などさまざまな症状がある
→老年期の統合失調症は、激しい症状よりも無関心で自閉的な態度となり感情が鈍くなってきて、穏和になり、対人関係の障害も目立たなくなる

介護
→統合失調症の場合、生きている実感に乏しく、本人なりの生活のしかたが環境の変化や他者からの見られ方によって左右されやすいという特徴があるため以下の対応をとる
・その人に特有な内的世界を理解し信頼関係を作る
・その人の内的世界についてあれこれ尋ねない
・再発防止のため、服薬を継続する支援をしていく


老年期パーソナリティ障害
・若いころからある性格の偏りが老年期になって際立って現れるもの
・本人が悩むことはほとんどない
・精神障害や臓器質疾患がなくても、正確がひどく偏ることから、他人に苦痛を与えたり、日常生活が困難になるなどの障害がでるものをいう

症状
→性格が、自己中心的、頑固、猜疑的、非協調的、意地悪、怒りっぽいなど
→周囲の人と摩擦を起こしやすく、施設などでの共同生活そのものを継続するのが難しい

治療
→本人の元々の性格の偏りが根本にあるため、治療は困難


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2015.04.13 08:21 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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老年期神経症について、ご紹介します。

老年期神経症
・心理的・環境的要因によって起こる心身の機能障害の総称
・男性よりも女性に多く見られる

原因
→加齢による身体の衰えや病気などの身体的要因に加え、心理・環境の要因がきっかけとなって発症する※心理・環境の要因とは、親しい人との死別・離別、孤独、家庭内トラブル、退職、転居、経済的問題などさまざまな不安
→患者の発症前の性格は、几帳面で完全志向、自信がなく依存心が強い、内向的、過敏など

症状
→抑うつ神経症、不安神経症、心気症

治療
→医師の診察を受け、精神療法を中心に支持的精神療法が行われる→不安神経症、心気症には抗不安薬を投与
→抑うつ神経症には、抗うつ薬を投与

介護
→神経症の人は、身体的不満の訴えや些細なことに対するこだわりを繰り返し訴えることが多く、「たいしたことではない」といった対応をしがちだが、そのような対応は本人の孤立感を深めることになる。
→本人の不安や苦悩が少しでも軽減するようなかかわり方をし、決して相手を否定しないことが大切

具体的なかかわり方
・本人の話しに耳を傾け、つらさや不安を受け止め、一緒に悩む
・具体的な訴えがある場合は、本人が納得するまで付き合う
・生活の場を快適に整備する
・散歩や趣味などの環境づくりをする



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2015.04.12 08:38 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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老年期うつ病について、ご紹介します。

老年期うつ病
・50から64歳の初老期に発症するうつ病
・高齢者の自殺原因のひとつ
・軽症のものを含めると、老年人口の3から5パーセントがうつ病

原因
→遺伝的要因によるものは少なく、環境・心理・身体的要因に個人の性格的要因が加わることが多い
※環境・心理・身体的要因とは、親しい人との死別・離別、家庭内トラブル、退職、転居、病気など
→発症前の患者の生活の特徴は、几帳面、まじめ、完全主義、正義感が強いといった執着気質が多い

病状
→気分が沈む抑うつ気分
→何をするにも億劫になる行動の抑制
→考えがまとまらないという思考の抑制
→不眠、食欲低下
→自殺念慮、自殺企図

治療
→早期に医師の診察を受ける
→抗うつ薬の投与が有効だが、高齢者の場合、ふらつき、転倒、口の渇き、便秘などの副作用が出やすい

介護
→躁状態のときは、些細なことで大声を発したり、攻撃的になったりするので、なぜそのような反応を起こしているのかを理解するよう努める
→本人の気分を落ち着かせ、十分な睡眠がとれるようにする
→行動障害のコントロールが困難なときは、入院させることも検討する
→うつ状態のときは、その人の不安や悩みなどの訴えを受け止め、本人の気持ちの負担を軽くする配慮が必要
→病気の初期と回復期には、自殺企図が多いので注意を要する

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2015.04.11 09:09 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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老年性幻覚妄想状態について、ご紹介します。

老年性幻覚妄想状態
・初老期から老年期に発症し、統合失調症と近い疾患
・発病年齢が比較的高いことや、症状や経過の違いから、統合失調症とは区別されている

原因
→原因は不明
→女性に多く、男性の約2倍
→難聴や高度の視力障害など感覚器の障害者にも多く見られる
※こういった身体的な要因に離婚や配偶者との死別による孤独、隣人とのトラブルなどの環境要因が引き金になって発症すると言われている

症状
→主な症状は、幻覚や妄想
→幻覚は幻聴が多く、自分に対する悪口などの声が聞こえると訴える
→妄想は、思考内容の障害であり、思考内容の誤り

※頭に浮かんだ誤った考えを強く信じ込み、周囲の人が説得しても考えを変えることができない(被害妄想や迫害妄想が多い)
→慢性体幹幻覚症、皮膚寄生虫妄想のように、妄想のみで幻覚を伴わないものもある

特徴
→老年期幻覚妄想状態では、一般に人格の変化を伴うことは少ない
→老年期幻覚妄想状態は、青年期の統合失調症と異なり、人格の変化や思考過程の乱れが少なく、大抵は予後も良好

治療
→早期に医師の診断を受けることが必要
→本人には病気の認識がないので、説得して受診させるようにする
→抗精神病薬による薬物治療が有効


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2015.04.10 07:02 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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せん妄について、ご紹介します。

せん妄とは
・精神障害の一種で、精神疾患名ではなく症状名

原因
→多くは、脳血管障害、認知症、脳腫瘍、頭部の外傷といった脳の器質的な疾患から起こる
→心疾患、呼吸器疾患、腎疾患、感染症、手術、脱水、骨折、低栄養、抗精神病薬など薬剤の副作用で起こることもある

症状
→軽い意識混濁、幻覚、錯覚、精神的興奮が現れる
→落ち着きがなくなり、徘徊する
→日常動作でその場の状況にそぐわない言動をする
→幻覚の中でも幻視が多く見られる
→多くの場合、夜間に強く症状が現れる

特徴
→通常は可逆性があり、症状は2、3日から1週間程度で治る
→多動や落ち着きのなさを示す活動過剰型せん妄が多く見られる
→活動が低下し、ぼんやりとした状態になったり、無気力・無関心になる活動減少型せん妄が現れることもある

治療
→明らかな原因や誘因があれば取り除く
→介護者は保護的、受容的に接するように心がけ、患者がケガをする恐れがある場合以外は、行動を拘束しない
→部屋の照明を適度に明るくし、患者が日常慣れ親しんだ物品などを配置して安心感を与え、見当識を回復するきっかけを与える
→夜間に起こるせん妄の場合は、生活のリズムを整える
→幻覚などからくるせん妄や興奮が激しい場合は、少量の向精神薬を短期間用いる


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2015.04.09 07:43 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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引き続き、皮膚疾患について、ご紹介します。

4.皮脂欠乏症
・冬などに、下腿や背部の皮膚表面の皮脂が欠乏し、皮膚が乾燥した状態になること
・かぶれや何度も引っかいたりしても発症する

症状
→通常はかゆみ

治療
→高齢者は、特に冬は乾燥しやすいので、スキンケアを欠かさずやる
→入浴後、保湿剤を塗布する
→熱過ぎる風呂の入浴や長風呂は避ける
→ナイロンタオルでの物理的摩擦は避ける
→皮脂を取り除いてしまうような石鹸の使用は避ける

5.湿疹(しっしん)
・皮膚表面の多様な炎症性反応の総称

症状
→赤みのある発疹とかゆみが起こる

治療
→通常、ステロイドの外用薬を用いる

6.帯状疱疹(たいじょうほうしん)
・水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こるウイルス性の疾患

特徴
→ウイルスに対する免疫能が低下して、幼児・小児期に感染し、潜伏していた水痘・帯状疱疹として現れる
→成人では、伝染することはほとんどない

症状
→通常、身体の右または左半身に、帯を巻いたように痛みを伴う小さな水ぶくれが集まるようにしてできる
→顔や四肢にできることもある

治療
→軽傷なら自然に治るが、高齢者の場合、重傷化し、痛みが残ったり潰瘍になることもある
→重症の場合、入院して、抗ウイルス剤、皮膚科外用処置、疼痛治療が並行して行われる


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2015.04.08 06:44 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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皮膚疾患について、ご紹介します。

皮膚は加齢変化の激しい臓器のひとつです。皮脂の分泌低下のために皮膚が乾燥しがちになり、皮膚感染症にもかかりやすくなります。高齢者に多いものを以下に示します

1.疥癬(かいせん)
・ヒゼンダニが皮膚のうち一番外側にある垢の層(各層)に寄生して起こる感染症

特徴
→手や手首、陰嚢(いんのう)や指の間、わきの下など身体のやわらかいところや関節の内側など広範囲に赤い発疹(ほっしん)ができる
→病院や施設などで集団感染することがあるので、衣類や寝具の日光消毒を徹底する

症状
→特に夜間に激しいかゆみを伴う
→手や手首にできる疥癬トンネルと呼ばれる細長い発疹が特徴的

治療
→内服治療
→場合によっては外用治療

2.白癬(はくせん)
・角層がカビの一種である白癬菌に感染して起こる疾患

特徴
→足白癬(水虫)、爪白癬のほか、股や体幹にできることもある

症状
→かゆみ、腫れ、痛みなど
→糖尿病など基礎疾患があると重症化しやすいので注意が必要
→夏に症状が悪化しやすいが、冬の間も潜伏して感染していることがある

治療
→局所の清潔、乾燥を保つ
→スリッパやバスマットの共用を避ける


3.カンジダ症
・カビの一種であるカンジダに感染して起こる

症状
→菌は、オムツの中など湿った環境を好み、皮膚や粘膜に常在する
→免疫不全などが起こると菌は増殖して症状が現れる

治療
→薬を塗布する
→重症の場合、内服薬


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2015.04.07 07:22 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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泌尿器疾患について、ご紹介します。

1.前立腺肥大
・膀胱の出口の尿道を囲むように存在する男性のみの臓器である前立腺が腫れた状態になる疾患
・尿道が圧迫されて排尿障害や排尿困難が起こる

症状
・50歳代から夜間の頻尿
・尿意の切迫感
・尿の勢いの低下
・症状は年齢とともに強くなり、進行すると閉尿となる

治療
・多くの場合、薬物治療で改善される
・日常生活に支障が出る場合、手術を要する

2.前立腺がん
・主に前立腺の外腺に発生するがん
・前立腺がんマーカー(PSA)の血液検査で早期発見できる

治療
・がんが前立腺の内部に留まっていれば手術が可能
・ホルモン療法
・放射線療法
・小線源療法(前立腺の中に、小さな放射線物質の粒を埋め込む療法)

3.尿路結石
・結石が腎臓を出て尿管に詰まる疾患
・強烈な痛みを生じる

治療
・体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

4.尿閉
・尿をつくる機能には問題がないが、何らかの原因で膀胱にたまった尿を排出できない状態
・前立腺肥大症、尿路結石、尿路感染症、神経障害、膀胱機能障害、薬剤の副作用などで起こる

治療
・尿閉を繰り返す場合、手術で肥大した前立腺を削る

5.尿失禁
・何らかの原因により、尿を漏らしてしまう状態

尿失禁の種類
・切迫性尿失禁
・腹圧性尿失禁
・反射性尿失禁
・機能性尿失禁


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2015.04.06 08:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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産婦人科系の疾患について、ご紹介します。

高齢の女性は女性ホルモン(エストロゲン)が不足するため、膣粘膜が薄くなり、自浄作用が低くなって感染を起こしやすくなるます

主な疾患は、子宮脱、更年期障害です

1.子宮脱
・子宮が正常な位置から下垂し、膣口外に出てしまう状態のこと
・子宮の一部が膣口外にでるものは不完全子宮脱
・子宮の下降が膣入口までのものは子宮下垂
・子宮全体が脱出してしまうものは全子宮脱

原因
→加齢によって子宮を支えている筋肉や靭帯が弛緩するために起こる
→お産の回数が多い人や、力仕事をする人が歳をとると起こりやすい
→腹圧がかかると容易に子宮が下降する

症状
→脱出の程度にもよるが、不快な違和感や圧迫感
→排尿障害

治療
→輪状のペッサリーなどで固定する
→全子宮脱の場合やペッサリーで固定できない場合、手術を行う

2.更年期障害
・更年期における心身の乱れや不調の訴えなどの総称

原因
→エストロゲンの減少により自律神経が失調することから起こると考えられている

症状
→のぼせや顔のほてり、冷え、動悸
→症状の現れ方や期間、強さなどには個人差がある

治療
→ホルモン補充療法
→漢方療法
→心理・精神療法

3.その他の疾患
膣炎、骨粗鬆症、脂質異常症、子宮がん、乳がんなど


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2015.04.05 00:35 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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引き続き、筋・骨格系の疾患について、ご紹介します。

7.変形性関節症
・関節の軟骨が変性し、軟骨にかかる負荷が過剰なために起きる疾患
・主要な症状は、関節の痛み、腫れ、変形、関節が伸ばせなくなるなど

変形性関節症
・先天性要因または後天性要因により、股関節の構造が障害されることにより起こる

症状
→主に痛みや歩行障害
→進行すると関節の曲りが悪くなり、日常生活に支障をきたす

治療
→消炎鎮痛剤の服用、杖の使用、運動制限、肥満の解消、温熱療法、股関節周囲筋の強化などの保存療法

変形性関節症
・加齢による関節軟骨の変形に、肥満やO脚などによる負荷が加わって発症する

症状
→被座を深く曲げたときや長時間の歩行の痛み
→関節に水が溜まることもある
→進行すると膝の屈伸が十分にできなくなり、O脚がますますひどくなる

治療
→痛みが強いときには安静にし、湿布、消炎鎮静剤、関節内注射を用いる
→温熱療法、膝周囲筋の強化、膝装具、足底板なども用いる

関節保護のポイント
・関節摩耗と助長する動作を避ける
→手で体重を支える
→蛇口をひねる
→長時間の歩行
→階段昇降
・自助具を活用し、関節の負担を軽減する
・ドアを押し開き式にするなどドアノブに工夫する



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2015.04.04 07:20 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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引き続き、筋・骨格系の疾患について、ご紹介します。

5.関節リウマチ
・中年以降の女性に多い進行性の多発性関節炎
・全身の関節が腫れて痛む
・発症には、自分の身体に対して抗体をつくってしまう自己免疫が深くかかわっていると考えられている

症状
→症状には日内変動があり、特に朝夕に動きにくくなるのが特徴
→動かし始めはこわばって動かしにくいが、使っているうちにだんだん動かせるようになる
→痛みは天候に左右されやすく、雨の日や寒い日には痛みが強くなる

対応
→根本的な治療法はない
→日常生活の負荷を軽減できるよう、薬物療法、リハビリテーション、手術療法を行う
→適度な安静が必要だが、安静を取りすぎると廃用症候群が起こる
→症状の日内変動を踏まえ、関節を保護しながら無理のない運動ができるようにする
→関節が変形して日常生活が不自由になるため、自助具や福祉機器の活用、環境整備なども必要となる

6.後縦靭帯骨化症
・脊柱管に付着している脊椎と脊椎を連結している後縦靭帯が徐々に骨化して脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することによって起こる
・40歳以上の男性に多く、原因は不明

症状
→頸椎部の骨化では、上肢の痛みやしびれ、知覚鈍麻→進行すると、上下肢の麻痺、排尿や排便障害が起こる
→転倒や転落で急激に悪化することがある

治療
→頸椎装具、頸椎牽引、消炎鎮痛剤、筋弛緩剤
→症状が強い場合、手術療法が行われる


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2015.04.03 05:40 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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引き続き、筋・骨格系の疾患について、ご紹介します。

2.転倒
・高齢者は加齢により運動機能や反復能力、筋力が低下して転倒しやすい
・睡眠薬や精神安定剤を服用していると、薬の影響で転倒することもある

予防
→床や道路の段差をなくす
→手すりを設置する
→照明を明るくする
→滑りやすいものを床に置かない
→股関節を保護するヒップ・プロテクターを使用すると、転倒した場合でも骨折するリスクが軽減する

3.骨折
・高齢者の骨折は転倒によるものが非常に多い
・骨粗鬆症の場合、着替えや体位変換などの軽い動作で骨折することもある

骨折することの多い部位
→大腿骨頸部:太もものつけ根部分
→胸椎や腰椎:胸部分が胸椎、腰部分が腰椎
→橈骨遠位端:手首のあたり
→上腕骨近位端:腕のつけ根
→肋骨

大腿骨骨折
→座ることも困難なため、部位を固定して安静にしているうち、寝たきりになるリスクが高い
→可能な限りの早期手術と術前術後のリハビリテーションによる運動機能の低下防止が重要

4.脊椎損傷
・事故による脊椎(背骨)の骨折や脱臼、腫瘍などの疾患が原因で脊椎神経が損傷されるもの
・脊椎は運動神経や感覚神経を束ねているため、損傷されると運動や感覚の神経伝達路が切断され、麻痺や排尿排便障害などが起こる

特徴
→脊椎の損傷部位により障害の程度は異なり、損傷の位置が上部になるほど多くの機能が麻痺し障害が重くなる


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2015.04.02 07:41 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
CIMG5914_convert_20150331055550.jpg


筋・骨格系の疾患について、ご紹介します。

筋・骨格系の変化
・個人差が大きい
・骨量は18歳前後に最大となり、その後、徐々に低下傾向となる
・筋力は加齢とともに低下する
・運動をせず、筋肉を使用しないことが続くと、さらに筋力の低下が進み、筋委縮が起こりやすくなる

1.骨粗しょう症
・性ホルモンの低下、運動不足、カルシウム不足、日光浴不足、更年期などが原因で骨の形成が阻害され、骨密度が減少してもろくなる疾患

原因
・古い骨を壊す量が多く新しく形成する量が追い付かくなった状態
・女性ホルモンが減少する閉経後の女性に多く見られる


予防・治療
・カルシウムを多く含む食品の摂取
→乳製品、魚類、豆腐、納豆、いりごま、小松菜など
・適度の運動
→骨にかかる力が大きく繰り返しが多い運動が予防に効果がある
→散歩や水泳など骨にかかる力が小さい運動は、継続して行うことで効果がある
・日光浴
→日光浴により、カルシウムの吸収や骨の形成に重要な働きのあるビタミンDが形成される
・薬物療法
→痛みの軽減や骨折予防に使用する
→骨吸収を抑える薬(性ホルモン、カルシトニン)
→骨形成を助ける薬(ビタミンK2)
→吸収と形成を調節する薬(ビタミンD3、カルシウム)

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2015.04.01 08:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |